STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第56問

失語症第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第56問(失語症)の正答は 1 です。語義失語は、復唱は良好だが語の意味理解が障害され、語の意味(語義)の処理が選択的に損なわれる失語である。

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問題
語義失語が含まれる失語型はどれか
  1. 1.超皮質性感覚失語 ✓
  2. 2.超皮質性運動失語
  3. 3.言語野孤立症候群
  4. 4.ジャルゴン失語
  5. 5.皮質下失語

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.6%標準

249人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 超皮質性感覚失語

語義失語は、復唱は良好だが語の意味理解が障害され、語の意味(語義)の処理が選択的に損なわれる失語である。復唱が保たれる点から超皮質性感覚失語に含まれる。選択肢1が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 超皮質性感覚失語
✅ 正しい(=正答)。復唱良好・理解障害を示し、語義失語はこの型に含まれる。
2. 超皮質性運動失語
❌ 誤り。復唱は良好だが、発話の起動・量の低下が主で、理解は比較的保たれる。正しくは、語義失語は理解障害を示す超皮質性感覚失語の側に含まれ、超皮質性運動失語には含まれない。
3. 言語野孤立症候群
❌ 誤り。言語野が広範に孤立し、復唱以外のほぼすべてが障害される重い型である。正しくは、言語野孤立症候群は混合型超皮質性失語とも呼ばれ、語義失語の上位の型ではない。
4. ジャルゴン失語
❌ 誤り。意味をなさない発話(ジャルゴン)が多発する流暢性失語で、語義失語とは異なる。正しくは、ジャルゴン失語は復唱も障害されることが多く、語義失語を含む型ではない。
5. 皮質下失語
❌ 誤り。視床・基底核など皮質下病変による失語で、語義失語の枠組みとは異なる。正しくは、皮質下失語は視床失語・線条体失語など病巣の部位で分けた呼び名である。

【試験対策ポイント】

超皮質性失語は「復唱が保たれる」のが共通の特徴。超皮質性感覚=復唱良好+理解障害、超皮質性運動=復唱良好+発話起動低下。語義失語は語の意味理解の障害で、復唱良好という点から超皮質性感覚失語に位置づけられる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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