STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第53問

運動障害性構音障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第53問(運動障害性構音障害)の正答は 2 です。運動障害性構音障害と他の構音障害との鑑別診断に用いない検査を問う問題である。

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問題
運動障害性構音障害と器質性構音障害との鑑別診断に用いないのはどれか。
  1. 1.視診
  2. 2.CADL
  3. 3.筋電図
  4. 4.反射検査
  5. 5.随意運動検査

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — CADL

運動障害性構音障害と他の構音障害との鑑別診断に用いない検査を問う問題である。CADL(実用コミュニケーション能力検査)は失語症の評価であり、運動・神経学的な鑑別には用いない。選択肢2が該当する。(原問「器質性精神障害」はOCRの可能性があり「器質性構音障害」とみられる。)


【各選択肢の解説】

1. 視診
❌ 用いる。口腔器官の形態・運動の観察に必要。
2. CADL
✅ 用いない(=正答)。失語症の実用コミュニケーション能力をみる検査で、構音障害の鑑別には使わない。
3. 筋電図
❌ 用いる。筋活動から神経筋障害を評価する。
4. 反射検査
❌ 用いる。神経学的所見の確認に用いる。
5. 随意運動検査
❌ 用いる。発声発語器官の随意運動を評価する。

【試験対策ポイント】

運動障害性構音障害の評価は、発声発語器官の視診・随意運動・反射・筋電図など神経筋系の所見に基づく。CADLは失語症者の実用的コミュニケーション能力を測る検査で、構音の鑑別には用いない。「何を測る検査か」を取り違えない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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