PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

「多発性硬化症について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・5問)

理学療法士国家試験では「多発性硬化症について正しいのはどれか」という問い方が、第44回〜第60回のあいだに5回出題されています(「多発性硬化症で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。

各回で正答になった選択肢(=正しい記述)

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第60回 午後第86問(神経内科学)

多発性硬化症で正しいのはどれか。
  1. 1. 男性に多い。
  2. 2. 遺伝性の疾患である。
  3. 3. 温熱療法が効果的である。
  4. 4. 末梢神経の脱髄疾患である。
  5. 5. MRI検査が診断に有用である。 ✓

正答:5

PTカコモン利用者の初回正答率 28.6%(28人・参考値)

多発性硬化症(MS)は中枢神経(脳・脊髄)の脱髄疾患で、時間的・空間的に多発する病変が特徴です。

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第56回 午後第89問(生理学)

多発性硬化症について正しいのはどれか。
  1. 1. 女性に多い。 ✓
  2. 2. 高体温で症状が改善する。
  3. 3. 低緯度地域で有病率が高い。
  4. 4. Phalenテストが陽性となる。
  5. 5. 免疫不全状態で発症しやすい。

正答:1

PTカコモン利用者の初回正答率 37.5%(16人・参考値)

多発性硬化症は中枢神経の脱髄疾患で、20〜40歳の若年女性に好発します。

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第52回 午前第90問(神経内科学)

多発性硬化症について正しいのはどれか。
  1. 1. 女性よりも男性に多い。
  2. 2. 再発と寛解を繰り返す。 ✓
  3. 3. 発症は50歳以上が多い。
  4. 4. 後遺障害を残すことは稀である。
  5. 5. 白色人種に比べて黄色人種に多い。

正答:2

PTカコモン利用者の初回正答率 61.5%(13人・参考値)

多発性硬化症は中枢神経の脱髄疾患で、時間的・空間的多発を特徴とし、再発と寛解を繰り返す再発寛解型が典型的な経過です。

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第47回 午後第89問(神経内科学)

多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 男性に多い。
  2. 2. 発症は50歳代に多い。
  3. 3. 脱髄病変がみられる。 ✓
  4. 4. 視力低下が出現する頻度が高い。 ✓
  5. 5. 運動負荷に制限を設ける必要はない。

正答:3・4

多発性硬化症は中枢神経(脳・脊髄・視神経)に脱髄病変が時間的・空間的に多発する自己免疫性疾患です。

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第44回 午後第87問(神経内科学)

多発性硬化症について正しいのはどれか。
  1. 1. 高齢者に多い。
  2. 2. 脱髄が主病変である。 ✓
  3. 3. 症状に日内変動がみられる。
  4. 4. 初発症状として眼瞼下垂が多い。
  5. 5. 脳神経では聴覚が障害されやすい。

正答:2

多発性硬化症は中枢神経(脳・脊髄・視神経)の髄鞘が免疫学的機序で破壊される脱髄疾患です。

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