STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第172問

言語発達障害学第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第172問(言語発達障害学)の正答は 5 です。PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれる目標を問う問題である。

STワンコイン模試 いま本番なら、何点か。本試験換算で、いまの目安をチェック。1回まるごと500円。順位と本試験換算の点を受けるたびに集計。第1回の本試験換算 平均118点(合格ラインは120点)。締切なし・スマホOK・中断OK。解説は印刷やPDF保存ができる。
問題
PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれている目標はどれか。
  1. 1.構文の形成
  2. 2.絵カードの選択
  3. 3.音声言語の表出
  4. 4.質問-応答関係の成立
  5. 5.自発的なコミュニケーションの開始 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60.2%標準

176人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 自発的なコミュニケーションの開始

PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれる目標を問う問題である。PECSは、欲しい物の絵カードを相手に手渡して要求することから始め、子どもの側からコミュニケーションを開始することを最重視する。選択肢5が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 構文の形成
❌ 誤り。文の構成は後の段階で扱うが、最重点ではない。正しくは文の構成はフェイズIV(文構成)で扱う段階の目標で、最重点は自発的なコミュニケーションの開始である。
2. 絵カードの選択
❌ 誤り。弁別は中盤の段階だが、最初の核心は自発的な手渡しにある。正しくは絵カードの弁別はフェイズIIIで扱う。
3. 音声言語の表出
❌ 誤り。音声の表出を直接の第一目標とはしない。正しくはPECSの目標は絵カードを使った自発的な伝達で、音声言語の表出は直接の目標としない。
4. 質問-応答関係の成立
❌ 誤り。質問への応答も扱うが最重点ではない。正しくは「何が欲しいの?」への応答はフェイズVで扱う段階の目標である。
5. 自発的なコミュニケーションの開始
✅ 正しい(=正答)。子どもの側から絵カードを手渡し、自発的に関わりを始めることを最重視する。

【試験対策ポイント】

PECSは、まず「絵カードを相手に手渡して要求する」ことから始め、自発的なコミュニケーションの開始を育てるのが最大の特徴。プロンプト依存を避け、子ども主導での働きかけを重視する。絵カードの弁別(フェイズIII)・文の構成(フェイズIV)・質問への応答(フェイズV)は後の段階で扱う。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 言語発達障害学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)