第27回 言語聴覚士国家試験 第60問
失語症第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第60問(失語症)の正答は 5 です。失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。
問題
失語症の機能改善について誤っているのはどれか
- 1.発症時の失語症重症度が関係する
- 2.言語訓練の質と量とが関係する
- 3.病巣周辺の脳領域が関与する
- 4.病巣対側の脳領域が関与する
- 5.発症から数日以内の回復は小さい ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — 発症から数日以内の回復は小さい
失語症の機能改善に関する誤りを問う問題である。発症直後(急性期)は浮腫の軽減などにより自然回復が大きい時期で、「発症から数日以内の回復は小さい」は誤りである。選択肢5が該当する。
【各選択肢の解説】
1. 発症時の失語症重症度が関係する
❌ 正しい。初期重症度は回復・予後に関係する。
❌ 正しい。初期重症度は回復・予後に関係する。
2. 言語訓練の質と量とが関係する
❌ 正しい。適切な訓練の質と量は改善に寄与する。
❌ 正しい。適切な訓練の質と量は改善に寄与する。
3. 病巣周辺の脳領域が関与する
❌ 正しい。病巣周囲の領域の機能的再編が回復に関与する。
❌ 正しい。病巣周囲の領域の機能的再編が回復に関与する。
4. 病巣対側の脳領域が関与する
❌ 正しい。右半球(対側)の代償的関与も回復に関わる。
❌ 正しい。右半球(対側)の代償的関与も回復に関わる。
5. 発症から数日以内の回復は小さい
✅ 誤り(=正答)。急性期は自然回復が大きく、早期に改善がみられる。
✅ 誤り(=正答)。急性期は自然回復が大きく、早期に改善がみられる。
【試験対策ポイント】
失語症の回復は急性期に大きく、その後ゆるやかになる。回復には初期重症度・訓練の質と量・病巣周囲や対側半球の関与などが影響する。急性期の自然回復が大きい点を押さえると、「数日以内の回復は小さい」を誤りと判断できる。
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