「Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・7問)
理学療法士国家試験では「Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか」という問い方が、第44回〜第57回のあいだに7回出題されています(「Danielsらの徒手筋力テストについて正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第57回 午後第27問2. 苦痛がないか確認しながら行う。
- 第55回 午前第83問採点除外
- 第52回 午前第2問4. 段階2は重力の影響を最小限にした肢位で実施する。
- 第49回 午後第24問1. 順序尺度である。
- 第48回 午後第1問1. 肩関節屈曲
3. 肘関節屈曲
4. 股関節伸展 - 第48回 午後第21問2. 顔面の筋は4段階で評定する。
3. 体幹の筋は6段階で評定する。 - 第44回 午前第43問4. 大腿筋膜張筋筋力3の運動範囲は外転30°あれば良い。
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第57回 午後第27問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
- 1. 測定に計測機器は用いない。
- 2. 苦痛がないか確認しながら行う。 ✓
- 3. ベッドの表面は軟らかい方がよい。
- 4. ベッドの表面の摩擦は大きい方がよい。
- 5. ベッドは高さ固定式のものを使用する。
正答:2
PTカコモン利用者の初回正答率 70%(10人・参考値)
DanielsらのMMT(徒手筋力テスト)は被検者に抵抗を加えて筋力を判定する検査で、疼痛や無理な負荷で症状を悪化させないよう、苦痛の有無を確認しながら行うのが原則です。
第55回 午前第83問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストについて正しいのはどれか。
- 1. 筋を最大伸張させた肢位で行う。
- 2. 協働筋を個々に分離して評価できる。
- 3. 関節可動域に制限があれば評価できない。
- 4. 抑止テストでは徐々に徒手抵抗を強くする。
- 5. 筋収縮が全く認められない筋の判定は段階1である。
正答:採点除外(全員に得点)
採点除外問題のため、解説はありません。
第52回 午前第2問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストについて正しいのはどれか。
- 1. 検査は段階5から実施する。
- 2. 徒手抵抗は検査する関節の近位部に加える。
- 3. 繰り返し実施することで筋持久力を評価する。
- 4. 段階2は重力の影響を最小限にした肢位で実施する。 ✓
- 5. 抑止(ブレーク)テストでは徐々に徒手抵抗を強くする。
正答:4
段階2(Poor/貧弱)は、重力を排除した肢位(水平面での運動)で検査されます。
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第49回 午後第24問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
- 1. 順序尺度である。 ✓
- 2. 5段階評価である。
- 3. 実施にあたって年齢は考慮しない。
- 4. 個々の筋の筋力が測定可能である。
- 5. 段階2は最大筋力の約40 %に相当する。
正答:1
徒手筋力テストの段階0〜5は「大小の順序」は表しますが、段階と段階の間隔は等しくありません(段階4と5の差と、段階1と2の差は同じ大きさではない)。
第48回 午後第1問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 肩関節屈曲 ✓
- 2. 肩関節外転
- 3. 肘関節屈曲 ✓
- 4. 股関節伸展 ✓
- 5. 膝関節伸展
正答:1・3 / 1・4 / 3・4
厚生労働省の正答値表では、本問の正答は「13」「14」「34」の3通りが示されています。
第48回 午後第21問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 痙縮筋に対して適用できる。
- 2. 顔面の筋は4段階で評定する。 ✓
- 3. 体幹の筋は6段階で評定する。 ✓
- 4. 筋力3以下の段階付けの信頼性は高い。
- 5. 筋力3は抑止(ブレーク)テストを用いる。
正答:2・3
Danielsらの徒手筋力テスト(MMT)は、四肢・体幹の筋を0〜5の6段階で評定します。
第44回 午前第43問(理学療法評価学)
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。
- 1. 股関節伸展筋力4は股関節伸展30°の抵抗値で求める。
- 2. 股関節屈曲筋力3の運動範囲は0°〜145°である。
- 3. 股関節内転筋力4の非テスト側下肢は45°外転させる。
- 4. 大腿筋膜張筋筋力3の運動範囲は外転30°あれば良い。 ✓
- 5. ハムストリングス筋力5は膝関節屈曲120°の抵抗値で求める。
正答:4
大腿筋膜張筋のテストは背臥位から45°後方に傾けた半側臥位で、股関節屈曲位を保ちながら外転させます。
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