STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第51問

言語聴覚障害総論第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第51問(言語聴覚障害総論)の正答は 5 です。我が国の言語聴覚療法の歴史上、最も古い出来事を問う問題である。

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問題
我が国の言語聴覚士療法発展の歴史上、最も古いのはどれか。
  1. 1.失語症言語治療の開始
  2. 2.ことばの教室の設置
  3. 3.吃音矯正治療の開始
  4. 4.国立の言語聴覚障害施設の設置
  5. 5.聴覚障害児教育の開始 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.6%標準

174人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 聴覚障害児教育の開始

我が国の言語聴覚療法の歴史上、最も古い出来事を問う問題である。聴覚障害児教育(聾教育)の開始が最も古く、明治期にさかのぼる。選択肢5が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 失語症言語治療の開始
❌ 誤り。戦後に本格化したもので、最古ではない。正しくは戦後に始まった取り組みで、明治期の聴覚障害児教育より新しい。
2. ことばの教室の設置
❌ 誤り。学校教育における言語障害指導で、比較的新しい。正しくは戦後(1950年代)に小学校で設置が始まったもので、聴覚障害児教育より新しい。
3. 吃音矯正治療の開始
❌ 誤り。聾教育より後の取り組みである。正しくは明治後期(伊沢修二の楽石社、1903年)に始まり、聾教育(1878年の京都盲唖院)より後である。
4. 国立の言語聴覚障害施設の設置
❌ 誤り。国の施設としての整備は戦後である。正しくは戦後に設置されたもので(国立聴力言語障害センター)、聴覚障害児教育より新しい。
5. 聴覚障害児教育の開始
✅ 正しい(=正答)。明治期の聾教育に始まり、最も古い。

【試験対策ポイント】

我が国のST関連領域は、明治期の聴覚障害児教育(聾唖教育)に源流をもち、失語症治療・ことばの教室・国立施設整備などは戦後以降に展開した。歴史の起点が「聴覚障害児教育」である点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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