OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

一問一答(全科目ランダム)

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第50回 午後第60問✓ 正解
染色体と細胞分裂について正しいのはどれか。
  1. 1.常染色体は46個ある。
  2. 2.Y染色体はX染色体より大きい。
  3. 3.減数分裂は生殖細胞にみられる。 ✓
  4. 4.細胞分裂は小胞体の移動から始まる。
  5. 5.トリソミーとは性染色体が3個ある状態である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 減数分裂は生殖細胞にみられる。

減数分裂は精子・卵子などの生殖細胞形成時に行われ、染色体数を半数(23本)に減らす細胞分裂である。

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第59回 午後第50問✓ 正解
作業療法における診療参加型実習で最も適切なのはどれか。
  1. 1.集団作業療法による実習は含まない。
  2. 2.一対一の師弟関係の構築を最優先する。
  3. 3.見学、模倣、実施の順に実習を進める。 ✓
  4. 4.担当患者の症例レポートの作成が必須である。
  5. 5.最終的には指導者の監督なしに作業療法を実施する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 見学、模倣、実施の順に実習を進める。

診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)は見学→模倣→実施という段階的な参加プロセスが基本原則であり、学生が徐々に実践に関与していく形式をとる。

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第57回 午前第84問✓ 正解
前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。
  1. 1.感覚は正常である。 ✓
  2. 2.尺骨神経の分枝である。
  3. 3.肘部管のTinel徴候が陽性である。
  4. 4.中・環・小指の伸展動作が困難である。
  5. 5.母指と示指のつまみ動作が困難である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 感覚は正常である。

前骨間神経も後骨間神経もともに純粋運動枝(感覚線維を持たない)であるため、両者に共通して感覚障害は生じない。

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第53回 午後第51問✓ 正解
股関節で正しいのはどれか。
  1. 1.顆状関節である。
  2. 2.大腿骨頸部は関節包外にある。
  3. 3.寛骨臼は前外側を向いている。 ✓
  4. 4.寛骨臼は腸骨のみで構成される。
  5. 5.腸骨大腿靱帯が関節包後面から補強している。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 寛骨臼は前外側を向いている。

寛骨臼は前外側(前下方)を向いており、これが股関節の安定性と運動方向に関与している。

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第50回 午後第44問✓ 正解
長期入院後の統合失調症患者の就労における作業内容として適切なのはどれか。
  1. 1.対人交流が多い。
  2. 2.精密な作業を含む。
  3. 3.勤務時間の変更が多い。
  4. 4.スピードを求められない。 ✓
  5. 5.自身の判断で手順を決められる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 スピードを求められない。

長期入院後の統合失調症患者は、認知機能障害・陰性症状(意欲低下・思考の遅延)・社会的スキルの低下があり、スピードや変化を求められる環境は適応困難を招く。

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第56回 午前第98問✓ 正解
曝露反応妨害法が有効なのはどれか。
  1. 1.強迫性障害 ✓
  2. 2.身体化障害
  3. 3.神経性過食症
  4. 4.全般性不安障害
  5. 5.PTSD〈外傷後ストレス障害〉

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正答:1 強迫性障害

曝露反応妨害法(ERP:Exposure and Response Prevention)は認知行動療法の一手技であり、強迫性障害(OCD)に対する第一選択の心理療法。

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第51回 午前第54問✓ 正解
閉鎖神経に支配されるのはどれか。
  1. 1.薄筋 ✓
  2. 2.縫工筋
  3. 3.半腱様筋
  4. 4.半膜様筋
  5. 5.大腿二頭筋長頭

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 薄筋

閉鎖神経(L2-L4)は股関節内転筋群を主に支配する。

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第55回 午後第65問✓ 正解
心室収縮期に生じているのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.三尖弁開放
  2. 2.僧帽弁閉鎖 ✓
  3. 3.大動脈弁閉鎖
  4. 4.肺動脈圧低下
  5. 5.肺動脈弁開放 ✓

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正答:2・5 僧帽弁閉鎖 / 肺動脈弁開放

心室収縮期(収縮期)では、心室圧が心房圧を上回り房室弁(三尖弁・僧帽弁)が閉鎖し、心室圧が動脈圧を超えると動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)が開放される。

