STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第155問

失語症第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第155問(失語症)の正答は 1 です。失語症のタイプと症状の組合せのうち誤っているものを問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
誤っている組合せはどれか
  1. 1.超皮質性運動失語 ― 発語失行
  2. 2.視床性失語 ― 声量低下
  3. 3.伝導失語 ― 音韻性錯書
  4. 4.意味型原発性進行性失語 ― 類音的錯読
  5. 5.ブローカ失語 ― 統語理解障害

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.4%標準

132人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 超皮質性運動失語 ― 発語失行

失語症のタイプと症状の組合せのうち誤っているものを問う問題である。超皮質性運動失語は復唱が良好で発話の開始が困難なタイプで、構音の歪みや努力性を示す発語失行とは結びつかない(発語失行はブローカ失語に伴いやすい)。選択肢1が誤りである。


【各選択肢の解説】

1. 超皮質性運動失語 ― 発語失行
✅ 誤り(=正答)。超皮質性運動失語は復唱良好・発話開始困難が特徴で、発語失行を伴う典型的な組合せではない。
2. 視床性失語 ― 声量低下
❌ 正しい。視床性失語では声量の低下・発話量の減少がみられる。
3. 伝導失語 ― 音韻性錯書
❌ 正しい。伝導失語では音韻性の誤り(錯語・錯書)がみられる。
4. 意味型原発性進行性失語 ― 類音的錯読
❌ 正しい。語の意味が損なわれ、規則読み(類音的錯読)がみられる。
5. ブローカ失語 ― 統語理解障害
❌ 正しい。ブローカ失語では失文法とともに統語理解の障害がみられる。

【試験対策ポイント】

超皮質性運動失語は復唱が保たれ、自発話の開始が困難なタイプ。発語失行(構音の歪み・努力性・一貫性のない誤り)はブローカ失語に合併しやすい。復唱が保たれる超皮質性運動失語との組合せは不適切である。各失語型の「復唱の可否」と随伴症状を整理する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 失語症 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)