STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第198問

小児聴覚障害第27回
ある補聴器の規準周波数レスポンス曲線を図に示す。 このレスポンスにおける1,000Hzの利得はどれか。[図あり]
  1. 1.50dB ✓
  2. 2.60dB
  3. 3.70dB
  4. 4.90dB
  5. 5.110dB
第27回第198問 図

正答:1番

解説
■ 正答:1番 — 50dB 補聴器の規準周波数レスポンス曲線から、1,000Hzに対応する利得(ゲイン)を読み取る問題です。図のY軸(利得 dB)とX軸(周波数 Hz)の交点を正確に読むことが求められます。1,000Hzの位置で曲線がY軸と交わるポイントが50dBであることが正答です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 50dB ✅ 正しい。規準周波数レスポンス曲線において、1,000Hzの位置での利得は50dBです。これは図から直接読み取ることができる値です。 2. 60dB ❌ 誤り。この値は曲線上の異なる周波数(おそらく2,000Hz付近)での利得であると考えられます。周波数を誤読した場合に選択しやすい選択肢です。 3. 70dB ❌ 誤り。補聴器のレスポンス曲線は一般に周波数に応じて変動しますが、この値は曲線の高い部分の周波数に対応しており、1,000Hzではありません。 4. 90dB ❌ 誤り。この値は曲線の最高値付近(通常2,000〜4,000Hz付近)の利得と考えられます。明らかに1,000Hzでの値より高くなっています。 5. 110dB ❌ 誤り。この値は実用的な補聴器の最大利得を超える可能性が高く、図から読み取ることができない過度に高い値です。 --- 【試験対策ポイント】 補聴器のレスポンス曲線を正確に読む方法 | 項目 | 重要性 | |---|---| | Y軸の単位確認 | 必須(dB、通常0〜120dB) | | X軸の対数スケール確認 | 必須(周波数は対数軸) | | 目的周波数の正確な位置特定 | 最重要(250/500/1,000/2,000/4,000Hzが基準) | | 曲線上のポイント読み取り | 直線補間で正確に | 周波数レスポンスの読み取りポイント - 補聴器は通常、低周波(250Hz)と高周波(4,000Hz以上)で異なる利得を持つ - 1,000Hzは音声周波数帯域の中心であり、試験でよく問われる - 曲線が複数のピークを持つ場合、各周波数での値を区別すること - 図から読み取る際は、方眼紙のようにY軸とX軸の交点を正確に見つける 失敗例:周波数軸を誤読して、2,000Hzの値(60dB)を選択する受験生が多い
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