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第59回 午前第82問✓ 正解
ADLで正しいのはどれか。
  1. 1.環境要因によって影響を受ける。 ✓
  2. 2.IADLが概念の基礎となっている。
  3. 3.生活機能より包括的な概念である。
  4. 4.2000年代初頭に世界保健機関によって定義された。
  5. 5.評価スケールとしてFugl-Meyer Assessment scaleが用いられる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 環境要因によって影響を受ける。

ADL(日常生活動作)は個人の能力だけでなく、環境(住環境・道具・介助者の有無など)によって実際の遂行が大きく影響を受ける。

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第59回 午前第61問✓ 正解
伸張反射で正しいのはどれか。
  1. 1.侵害受容反射である。
  2. 2.多シナプス反射である。
  3. 3.求心性線維はIa群線維である。 ✓
  4. 4.α運動線維は筋紡錘内の錘内線維を支配する。
  5. 5.γ運動線維は伸張された筋の拮抗筋を支配する。

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正答:3 求心性線維はIa群線維である。

伸張反射(単シナプス反射)の求心路はIa群線維(筋紡錘の一次終末)であり、α運動ニューロンに直接シナプスして筋収縮を引き起こす。

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第57回 午前第21問✓ 正解
ICF で正しいのはどれか。
  1. 1.ICD-10 と相互補完的な関係がある。 ✓
  2. 2.社会経済的要因による健康を範囲とする。
  3. 3.2015 年に世界保健機関で承認されている。
  4. 4.生活機能は個人因子と環境因子が含まれる。
  5. 5.生活機能の肯定的側面を表すことはできない。

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正答:1 ICD-10 と相互補完的な関係がある。

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)は疾病の分類を行うICD(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)と相互補完的に用いることが意図されており、健康状態の分類と生活機能・障害の分…

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第51回 午後第36問✓ 正解
エビデンスレベルの高い順に左から並べたのはどれか。
  1. 1.症例検討 → 前後比較研究 → メタアナリシス
  2. 2.症例検討 → メタアナリシス → 前後比較研究
  3. 3.前後比較研究 → 症例検討 → メタアナリシス
  4. 4.メタアナリシス → 症例検討 → 前後比較研究
  5. 5.メタアナリシス → 前後比較研究 → 症例検討 ✓

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正答:5 メタアナリシス → 前後比較研究 → 症例検討

エビデンスレベルの階層(高い順):系統的レビュー・メタアナリシス → ランダム化比較試験(RCT) → 非ランダム化比較試験・前後比較研究 → 症例対照研究・コホート研究 → 症例報告・症例検討

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第50回 午後第43問✓ 正解
アルコールによる精神障害に関連が強いのはどれか。
  1. 1.解離
  2. 2.過食
  3. 3.健忘 ✓
  4. 4.強迫
  5. 5.離人

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正答:3 健忘

アルコール依存症では、長期大量飲酒によるビタミンB1欠乏からWernicke-Korsakoff症候群が生じ、著明な健忘(記憶障害)が出現する。

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第51回 午後第66問✓ 正解
呼吸循環調節系について正しいのはどれか。
  1. 1.頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。 ✓
  2. 2.頸動脈小体は総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。
  3. 3.大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。
  4. 4.頸動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。
  5. 5.血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。

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正答:1 頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。

頸動脈小体(carotid body)は末梢性化学受容体であり、血中O2分圧低下・CO2分圧上昇・pH低下を感知して呼吸を促進する。

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第61回 午前第100問✓ 正解
ベンゾジアゼピン系睡眠薬を定期的に内服している患者が「副作用が心配なので内服をやめたい」と訴えた。適切な声かけはどれか。2つ選べ。
  1. 1.「眠れない日だけ飲むようにしてみましょう」
  2. 2.「どのような副作用が心配か、教えてください」 ✓
  3. 3.「薬には副作用がつきものです。我慢してください」
  4. 4.「依存性のある薬なので、直ちに中止して様子をみましょう」
  5. 5.「主治医に直接相談するのが難しければ、私から主治医にお伝えすることもできます」 ✓

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正答:2・5 「どのような副作用が心配か、教えてください」 / 「主治医に直接相談するのが難しければ、私から主治医にお伝えすることもできます」

