STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第60問

失語症第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第60問(失語症)の正答は 5 です。失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。

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問題
失語症の機能改善について誤っているのはどれか
  1. 1.発症時の失語症重症度が関係する
  2. 2.言語訓練の質と量とが関係する
  3. 3.病巣周辺の脳領域が関与する
  4. 4.病巣対側の脳領域が関与する
  5. 5.発症から数日以内の回復は小さい

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.5%やさしい

153人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 発症から数日以内の回復は小さい

失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。発症直後(急性期)は浮腫の軽減などにより自然回復が大きい時期で、「発症から数日以内の回復は小さい」は誤りである。選択肢5が該当する。


【各選択肢の解説】

1. 発症時の失語症重症度が関係する
❌ 正しい。初期重症度は回復・予後に関係する。
2. 言語訓練の質と量とが関係する
❌ 正しい。適切な訓練の質と量は改善に寄与する。
3. 病巣周辺の脳領域が関与する
❌ 正しい。病巣周囲の領域の機能的再編が回復に関与する。
4. 病巣対側の脳領域が関与する
❌ 正しい。右半球(対側)の代償的関与も回復に関わる。
5. 発症から数日以内の回復は小さい
✅ 誤り(=正答)。急性期は自然回復が大きく、早期に改善がみられる。

【試験対策ポイント】

失語症の回復は急性期に大きく、その後ゆるやかになる。回復には初期重症度・訓練の質と量・病巣周囲や対側半球の関与などが影響する。急性期の自然回復が大きい点を押さえると、「数日以内の回復は小さい」を誤りと判断できる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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