STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第60問

失語症第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第60問(失語症)の正答は 5 です。失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
失語症の機能改善について誤っているのはどれか
  1. 1.発症時の失語症重症度が関係する
  2. 2.言語訓練の質と量とが関係する
  3. 3.病巣周辺の脳領域が関与する
  4. 4.病巣対側の脳領域が関与する
  5. 5.発症から数日以内の回復は小さい

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 発症から数日以内の回復は小さい

失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。発症直後(急性期)は浮腫の軽減などにより自然回復が大きい時期で、「発症から数日以内の回復は小さい」は誤りである。選択肢5が該当する。


【各選択肢の解説】

1. 発症時の失語症重症度が関係する
❌ 正しい。初期重症度は回復・予後に関係する。
2. 言語訓練の質と量とが関係する
❌ 正しい。適切な訓練の質と量は改善に寄与する。
3. 病巣周辺の脳領域が関与する
❌ 正しい。病巣周囲の領域の機能的再編が回復に関与する。
4. 病巣対側の脳領域が関与する
❌ 正しい。右半球(対側)の代償的関与も回復に関わる。
5. 発症から数日以内の回復は小さい
✅ 誤り(=正答)。急性期は自然回復が大きく、早期に改善がみられる。

【試験対策ポイント】

失語症の回復は急性期に大きく、その後ゆるやかになる。回復には初期重症度・訓練の質と量・病巣周囲や対側半球の関与などが影響する。急性期の自然回復が大きい点を押さえると、「数日以内の回復は小さい」を誤りと判断できる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 失語症 の過去問一覧

スポンサーリンク