STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第180問

器質性構音障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第180問(器質性構音障害)の正答は 3 です。唇顎口蓋裂術後に声門破裂音がみられる男児の構音訓練に際して観察する項目を問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
6 歳の男児。唇顎口蓋裂の術後に声門破裂音がみられる。 訓練に際して観察する項目はどれか。 a.咬合 b.鼻咽腔閉鎖 c.口腔鼻腔瘻 d.上顎前歯の萌出 e.上顎歯列弓の狭窄 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — b・c

唇顎口蓋裂術後に声門破裂音がみられる男児の構音訓練に際して観察する項目を問う問題である。鼻咽腔閉鎖(b)と口腔鼻腔瘻(c)が、構音・共鳴に直接関わる観察項目である。選択肢3が正答である。


【各選択肢の解説】

a. 咬合
❌ 歯科的な問題で、声門破裂音の構音訓練で直接観察する中心項目ではない。
b. 鼻咽腔閉鎖
✅ 観察する(=正答の一部)。閉鎖不全は開鼻声・代償構音の背景となる。
c. 口腔鼻腔瘻
✅ 観察する(=正答の一部)。瘻孔があると鼻漏れ・構音の誤りに影響する。
d. 上顎前歯の萌出
❌ 歯列・萌出の問題で、構音訓練での中心的観察項目ではない。
e. 上顎歯列弓の狭窄
❌ 歯列の問題で、声門破裂音の訓練で直接みる項目ではない。

【試験対策ポイント】

口蓋裂術後の声門破裂音などの代償構音では、鼻咽腔閉鎖機能と口腔鼻腔瘻の有無を確認することが重要。これらが構音・共鳴の誤りの背景となる。咬合・歯列弓・前歯萌出は歯科矯正的な課題で、構音訓練そのものの観察の主眼ではない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 器質性構音障害 の過去問一覧

スポンサーリンク