STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第163問

高次脳機能障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第163問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。記憶障害のリハビリテーションで適切でないものを問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
記憶障害のリハビリテーションについて適切でないのはどれか。
  1. 1.自身の障害についての認識を促す。
  2. 2.こまめにメモを取ることを促す。
  3. 3.試行錯誤しながら覚えることを促す。
  4. 4.スケジュール表を壁に貼ることを促す。
  5. 5.同じ障害がある人たちとの交流を促す。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 81.7%やさしい

142人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 試行錯誤しながら覚えることを促す。

記憶障害のリハビリテーションで適切でないものを問う問題である。記憶障害では誤りも一緒に学習してしまうため、試行錯誤(誤りを含む学習)は不適切で、誤りなし学習が推奨される。選択肢3が正しい(=適切でない)。


【各選択肢の解説】

1. 自身の障害についての認識を促す。
❌ 適切。気づき(自己認識)を高める。
2. こまめにメモを取ることを促す。
❌ 適切。外的補助(メモリーノート)の活用。
3. 試行錯誤しながら覚えることを促す。
✅ 適切でない(=正答)。誤りも学習されてしまうため、誤りなし学習が望ましい。
4. スケジュール表を壁に貼ることを促す。
❌ 適切。環境的手がかりの利用。
5. 同じ障害がある人たちとの交流を促す。
❌ 適切。心理的支援・情報共有に有用。

【試験対策ポイント】

記憶障害のリハでは、誤りを記憶してしまうのを防ぐ「誤りなし学習(errorless learning)」が基本。外的補助(メモ・スケジュール表)、環境調整、自己認識の促進、ピアサポートが有効。試行錯誤による学習は誤反応を強化するおそれがあり、適さない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)