第27回 言語聴覚士国家試験 第57問
失語症第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第57問(失語症)の正答は 4 です。後天性読み障害のタイプと特徴的な誤りの組合せを問う問題である。
問題
正しい組み合わせはどれか
- 1.表層失読 ― 逐次読み
- 2.純粋失読 ― 語彙化錯読
- 3.音韻失読 ― 規則性錯読
- 4.深層失読 ― 意味性錯読 ✓
- 5.失読失書 ― 類音性錯読
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.6%難問
264人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 深層失読 ― 意味性錯読
後天性読み障害のタイプと特徴的な誤りの組合せを問う問題である。深層失読は意味性錯読(例:「cat」を「dog」と読む)を特徴とし、選択肢4が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 表層失読 ― 逐次読み
❌ 誤り。表層失読は規則化錯読(例外語を規則どおり読む)が特徴。逐次読みは純粋失読の特徴である。正しくは、表層失読は規則化錯読(日本語では類音性錯読)、逐次読みは純粋失読の組合せである。
❌ 誤り。表層失読は規則化錯読(例外語を規則どおり読む)が特徴。逐次読みは純粋失読の特徴である。正しくは、表層失読は規則化錯読(日本語では類音性錯読)、逐次読みは純粋失読の組合せである。
2. 純粋失読 ― 語彙化錯読
❌ 誤り。純粋失読は一字ずつ確認する逐次読みが特徴で、語彙化錯読ではない。正しくは、語彙化錯読(非語を似た実在語に読む)は音韻失読でみられる。
❌ 誤り。純粋失読は一字ずつ確認する逐次読みが特徴で、語彙化錯読ではない。正しくは、語彙化錯読(非語を似た実在語に読む)は音韻失読でみられる。
3. 音韻失読 ― 規則性錯読
❌ 誤り。音韻失読は非語(発音できる無意味語)の音読が特に困難になる障害である。正しくは、音韻失読は非語の音読困難と語彙化錯読が特徴で、規則化錯読は表層失読の特徴である。
❌ 誤り。音韻失読は非語(発音できる無意味語)の音読が特に困難になる障害である。正しくは、音韻失読は非語の音読困難と語彙化錯読が特徴で、規則化錯読は表層失読の特徴である。
4. 深層失読 ― 意味性錯読
✅ 正しい(=正答)。意味的に関連した語に読み誤る意味性錯読を特徴とする。
✅ 正しい(=正答)。意味的に関連した語に読み誤る意味性錯読を特徴とする。
5. 失読失書 ― 類音性錯読
❌ 誤り。失読失書は読みと書きがともに障害される病態で、類音性錯読を特徴とするわけではない。正しくは、類音性錯読を特徴とする代表は表層失読である。
❌ 誤り。失読失書は読みと書きがともに障害される病態で、類音性錯読を特徴とするわけではない。正しくは、類音性錯読を特徴とする代表は表層失読である。
【試験対策ポイント】
二重経路モデルで整理する。表層失読=語彙ルート障害で規則化錯読、音韻失読=音韻ルート障害で非語の音読困難、深層失読=意味性錯読+非語困難、純粋失読=逐次読み。タイプと特徴的錯読の対応を覚える。
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