STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第62問

高次脳機能障害第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第62問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。道具使用が保たれるものを問う問題である。

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問題
道具使用が保たれるのはどれか。 a.視覚性失認 b.視覚性失語 c.意味記憶障害 d.観念性失行 e.触覚性失認 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50.7%難問

278人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — a・b・e

道具使用が保たれるものを問う問題である。視覚性失認(a)、視覚性失語(b)、触覚性失認(e)では、対象の認知や呼称は障害されるが、道具の使用(行為)は保たれる。選択肢2が正答である。


【各選択肢の解説】

a. 視覚性失認
✅ 保たれる(=正答の一部)。視覚的に同定できなくても、手にすれば使える。
b. 視覚性失語
✅ 保たれる(=正答の一部)。視覚提示での呼称は困難でも使用は可能。
c. 意味記憶障害
❌ 保たれない。道具の意味・用途の知識が損なわれ、使い方も障害される。正しくは、対象の知識そのものが失われるため、どの感覚様式で示しても使用が障害される。
d. 観念性失行
❌ 保たれない。道具の使用そのものが障害される(系列的使用の障害)。正しくは、対象の認知は保たれるのに、道具を実際に使う行為(単一物品や複数物品の系列的使用)が障害される。
e. 触覚性失認
✅ 保たれる(=正答の一部)。触覚での同定は困難でも、使用は可能。

【試験対策ポイント】

失認・視覚性失語は「同定・呼称」の障害で、道具を手にすれば使用できる。一方、意味記憶障害は用途の知識自体が、観念性失行は使用行為そのものが障害される。「認知の障害」か「使用(行為・知識)の障害」かで道具使用の可否が分かれる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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