第45回 理学療法士国家試験 午前 第36問
義肢装具学第45回午前
第45回 理学療法士国家試験 午前 第36問(義肢装具学)の正答は 1・3 です。ツイスターは下肢の回旋を矯正する装具、クローラーは腹臥位で乗って上肢で移動する用具で頭頸部・体幹伸筋の抗重力活動を促します。
問題
小児の理学療法用具と訓練目的との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. ツイスター ―― 股関節の回旋コントロール ✓
- 2. 三角マット ―― 下肢の支持性改善
- 3. クローラー ―― 体幹伸筋群の強化 ✓
- 4. スタビライザー ―― 上肢伸筋群の強化
- 5. ターンバックル ―― 前足部の変形改善
正答:1・3番
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解説
■ 正答:1・3番 — ツイスター:股関節の回旋コントロール/クローラー:体幹伸筋群の強化
ツイスターは下肢の回旋を矯正する装具、クローラーは腹臥位で乗って上肢で移動する用具で頭頸部・体幹伸筋の抗重力活動を促します。小児用具は「どの肢位で何を引き出すか」で整理すると解けます。
【各選択肢の解説】
1. ツイスター ―― 股関節の回旋コントロール
✅ 正しい。骨盤帯と足部(靴・短下肢装具)をケーブルやゴムひもで連結し、内旋(内股)歩行を外旋方向へ矯正する。
✅ 正しい。骨盤帯と足部(靴・短下肢装具)をケーブルやゴムひもで連結し、内旋(内股)歩行を外旋方向へ矯正する。
2. 三角マット ―― 下肢の支持性改善
❌ 誤り。三角マット(ウェッジ)は腹臥位で胸の下に入れて用い、頭部挙上・上肢支持・体幹伸展を引き出す用具。下肢の支持性を目的とするものではない。
❌ 誤り。三角マット(ウェッジ)は腹臥位で胸の下に入れて用い、頭部挙上・上肢支持・体幹伸展を引き出す用具。下肢の支持性を目的とするものではない。
3. クローラー ―― 体幹伸筋群の強化
✅ 正しい。腹臥位で腹部を支え、上肢で床を蹴って移動する。頭頸部・体幹伸筋の抗重力活動を促し、四つ這い移動の準備となる。
✅ 正しい。腹臥位で腹部を支え、上肢で床を蹴って移動する。頭頸部・体幹伸筋の抗重力活動を促し、四つ這い移動の準備となる。
4. スタビライザー ―― 上肢伸筋群の強化
❌ 誤り。スタビライザー(起立保持具)は立位を保持させる用具で、目的は下肢の支持性・抗重力伸展活動、股関節臼蓋の形成促進、骨萎縮や褥瘡の予防。
❌ 誤り。スタビライザー(起立保持具)は立位を保持させる用具で、目的は下肢の支持性・抗重力伸展活動、股関節臼蓋の形成促進、骨萎縮や褥瘡の予防。
5. ターンバックル ―― 前足部の変形改善
❌ 誤り。ターンバックルはねじで長さを調節して持続的な矯正力をかける部品で、膝や肘の屈曲拘縮の矯正に用いる。前足部(内反足)の矯正にはDenis Browne装具などを使う。
❌ 誤り。ターンバックルはねじで長さを調節して持続的な矯正力をかける部品で、膝や肘の屈曲拘縮の矯正に用いる。前足部(内反足)の矯正にはDenis Browne装具などを使う。
【試験対策ポイント】
肢位で覚えると混同しない。
| 肢位・場面 | 用具 | ねらい |
|---|---|---|
| 腹臥位 | 三角マット・クローラー | 頭部挙上・体幹伸展・上肢支持 |
| 立位 | スタビライザー・プローンボード | 下肢支持性・臼蓋形成・骨萎縮予防 |
| 歩行 | ツイスター・PCW(後方支持型歩行器) | 回旋矯正・歩行の安定 |
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