ベンゾジアゼピン系薬の自己中断は離脱症状(けいれん・不安・不眠の反跳等)を引き起こす危険があり、専門医への適切な相談につなげることが重要である。

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第52回 午後第34問✓ 正解
感覚受容器の刺激の対象が主に皮膚である促通法はどれか。
  1. 1.Brunnstrom法
  2. 2.Bobath法
  3. 3.Rood法 ✓
  4. 4.Fay法
  5. 5.PNF

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正答:3 Rood法

Rood法は皮膚の感覚受容器(主に触覚・温度覚)への刺激(ブラッシング・アイシングなど)を用いて筋活動を促通または抑制する手法であり、皮膚刺激を主体とする。

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第57回 午前第28問✓ 正解
上肢の形態計測と方法の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.上腕周径 ――――― 上腕の最大周囲の長さ ✓
  2. 2.上肢長 ――――― 肩峰から中指先端までの長さ ✓
  3. 3.前腕長 ――――― 肘関節中央部から手関節中央部までの長さ
  4. 4.手 長 ――――― 三角骨と大菱形骨を結ぶ線の中点から中指先端までの長さ
  5. 5.手 厚 ――――― 第1中手指節関節部での手背面から手掌面までの直線距離

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正答:1・2 上腕周径 ――――― 上腕の最大周囲の長さ / 上肢長 ――――― 肩峰から中指先端までの長さ

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第60回 午後第53問✓ 正解
味覚を支配する脳神経はどれか。
  1. 1.三叉神経
  2. 2.舌咽神経 ✓
  3. 3.迷走神経 ✓
  4. 4.副神経
  5. 5.舌下神経

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正答:2・3 舌咽神経 / 迷走神経

味覚を支配する脳神経を問う問題です。

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第53回 午後第43問✓ 正解
社会生活技能訓練〈SST〉の説明で適切なのはどれか。
  1. 1.ロールプレイは自由に行う。
  2. 2.正のフィードバックを行う。 ✓
  3. 3.モデリングは最小限にとどめる。
  4. 4.ストレスがかからない技法である。
  5. 5.モジュールは経験を積んでから行う。

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正答:2 正のフィードバックを行う。

SST(社会生活技能訓練)は行動療法・学習理論に基づくグループ介入であり、望ましい行動を強化するために正のフィードバック(良い点・改善点の肯定的伝達)を重視する。

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第58回 午後第32問✓ 正解
脳卒中片麻痺の上肢に対する機能回復訓練の課題内容で適切なのはどれか。
  1. 1.運動は巧緻運動から粗大運動にする。
  2. 2.運動速度は速いものから遅いものにする。
  3. 3.課題は単純なものから複雑なものにする。 ✓
  4. 4.運動パターンは分離運動から共同運動にする。
  5. 5.課題の所要時間は長いものから短いものにする。

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正答:3 課題は単純なものから複雑なものにする。

運動学習・機能回復訓練の原則として、難易度は低いものから高いものへ段階的に上げていくことが基本。

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第51回 午前第63問✓ 正解
神経筋接合部の神経伝達物質はどれか。
  1. 1.ドパミン
  2. 2.セロトニン
  3. 3.アドレナリン
  4. 4.γアミノ酪酸
  5. 5.アセチルコリン ✓

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正答:5 アセチルコリン

神経筋接合部(運動神経終末→骨格筋)での神経伝達物質はアセチルコリン(ACh)。

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第50回 午前第32問✓ 正解
大腿骨頸部骨折に対して後方アプローチにて人工骨頭置換術を施行した患者のADL指導で正しいのはどれか。
  1. 1.和式トイレで排泄する。
  2. 2.割り座で足の爪を切る。
  3. 3.あぐら座位で靴下をはく。 ✓
  4. 4.患側下肢から階段を昇る。
  5. 5.椅子に座って床の物を拾う。

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正答:3 あぐら座位で靴下をはく。

後方アプローチ(後方進入法)によるTHA・人工骨頭置換術後は股関節屈曲・内旋・内転の複合(後方脱臼肢位)を禁忌とする。

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第51回 午前第81問✓ 正解
技法としてホームワーク〈宿題〉を用いるのはどれか。
  1. 1.内観療法
  2. 2.森田療法
  3. 3.現存在分析
  4. 4.認知行動療法 ✓
  5. 5.精神分析療法

