STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第172問

言語発達障害学第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第172問(言語発達障害学)の正答は 5 です。PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれる目標を問う問題である。

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問題
PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれている目標はどれか。
  1. 1.構文の形成
  2. 2.絵カードの選択
  3. 3.音声言語の表出
  4. 4.質問-応答関係の成立
  5. 5.自発的なコミュニケーションの開始

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 64.9%標準

97人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 自発的なコミュニケーションの開始

PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)で最も重点が置かれる目標を問う問題である。PECSは、要求を相手に絵カードを手渡すことで、自発的なコミュニケーションの開始を育てることを最重視する。選択肢5が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 構文の形成
❌ 文の構成は後の段階で扱うが、最重点ではない。
2. 絵カードの選択
❌ 弁別は中盤の段階だが、最初の核心は自発的な手渡しにある。
3. 音声言語の表出
❌ 音声の表出を直接の第一目標とはしない。
4. 質問-応答関係の成立
❌ 質問への応答も扱うが最重点ではない。
5. 自発的なコミュニケーションの開始
✅ 正しい(=正答)。子どもの側から絵カードを手渡し、自発的に関わりを始めることを最重視する。

【試験対策ポイント】

PECSは、まず「絵カードを相手に手渡して要求する」ことから始め、自発的なコミュニケーションの開始を育てるのが最大の特徴。プロンプト依存を避け、子ども主導での働きかけを重視する。弁論・構文・音声表出は後続の段階で段階的に扱う。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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