STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第140問

音響学第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 1 です。サウンドスペクトログラムの広帯域分析について正しいものを問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
サウンドスペクトログラムの広帯域分析の説明で正しいのはどれか a.グロッタルバルス間隔を観察することで声の高さ変化を推定できる。 b.ボイスバーを手がかりに有声子音と無声子音との分類ができる。 c.調波構造の観測に適する。 d.精密な周波数分析に適する。 e.時間分解能が低い。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 32%難問

128人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — a・b

サウンドスペクトログラムの広帯域分析について正しいものを問う問題である。広帯域分析は時間分解能が高く、声門パルス(縦縞)やボイスバーが観察できる。a・bが正しく、選択肢1が正答である。


【各選択肢の解説】

a. グロッタルパルス間隔を観察することで声の高さ変化を推定できる
✅ 正しい(=正答の一部)。広帯域分析では時間軸上に声門パルスの縦縞が現れ、その間隔から基本周波数(声の高さ)の変化が分かる。
b. ボイスバーを手がかりに有声子音と無声子音との分類ができる
✅ 正しい(=正答の一部)。低周波数帯のボイスバーの有無で有声・無声を見分けられる。
c. 調波構造の観測に適する
❌ 誤り。調波構造(横縞)の観測には狭帯域分析が適する。
d. 精密な周波数分析に適する
❌ 誤り。精密な周波数分析(高い周波数分解能)は狭帯域分析の特徴である。
e. 時間分解能が低い
❌ 誤り。広帯域分析は時間分解能が高い。

【試験対策ポイント】

広帯域分析は時間分解能が高く、声門パルスの縦縞・フォルマント・ボイスバーが見やすい。狭帯域分析は周波数分解能が高く、調波構造(横縞)が見やすい。「広帯域=時間に強い(縦縞)」「狭帯域=周波数に強い(横縞)」と対比して覚える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は32%——受験者の68%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 音響学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)