第26回 言語聴覚士国家試験 第64問
高次脳機能障害第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第64問(高次脳機能障害)の正答は 5 です。事実でないことを確信する妄想が高頻度にみられる認知症を問う問題である。
問題
「財布を盗まれたに違いない」と事実でないことを確信する症状が高頻度にみられるのはどれか。
- 1.血管性認知症
- 2.皮質基底核症候群
- 3.進行性核上性麻痺
- 4.レビー小体型認知症
- 5.アルツハイマー型認知症 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 85.1%やさしい
161人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — アルツハイマー型認知症
事実でないことを確信する妄想が高頻度にみられる認知症を問う問題である。「財布を盗まれた」という物盗られ妄想はアルツハイマー型認知症で高頻度にみられる。選択肢5が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 血管性認知症
❌ 感情失禁・まだら認知が特徴で、物盗られ妄想が最も高頻度とはいえない。
❌ 感情失禁・まだら認知が特徴で、物盗られ妄想が最も高頻度とはいえない。
2. 皮質基底核症候群
❌ 非対称性の失行・筋強剛などが主体。
❌ 非対称性の失行・筋強剛などが主体。
3. 進行性核上性麻痺
❌ 易転倒・垂直性眼球運動障害が特徴。
❌ 易転倒・垂直性眼球運動障害が特徴。
4. レビー小体型認知症
❌ 幻視・パーキンソニズム・認知の変動が特徴。物盗られ妄想が代表ではない。
❌ 幻視・パーキンソニズム・認知の変動が特徴。物盗られ妄想が代表ではない。
5. アルツハイマー型認知症
✅ 正しい(=正答)。近時記憶障害を背景に物盗られ妄想が高頻度にみられる。
✅ 正しい(=正答)。近時記憶障害を背景に物盗られ妄想が高頻度にみられる。
【試験対策ポイント】
物盗られ妄想は記憶障害を背景にアルツハイマー型で高頻度。レビー小体型は幻視、進行性核上性麻痺は易転倒と眼球運動障害、皮質基底核症候群は非対称の失行・筋強剛。妄想・幻視など精神症状の型から認知症を鑑別する。
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