第27回 言語聴覚士国家試験 第191問
聴力検査第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第191問(聴力検査)の正答は 5 です。ASSR(聴性定常反応)について誤っているものを問う問題である。
問題
ASSR(聴性定常反応)で誤っているのはどれか。
a.小児には80HzASSRを用いる。
b.周波数別の閾値を評価できる。
c.低音域に比べて高音域の誤差は少ない。
d.刺激音にはトーンバーストを用いる。
e.ABRに比べて検査時間を短縮できる。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.9%難問
108人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — d・e
ASSR(聴性定常反応)について誤っているものを問う問題である。d「刺激音にトーンバーストを用いる」、e「ABRより検査時間を短縮できる」が誤りで、選択肢5が正答である。
【各選択肢の解説】
a. 小児には80Hz ASSRを用いる
❌ 正しい。睡眠や鎮静の影響を受けにくい80Hz変調を小児に用いる。
❌ 正しい。睡眠や鎮静の影響を受けにくい80Hz変調を小児に用いる。
b. 周波数別の閾値を評価できる
❌ 正しい。周波数ごとの閾値を推定できる。
❌ 正しい。周波数ごとの閾値を推定できる。
c. 低音域に比べて高音域の誤差は少ない
❌ 正しい。高音域の方が閾値推定の精度が高い。
❌ 正しい。高音域の方が閾値推定の精度が高い。
d. 刺激音にはトーンバーストを用いる
✅ 誤り(=正答の一部)。ASSRは振幅・周波数を変調した持続音を用いる。トーンバーストはABRで用いる。
✅ 誤り(=正答の一部)。ASSRは振幅・周波数を変調した持続音を用いる。トーンバーストはABRで用いる。
e. ABRに比べて検査時間を短縮できる
✅ 誤り(=正答の一部)。複数周波数の閾値を求めるため、必ずしも検査時間を短縮できるわけではない。
✅ 誤り(=正答の一部)。複数周波数の閾値を求めるため、必ずしも検査時間を短縮できるわけではない。
【試験対策ポイント】
ASSRは変調音(振幅変調・周波数変調)に対する定常的な反応で、周波数別の閾値を他覚的に推定できる。小児には80Hz変調を用い、高音域の精度が比較的高い。刺激音は変調音であり、トーンバースト(ABR)とは異なる。検査時間が常に短いわけではない点も押さえる。
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