STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第94問

補聴器・人工内耳第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第94問(補聴器・人工内耳)の正答は 1 です。背後のコピー機騒音で窓口対応が困難という訴えに、適切でない対応を問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
48歳の男性。中等度感音難聴のため両耳に補聴器装用中。事務所で仕事をしているが、背後にあるコピー機が稼働するとうるさくて窓口対応が困難になると訴える。 適切でない対応はどれか。
  1. 1.ハウリングキャンセラーの設定を行う。
  2. 2.補聴器の指向性マイクロホン機能を設定する。
  3. 3.リモートマイクロホンを併用する。
  4. 4.窓口対応のために指さしで確認できるボードを用意する。
  5. 5.背後に吸音のパーティションを設置する。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 49.2%難問

118人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — ハウリングキャンセラーの設定を行う。

背後のコピー機騒音で窓口対応が困難という訴えに、適切でない対応を問う問題である。ハウリングキャンセラーはピーピー音(ハウリング)対策で、背後騒音の問題には効果がない。選択肢1が適切でない。


【各選択肢の解説】

1. ハウリングキャンセラーの設定を行う。
✅ 適切でない(=正答)。ハウリング対策であり、背後騒音の聞き取り改善には寄与しない。
2. 補聴器の指向性マイクロホン機能を設定する。
❌ 適切。前方の話者を強調し、背後騒音を抑える。
3. リモートマイクロホンを併用する。
❌ 適切。話者の声を直接届けSN比を改善する。
4. 窓口対応のために指さしで確認できるボードを用意する。
❌ 適切。視覚的手段で聞き取りを補う。
5. 背後に吸音のパーティションを設置する。
❌ 適切。騒音そのものを環境的に低減する。

【試験対策ポイント】

背後騒音下の聞き取り改善には、指向性マイク(前方強調)・リモートマイク(SN比向上)・吸音などの環境調整・視覚的補助が有効。ハウリングキャンセラーは音漏れによるピーピー音を抑える機能で、騒音下の聞き取りとは別問題。「訴え(騒音)に対応する手段か」を見極める。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は49.2%——受験者の51%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 補聴器・人工内耳 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)