第26回 言語聴覚士国家試験 第86問
嚥下障害第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第86問(嚥下障害)の正答は 1 です。喉頭挙上術に輪状咽頭筋切除術を併施した術後の状態を問う問題である。
問題
喉頭挙上術に輪状咽頭筋切除術を併施した。術後の患者の状態として適切なのはどれか。
- 1.胃内容物の逆流が起こりやすくなる。 ✓
- 2.誤嚥性肺炎に罹患しなくなる。
- 3.頸部の回旋が難しくなる。
- 4.食形態の制限はなくなる。
- 5.発声できなくなる。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.3%標準
243人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 胃内容物の逆流が起こりやすくなる。
喉頭挙上術に輪状咽頭筋切除術を併施した術後の状態を問う問題である。輪状咽頭筋(食道入口部)を切除すると括約機能が低下し、胃内容物の逆流が起こりやすくなる。選択肢1が適切である。
【各選択肢の解説】
1. 胃内容物の逆流が起こりやすくなる。
✅ 適切(=正答)。食道入口部の括約機能が弱まり、逆流が生じやすい。
✅ 適切(=正答)。食道入口部の括約機能が弱まり、逆流が生じやすい。
2. 誤嚥性肺炎に罹患しなくなる。
❌ 誤り。誤嚥のリスクは下げるが、罹患しなくなるわけではない。正しくは、術後も誤嚥や逆流物の誤嚥による誤嚥性肺炎は起こりうる。
❌ 誤り。誤嚥のリスクは下げるが、罹患しなくなるわけではない。正しくは、術後も誤嚥や逆流物の誤嚥による誤嚥性肺炎は起こりうる。
3. 頸部の回旋が難しくなる。
❌ 誤り。手術と頸部回旋の可動性は直接関係しない。正しくは、頸部回旋は術後も可能で、嚥下時の代償姿勢として用いることもある。
❌ 誤り。手術と頸部回旋の可動性は直接関係しない。正しくは、頸部回旋は術後も可能で、嚥下時の代償姿勢として用いることもある。
4. 食形態の制限はなくなる。
❌ 誤り。嚥下状態に応じた食形態の調整は引き続き必要。正しくは、術後も嚥下機能に応じて食形態を段階的に調整する。
❌ 誤り。嚥下状態に応じた食形態の調整は引き続き必要。正しくは、術後も嚥下機能に応じて食形態を段階的に調整する。
5. 発声できなくなる。
❌ 誤り。喉頭は温存され、発声機能は失われない。正しくは、喉頭挙上術と輪状咽頭筋切除術は喉頭を温存する嚥下機能改善手術で、発声は保たれる。
❌ 誤り。喉頭は温存され、発声機能は失われない。正しくは、喉頭挙上術と輪状咽頭筋切除術は喉頭を温存する嚥下機能改善手術で、発声は保たれる。
【試験対策ポイント】
喉頭挙上術+輪状咽頭筋切除術は、嚥下時に食道入口部を開きやすくして誤嚥を減らす嚥下機能改善手術。一方で食道入口部の括約機能が低下するため逆流が起こりやすくなる。「誤嚥しなくなる」「制限がなくなる」などの言い過ぎの選択肢は誤りと判断する。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)