STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第87問

吃音第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第87問(吃音)の正答は 5 です。吃音の中核症状を問う問題である。

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問題
吃音の中核症状はどれか。 a.声がかすれる。 b.発話速度が速い。 c.単語を繰り返す。 d.子音を引き伸ばす。 e.発話に力が入り、緊張性が高まる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.2%難問

208人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — d・e

吃音の中核症状を問う問題である。子音を引き伸ばす(d=引き伸ばし)、発話に力が入り緊張性が高まる(e=ブロック(阻止)に伴う緊張性)が中核症状である。選択肢5が正答である。


【各選択肢の解説】

a. 声がかすれる。
❌ 誤り。嗄声であり、吃音の中核症状ではない。正しくは、声のかすれは嗄声(音声障害)の症状である。
b. 発話速度が速い。
❌ 誤り。早口(クラタリング等)の特徴で、吃音の中核症状ではない。正しくは、発話速度が速いのはクラタリング(早口言語症)の特徴である。
c. 単語を繰り返す。
❌ 誤り。語全体の繰り返しは正常範囲の非流暢性に近く、中核症状とはされない(中核は音・音節の繰り返し)。正しくは、中核症状の繰り返しは語の一部(音・音節)の繰り返しである。
d. 子音を引き伸ばす。
✅ 正しい。中核症状(=正答の一部)。引き伸ばし(prolongation)。
e. 発話に力が入り、緊張性が高まる。
✅ 正しい。中核症状(=正答の一部)。ブロック(阻止)に伴う緊張性。

【試験対策ポイント】

吃音の中核症状は、繰り返し(音・音節)・引き伸ばし・ブロック(阻止)の3種。語全体の繰り返しや言い直しは正常範囲の非流暢性に近い。嗄声や早口は吃音の中核症状ではない。「音・音節レベルの非流暢性+緊張」を中核と捉える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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