STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第63問

高次脳機能障害第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第63問(高次脳機能障害)の正答は 4 です。失行に関する正しい記述を問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
正しいのはどれか a.発語失行は口舌顔面失行を伴う b.観念運動性失行と観念性失行とは合併する c.観念性失行は一側の大脳半球損傷でも生じる d.肢節運動失行は左右どちらの大脳半球損傷でも生じる e.観念運動性失行は損傷と反対側の上肢の出現する 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41%難問

173人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — c・d

失行に関する正しい記述を問う問題である。c「観念性失行は一側の大脳半球損傷でも生じる」、d「肢節運動失行は左右どちらの半球損傷でも生じる」が正しく、選択肢4が正答である。


【各選択肢の解説】

a. 発語失行は口舌顔面失行を伴う
❌ 伴うことはあるが、必発ではない。
b. 観念運動性失行と観念性失行とは合併する
❌ 合併することはあるが、常に合併するとはいえない。
c. 観念性失行は一側の大脳半球損傷でも生じる
✅ 正しい(=正答の一部)。主に左半球損傷で生じる。
d. 肢節運動失行は左右どちらの大脳半球損傷でも生じる
✅ 正しい(=正答の一部)。損傷半球の対側上肢に巧緻運動の拙劣が現れる。
e. 観念運動性失行は損傷と反対側の上肢に出現する
❌ 観念運動失行は両側の上肢に現れることが多く、反対側のみとは限らない。

【試験対策ポイント】

失行は責任半球と出現部位で整理する。観念性・観念運動性失行は主に左半球損傷で、観念運動性は両側上肢に出やすい。肢節運動失行は損傷対側の上肢に巧緻運動障害として現れ、左右どちらの半球損傷でも生じる点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は41%——受験者の59%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)