第27回 言語聴覚士国家試験 第158問
失語症第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第158問(失語症)の正答は 1 です。CI言語療法(制約誘導言語療法)について誤っているものを問う問題である。
問題
CI言語療法について誤っているのはどれか
- 1.発症後早期に開始する。 ✓
- 2.短期集中的に実施する。
- 3.ジェスチャーの使用を制限する。
- 4.発話の改善を図る。
- 5.段階的に内容を複雑にする。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 発症後早期に開始する
CI言語療法(制約誘導言語療法)について誤っているものを問う問題である。CI言語療法は、慢性期(生活期)の失語症者にも効果が示される短期集中的な訓練で、「発症後早期に開始する」ことが特徴ではない。選択肢1が誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 発症後早期に開始する
✅ 誤り(=正答)。慢性期でも効果が示される訓練で、早期開始を前提とするものではない。
✅ 誤り(=正答)。慢性期でも効果が示される訓練で、早期開始を前提とするものではない。
2. 短期集中的に実施する
❌ 正しい。短期間に集中して訓練を行う。
❌ 正しい。短期間に集中して訓練を行う。
3. ジェスチャーの使用を制限する
❌ 正しい。代償手段を制限し、発話の使用を促す(制約)。
❌ 正しい。代償手段を制限し、発話の使用を促す(制約)。
4. 発話の改善を図る
❌ 正しい。発話そのものの改善を目標とする。
❌ 正しい。発話そのものの改善を目標とする。
5. 段階的に内容を複雑にする
❌ 正しい。課題を段階的に難しくしていく(シェイピング)。
❌ 正しい。課題を段階的に難しくしていく(シェイピング)。
【試験対策ポイント】
CI言語療法は、麻痺肢のCI療法を言語に応用したもので、(1)非言語的な代償手段(ジェスチャーなど)を制限して発話に集中させ、(2)短期集中で、(3)段階的に難度を上げる。慢性期でも効果が示される点が特徴で、「早期開始が条件」ではない。
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