STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第162問

高次脳機能障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第162問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。一側半球損傷時に、損傷半球と反対側の一側肢にみられる障害を問う問題である。

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問題
一側半球損傷時に一側肢にみられる障害はどれか。
  1. 1.観念性失行
  2. 2.構成障害
  3. 3.肢節運動失行 ✓
  4. 4.観念運動性失行
  5. 5.模倣行動

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.1%標準

254人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 肢節運動失行

一側半球損傷時に、損傷半球と反対側の一側肢にみられる障害を問う問題である。肢節運動失行は損傷半球の対側肢に出現する。選択肢3が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 観念性失行
❌ 誤り。通常は両手に現れる(左半球病変で両側性)。正しくは優位半球(左頭頂葉など)の病変で両側の手に生じ、一側肢に限られない。
2. 構成障害
❌ 誤り。描画・構成の障害で、一側肢に限局しない。正しくは左右どちらの半球損傷でも生じ、描画や積木構成など空間的な構成行為全般が障害される。
3. 肢節運動失行
✅ 正しい(=正答)。損傷半球の対側の一側肢に巧緻運動の拙劣さが現れる。
4. 観念運動性失行
❌ 誤り。両側に現れることが多い。正しくは優位半球(左半球)病変で両側の肢に出現する。
5. 模倣行動
❌ 誤り。前頭葉症状で、一側肢の障害ではない。正しくは前頭葉病変で、検者の動作を指示なしにまねてしまう行動の異常である。

【試験対策ポイント】

肢節運動失行は、損傷半球の対側肢に生じる巧緻運動の拙劣化で、一側性に現れるのが特徴。観念性失行・観念運動性失行は左半球病変で両側性に出ることが多い。模倣行動・構成障害は一側肢限局ではない。「一側肢=肢節運動失行」と対応づける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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