STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第181問

器質性構音障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第181問(器質性構音障害)の正答は 3 です。舌亜全摘術後の構音改善を目的に作成する補綴装置を問う問題である。

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問題
舌亜全摘術後の成人男性。 術後構音の改善を目的に作成する補綴装置はどれか。
  1. 1.口蓋閉鎖床
  2. 2.ホッツ(Hotz)床
  3. 3.舌接触補助床(PAP)
  4. 4.軟口蓋挙上装置(PLP)
  5. 5.バルブ型スピーチエイド

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 舌接触補助床(PAP)

舌亜全摘術後の構音改善を目的に作成する補綴装置を問う問題である。舌接触補助床(PAP)は口蓋を厚くして舌と口蓋の接触を補い、構音・嚥下を助ける装置である。選択肢3が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 口蓋閉鎖床
❌ 口蓋裂の口腔鼻腔の交通を閉鎖する装置。
2. ホッツ(Hotz)床
❌ 口蓋裂乳児の哺乳補助・顎発育誘導に用いる床。
3. 舌接触補助床(PAP)
✅ 正しい(=正答)。口蓋を補高し、舌の接触を補って構音・嚥下を改善する。
4. 軟口蓋挙上装置(PLP)
❌ 軟口蓋を挙上し、鼻咽腔閉鎖不全を補う装置。
5. バルブ型スピーチエイド
❌ 咽頭部にバルブを置き、鼻咽腔閉鎖不全を補う装置。

【試験対策ポイント】

舌切除後で舌と口蓋が接触できない場合、口蓋側を厚くして接触を助ける舌接触補助床(PAP)を用いる。軟口蓋挙上装置(PLP)・バルブ型スピーチエイドは鼻咽腔閉鎖不全、口蓋閉鎖床・ホッツ床は口蓋裂が対象。装置の目的部位を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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