第25回 言語聴覚士国家試験 第78問
耳鼻咽喉科学第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第78問(耳鼻咽喉科学)の正答は 5 です。喉頭全摘出術後の状態を問う問題である。
問題
単純喉頭全摘出術後に生じるのはどれか
a.誤嚥
b.複視
c.歩行障害
d.嗅覚障害
e.気管孔呼吸
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.5%やさしい
185人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — d・e
喉頭全摘出術後の状態を問う問題である。喉頭全摘では気道と食道が完全に分離され、永久気管孔から呼吸するため気管孔呼吸となり、鼻腔への気流が失われて嗅覚障害を生じる。該当はd・eで、選択肢5が正答。
【各選択肢の解説】
a. 誤嚥
❌ 誤り。正しくは気道と食道が分離されるため誤嚥は生じない。
❌ 誤り。正しくは気道と食道が分離されるため誤嚥は生じない。
b. 複視
❌ 誤り。喉頭摘出と無関係。正しくは複視は眼球運動の障害(動眼・滑車・外転神経など)で生じ、喉頭全摘では生じない。
❌ 誤り。喉頭摘出と無関係。正しくは複視は眼球運動の障害(動眼・滑車・外転神経など)で生じ、喉頭全摘では生じない。
c. 歩行障害
❌ 誤り。喉頭摘出と無関係。正しくは喉頭全摘は下肢の運動や平衡に関わらず、歩行障害は生じない。
❌ 誤り。喉頭摘出と無関係。正しくは喉頭全摘は下肢の運動や平衡に関わらず、歩行障害は生じない。
d. 嗅覚障害
✅ 正しい(=正答)。鼻腔へ気流が流れず嗅覚が低下する。
✅ 正しい(=正答)。鼻腔へ気流が流れず嗅覚が低下する。
e. 気管孔呼吸
✅ 正しい(=正答)。永久気管孔からの呼吸となる。
✅ 正しい(=正答)。永久気管孔からの呼吸となる。
【試験対策ポイント】
喉頭全摘では気道と消化管が分離される結果、誤嚥は生じなくなる一方、永久気管孔呼吸・嗅覚低下・音声喪失(代用音声が必要)が生じる。術後変化を解剖学的分離の観点から整理する。
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