第26回 言語聴覚士国家試験 第96問
小児聴覚障害第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第96問(小児聴覚障害)の正答は 3・4 です。段階と指標の組合せは「その項目が新たに目標になる時期」で見分ける。
問題
難聴児者の発達段階に応じた指標目標で適切でない組合せはどれか。
- 1.前言語期 ————— 音声や仕草の有意味性の理解
- 2.語連鎖期 ————— 定型的な質問応答の成立
- 3.多語文期 ————— 終助詞の活用 ✓
- 4.文章構成期 ———— 仮定法の理解・活用 ✓
- 5.成人語模倣期 ——— 抽象名詞の語彙拡大
正答:3・4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
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184人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・4番 — 多語文期:終助詞の活用・文章構成期:仮定法の理解・活用
段階と指標の組合せは「その項目が新たに目標になる時期」で見分ける。終助詞は多語文期より早く現れる表現で多語文期の目標としては時期がずれ、仮定法の理解・活用は文章構成期の指標と対応しない(公式正答)ため、3・4が適切でない組合せである。
【各選択肢の解説】
1. 前言語期 ————— 音声や仕草の有意味性の理解
✅ 適切。前言語期は、音声や身振りに意味があることに気づき、やり取りの土台をつくる段階である。
✅ 適切。前言語期は、音声や身振りに意味があることに気づき、やり取りの土台をつくる段階である。
2. 語連鎖期 ————— 定型的な質問応答の成立
✅ 適切。語をつなぎ始める時期に、決まった形の問いかけと応答のやり取りが成立する。
✅ 適切。語をつなぎ始める時期に、決まった形の問いかけと応答のやり取りが成立する。
3. 多語文期 ————— 終助詞の活用
❌ 適切でない(=正答)。終助詞(「ね」「よ」など)は語を連ね始めるころから使われる早い時期の表現で、先天性難聴児でも副助詞より先に習得される。正しくは終助詞の活用は多語文期より前の段階の項目で、多語文期の指標は語と助詞をつないで長い文を組み立てることである。
❌ 適切でない(=正答)。終助詞(「ね」「よ」など)は語を連ね始めるころから使われる早い時期の表現で、先天性難聴児でも副助詞より先に習得される。正しくは終助詞の活用は多語文期より前の段階の項目で、多語文期の指標は語と助詞をつないで長い文を組み立てることである。
4. 文章構成期 ———— 仮定法の理解・活用
❌ 適切でない(=正答)。文章構成期は、文をつないで文章を組み立て、書記言語を身につける段階である。正しくは文章構成期の指標は書記言語の習得や時制表現の多様化などで、仮定法の理解・活用はこの段階の指標と組にならない。
❌ 適切でない(=正答)。文章構成期は、文をつないで文章を組み立て、書記言語を身につける段階である。正しくは文章構成期の指標は書記言語の習得や時制表現の多様化などで、仮定法の理解・活用はこの段階の指標と組にならない。
5. 成人語模倣期 ——— 抽象名詞の語彙拡大
✅ 適切。成人の語彙に近づける段階で、抽象名詞などの語彙を広げることが目標になる。
✅ 適切。成人の語彙に近づける段階で、抽象名詞などの語彙を広げることが目標になる。
【試験対策ポイント】
- 前言語期=音声・身振りの意味づけ
- 語連鎖期=定型的な質問応答
- 文章構成期=文章の組み立て・書記言語の習得・時制表現の多様化
- 成人語模倣期=抽象名詞などの語彙拡大
- 終助詞は早い時期の表現(副助詞より先)=多語文期の目標に置くと時期がずれる
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