STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第156問

失語症第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第156問(失語症)の正答は 2 です。目標語「浮き輪(うきわ)」に対する発話と症状の組合せで正しいものを問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
目標語「浮き輪(うきわ)」に対する発話と症状との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.「うちわ」 —————— 無関連錯語
  2. 2.「うしわ」 —————— 音韻性錯語
  3. 3.「えーと、あれ」 ——— 迂言
  4. 4.「ドーナツ」 ————— 形式性錯語
  5. 5.「うきちわ」 ————— 新造語

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 「うしわ」 ── 音韻性錯語

目標語「浮き輪(うきわ)」に対する発話と症状の組合せで正しいものを問う問題である。「うしわ」は音素(き→し)の置換で、音韻性錯語にあたる。選択肢2が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 「うちわ」 ── 無関連錯語
❌ 「うちわ」は目標語と音が近く、音韻性(または形式性)錯語にあたる。
2. 「うしわ」 ── 音韻性錯語
✅ 正しい(=正答)。音素の置換による誤りで、音韻性錯語。
3. 「えーと、あれ」 ── 迂言
❌ 迂言は「泳ぐとき使うもの」のように説明で言い換えるもの。これは喚語困難の表れ。
4. 「ドーナツ」 ── 形式性錯語
❌ 形式性錯語は音が似た実在語。意味(丸い物)寄りで、形式性錯語ではない。
5. 「うきちわ」 ── 新造語
❌ 目標語に音が近く音韻性錯語にあたる。新造語は原型をとどめない非語。

【試験対策ポイント】

錯語は、音素の誤り=音韻性錯語、別の実在語=語性錯語(意味性/無関連/形式性)、原型不明の非語=新造語に分類される。形式性錯語は「音が似た実在語」、迂言は説明的な言い換え。目標語との音・意味の関係で型を見分ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 失語症 の過去問一覧

スポンサーリンク