STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第170問

言語発達障害学第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第170問(言語発達障害学)の正答は 5 です。知的能力障害のある子どもについて適切でないものを問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
知的能力障害のある子どもについて適切でないのはどれか。
  1. 1.適応行動や生活能力に遅れがある。
  2. 2.年齢が上がると毎日繰り返している活動に関連した領域の評価は高くなる。
  3. 3.年齢とともにIQが低下する。
  4. 4.幼児期は発達検査のすべての領域に遅れがみられる。
  5. 5.検査が一部でも実施できない場合は、その時点で中止する。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54%標準

100人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 検査が一部でも実施できない場合は、その時点で中止する

知的能力障害のある子どもについて適切でないものを問う問題である。検査の一部が実施できなくても、可能な範囲で進めたり別の方法で評価するのが原則で、その時点で中止するのは適切でない。選択肢5が該当する。


【各選択肢の解説】

1. 適応行動や生活能力に遅れがある
❌ 適切。知的障害は知的機能とともに適応行動の遅れを伴う。
2. 年齢が上がると毎日繰り返している活動に関連した領域の評価は高くなる
❌ 適切。慣れた日常活動に関わる領域は相対的に高く出やすい。
3. 年齢とともにIQが低下する
❌ 適切。発達の速度が遅いため、年齢が上がると指数が相対的に低下しうる。
4. 幼児期は発達検査のすべての領域に遅れがみられる
❌ 適切。幼児期は全般的な遅れがみられやすい。
5. 検査が一部でも実施できない場合は、その時点で中止する
✅ 適切でない(=正答)。実施できる部分を進め、他の方法で補うのが原則で、即中止はしない。

【試験対策ポイント】

検査は一部が難しくても、可能な範囲で実施し、観察や別の手段で情報を補う。一部できないことを理由に全体を中止すると、子どもの実態がつかめなくなる。知的障害では適応行動の遅れや、発達速度が遅いことによるIQの相対的低下がみられる点もあわせて押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 言語発達障害学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)