第27回 言語聴覚士国家試験 第194問
補聴器・人工内耳第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第194問(補聴器・人工内耳)の正答は 4 です。語音聴力検査について正しいものを問う問題である。
問題
語音聴力検査について正しいのはどれか。
- 1.マスキングには狭帯域雑音を用いる。
- 2.57ーS語表と67ーS語表とでは数字語音表の数が異なる。
- 3.スピーチオージオグラムの縦軸は聴力レベルである。
- 4.語音弁別検査では一つの語表で検査している途中に呈示レベルを変えてはならない。 ✓
- 5.50%以上の語音明瞭度を示す最小の検査音レベルを語音弁別能という。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.1%難問
114人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 一つの語表で検査中に呈示レベルを変えてはならない
語音聴力検査について正しいものを問う問題である。語音弁別検査では、一つの語表は一定の呈示レベルで提示して明瞭度(%)を求め、レベルを変えるときは別の語表を用いる。途中でレベルを変えてはならず、選択肢4が正しい。
【各選択肢の解説】
1. マスキングには狭帯域雑音を用いる
❌ 誤り。語音聴力検査のマスキングには広帯域雑音(ホワイトノイズ・語音雑音)を用いる。狭帯域雑音は純音聴力検査のマスキングである。
❌ 誤り。語音聴力検査のマスキングには広帯域雑音(ホワイトノイズ・語音雑音)を用いる。狭帯域雑音は純音聴力検査のマスキングである。
2. 57-S語表と67-S語表とでは数字語音表の数が異なる
❌ 誤り。数字語音表の数が異なるという記述は正しくない。
❌ 誤り。数字語音表の数が異なるという記述は正しくない。
3. スピーチオージオグラムの縦軸は聴力レベルである
❌ 誤り。縦軸は語音明瞭度(%)で、検査音レベル(dB)は横軸である。
❌ 誤り。縦軸は語音明瞭度(%)で、検査音レベル(dB)は横軸である。
4. 語音弁別検査では一つの語表で検査している途中に呈示レベルを変えてはならない
✅ 正しい(=正答)。一つの語表は一定レベルで提示して明瞭度を求める。レベルを変えるなら別の語表を用いる。
✅ 正しい(=正答)。一つの語表は一定レベルで提示して明瞭度を求める。レベルを変えるなら別の語表を用いる。
5. 50%以上の語音明瞭度を示す最小の検査音レベルを語音弁別能という
❌ 誤り。最高語音明瞭度を語音弁別能といい、設問の記述(レベルの定義)と取り違えている。
❌ 誤り。最高語音明瞭度を語音弁別能といい、設問の記述(レベルの定義)と取り違えている。
【試験対策ポイント】
スピーチオージオグラムは横軸が検査音レベル、縦軸が語音明瞭度(%)。一つの語表は一定レベルで提示して明瞭度を求め、レベルごとに別の語表を用いて曲線を描く(途中でレベルを変えない)。最高明瞭度を語音弁別能という。マスキングは広帯域雑音を用い、狭帯域雑音(純音用)と区別する。
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