STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第15問

臨床神経学第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第15問(臨床神経学)の正答は 4 です。右動眼神経麻痺と左片麻痺を呈する病巣を問う問題である。

STワンコイン模試 いま本番なら、何点か。本試験換算で、いまの目安をチェック。1回まるごと500円。順位と本試験換算の点を受けるたびに集計。第1回の本試験換算 平均118点(合格ラインは120点)。締切なし・スマホOK・中断OK。解説は印刷やPDF保存ができる。
問題
60歳の男性。神経所見は右動眼神経麻痺と左片麻痺を認める。 病巣はどこか。
  1. 1.橋
  2. 2.延髄
  3. 3.小脳
  4. 4.中脳 ✓
  5. 5.大脳

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.4%標準

245人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 中脳

右動眼神経麻痺と左片麻痺を呈する病巣を問う問題である。同側の動眼神経麻痺と対側の片麻痺は中脳腹側の障害(Weber症候群)で生じる。選択肢4が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 橋
❌ 誤り。橋の障害では外転・顔面神経麻痺や交代性麻痺(Millard-Gubler症候群など)を示す。正しくは動眼神経核は中脳にあり、動眼神経麻痺+対側片麻痺は中脳の病巣を示す。
2. 延髄
❌ 誤り。延髄では舌下神経麻痺やWallenberg症候群(延髄外側)などを示す。正しくは動眼神経麻痺を伴う交代性片麻痺の病巣は中脳である。
3. 小脳
❌ 誤り。小脳障害は運動失調が主体で、動眼神経麻痺+片麻痺の組合せは生じない。正しくはこの組合せは中脳腹側の病巣で生じる。
4. 中脳
✅ 正しい(=正答)。中脳腹側(大脳脚)の障害で、同側動眼神経麻痺+対側片麻痺(Weber症候群)を呈する。
5. 大脳
❌ 誤り。大脳半球の障害では片麻痺は生じるが、同側動眼神経麻痺は説明できない。正しくは脳神経麻痺と対側片麻痺がそろう交代性片麻痺は脳幹(ここでは中脳)の病巣である。

【試験対策ポイント】

交代性片麻痺(同側の脳神経麻痺+対側の片麻痺)は脳幹病巣を示す。中脳=動眼神経(Weber症候群)、橋=外転・顔面(Millard-Gubler)、延髄=舌下神経が目安。「同側の脳神経の高さ」が病巣レベルを教える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この範囲(臨床神経学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「臨床神経学」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など23科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 臨床神経学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)