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正答:4 認知行動療法

認知行動療法(CBT)ではホームワーク(宿題)が構造的に組み込まれており、セッション間に患者が実生活で認知・行動の変容を練習する。

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第54回 午後第51問✓ 正解
Lisfranc関節を構成するのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.距骨
  2. 2.舟状骨
  3. 3.踵骨
  4. 4.内側楔状骨 ✓
  5. 5.立方骨 ✓

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正答:4・5 内側楔状骨 / 立方骨

Lisfranc関節(足根中足関節)は足根骨と中足骨底の関節群。

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第59回 午前第40問✓ 正解
精神科作業療法のインテイク面接(初回面接)で適切なのはどれか。
  1. 1.作業療法の目的を説明する。 ✓
  2. 2.幻聴がある場合は面接を中止する。
  3. 3.ベットサイドでの実施が基本である。
  4. 4.緊張が強い患者の場合は対面同位法で行う。
  5. 5.作業療法士自身の詳細な個人情報を説明する。

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正答:1 作業療法の目的を説明する。

インテイク面接では、作業療法士が自己紹介をした後に作業療法の目的・内容・流れを説明することがインフォームドコンセントの観点から最も基本的かつ優先される対応である。

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第60回 午前第67問✓ 正解
胆汁で正しいのはどれか。
  1. 1.アルカリ性である。 ✓
  2. 2.胆嚢で産生される。
  3. 3.蛋白質を分解する。
  4. 4.リパーゼが含まれる。
  5. 5.主に大腸で再吸収される。

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正答:1 アルカリ性である。

胆汁は肝臓で産生されるアルカリ性の液体(pH約7.8〜8.6)で、脂肪の乳化を助ける胆汁酸塩・胆汁色素(ビリルビン)・コレステロールなどを含む。

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第53回 午後第75問✓ 正解
正常細胞と比較したときの悪性腫瘍細胞の特徴はどれか。
  1. 1.増殖が遅い。
  2. 2.分化の程度は低い。 ✓
  3. 3.染色体異常は少ない。
  4. 4.核分裂の頻度は少ない。
  5. 5.核/細胞質比は小さい。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 分化の程度は低い。

悪性腫瘍細胞の特徴は、細胞が未分化(正常組織との類似性が低い)であることであり、分化の程度が低いほど悪性度が高い(低分化癌が最も悪性)。

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第50回 午前第74問✓ 正解
正常歩行時の重心移動幅の減少への関与が小さいのはどれか。
  1. 1.骨盤傾斜
  2. 2.二重膝作用
  3. 3.膝関節の回旋 ✓
  4. 4.骨盤の回旋運動
  5. 5.骨盤の側方移動

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正答:3 膝関節の回旋

正常歩行時の重心移動幅(側方・上下)を減少させる6つのDeterminants of gait(歩行の決定因子:Saunders)の中に膝関節の回旋は含まれていない。

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第57回 午後第32問✓ 正解
切断部位と義手の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.上腕骨頸部切断 ─── 上腕義手
  2. 2.上腕骨70%残存での切断 ─── 肘義手
  3. 3.橈尺骨35%残存での切断 ─── 前腕義手 ✓
  4. 4.手関節離断 ─── 手部義手
  5. 5.手根骨レベルの離断 ─── 指義手

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 橈尺骨35%残存での切断 ─── 前腕義手

前腕の橈尺骨35%残存は「短断端」に相当しますが、前腕義手(前腕截断用義手)の適応範囲内です。

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第56回 午後第65問✓ 正解
排便機構について正しいのはどれか。
  1. 1.骨盤神経は便意に関与する。 ✓
  2. 2.内肛門括約筋の弛緩は随意的に起こる。
  3. 3.排便反射は仙髄から抑制を受けている。
  4. 4.大腸の蠕動運動は縦走筋によって生じる。
  5. 5.外肛門括約筋は下腹神経の作用で弛緩する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 骨盤神経は便意に関与する。

