STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第87問

吃音第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第87問(吃音)の正答は 5 です。吃音の中核症状を問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
吃音の中核症状はどれか。 a.声がかすれる。 b.発話速度が速い。 c.単語を繰り返す。 d.子音を引き伸ばす。 e.発話に力が入り、緊張性が高まる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — d・e

吃音の中核症状を問う問題である。子音を引き伸ばす(d=引き伸ばし)、発話に力が入り緊張性が高まる(e=ブロック・随伴症状)が中核症状である。選択肢5が正答である。


【各選択肢の解説】

a. 声がかすれる。
❌ 嗄声であり、吃音の中核症状ではない。
b. 発話速度が速い。
❌ 早口(クラタリング等)の特徴で、吃音の中核症状ではない。
c. 単語を繰り返す。
❌ 語全体の繰り返しは正常範囲の非流暢性に近く、中核症状とはされない(中核は音・音節の繰り返し)。
d. 子音を引き伸ばす。
✅ 中核症状(=正答の一部)。引き伸ばし(prolongation)。
e. 発話に力が入り、緊張性が高まる。
✅ 中核症状(=正答の一部)。ブロック(阻止)に伴う緊張性。

【試験対策ポイント】

吃音の中核症状は、繰り返し(音・音節)・引き伸ばし・ブロック(阻止)の3種。語全体の繰り返しや言い直しは正常範囲の非流暢性に近い。嗄声や早口は吃音の中核症状ではない。「音・音節レベルの非流暢性+緊張」を中核と捉える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 吃音 の過去問一覧

スポンサーリンク