骨盤神経(副交感神経・S2〜S4)は大腸・直腸の蠕動運動を促進し、直腸壁の伸展受容器からの感覚(便意)を伝達する。

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第61回 午後第30問✓ 正解
OSCE〈客観的臨床能力試験〉で正しいのはどれか。
  1. 1.技能の到達度を評価する。 ✓
  2. 2.知識量の多さが重視される。
  3. 3.筆記試験の代替として実施される。
  4. 4.模擬患者への実施結果の提示は省略できる。
  5. 5.実施する内容は事前に模擬患者に説明しない。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 技能の到達度を評価する。

OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は、医療系学生の臨床技能・コミュニケーション能力・態度を実技形式で客観的に評価する試験方式である。

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第52回 午前第95問✓ 正解
医療法で規定されていないのはどれか。
  1. 1.医療提供の理念
  2. 2.医療従事者の責務
  3. 3.病院開設者の資格
  4. 4.医療行為に対する診療報酬 ✓
  5. 5.都道府県における医療計画の策定

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 医療行為に対する診療報酬

医療法(1948年制定)は医療機関の設置・管理・医療計画などを規定するが、診療報酬は健康保険法・診療報酬点数表(告示)によって規定される別の法律体系であり、医療法の規定外。

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第51回 午後第97問✓ 正解
酔うまでの飲酒量が徐々に増加するのはどれか。
  1. 1.渇望
  2. 2.耐性 ✓
  3. 3.身体依存
  4. 4.飲酒中心性
  5. 5.山型飲酒サイクル

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 耐性

同量のアルコールでは酔わなくなり、酔うためにより多量が必要になる現象は耐性(tolerance)。

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第59回 午後第64問✓ 正解
各臓器と血流量の局所性調節の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.骨格筋 ―― 乳酸の蓄積が血管を収縮
  2. 2.心臓 ―― 低酸素が冠細動脈を収縮
  3. 3.脳 ―― 二酸化炭素分圧上昇が細動脈を収縮
  4. 4.肺 ―― 低酸素が細動脈を収縮 ✓
  5. 5.皮膚 ―― 交感神経充進が細動脈を拡張

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 肺 ―― 低酸素が細動脈を収縮

肺循環においては低酸素血症(換気不足の肺胞部位)に反応して肺動脈が収縮する(低酸素性肺血管収縮:HPV)。

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第50回 午後第73問✓ 正解
疾患または症候と異常歩行の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1.運動失調 ─── 酩酊歩行
  2. 2.Parkinson病 ─── すくみ足歩行
  3. 3.脳卒中片麻痺 ─── 尖足歩行
  4. 4.総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行 ✓
  5. 5.両下肢痙性麻痺 ─── はさみ脚歩行

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行

総腓骨神経麻痺では足背屈不能(下垂足)となり、下垂足歩行(鶏歩・steppage gait)が生じる。

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第60回 午後第58問✓ 正解
皮質脊髄路に含まれるのはどれか。
  1. 1.海馬
  2. 2.視床
  3. 3.大脳脚 ✓
  4. 4.中心後回
  5. 5.内包前脚

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 大脳脚

皮質脊髄路(錐体路)の経路に含まれる構造を問う問題です。

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第60回 午後第64問✓ 正解
嫌気性解糖で正しいのはどれか。
  1. 1.TCA回路が利用される。
  2. 2.ミトコンドリア内で行われる。
  3. 3.供給エネルギーの持続時間は約15秒である。
  4. 4.グルコースはピルビン酸から乳酸に変換される。 ✓
  5. 5.グルコース1分子から4分子のATPが得られる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 グルコースはピルビン酸から乳酸に変換される。

嫌気性解糖の代謝を問う問題です。

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第55回 午前第96問✓ 正解
てんかんで正しいのはどれか。
  1. 1.遺伝素因はない。
  2. 2.意識障害が必発する。
  3. 3.高齢発症は稀である。
  4. 4.病因は特発性と症候性に分けられる。 ✓
  5. 5.我が国の患者は約10万人と推定されている。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 病因は特発性と症候性に分けられる。

てんかんの病因分類は従来から特発性(原因不明・遺伝的素因)と症候性(基礎疾患あり)に大別されてきた(現在はILAEによる新分類も使われるが、国試では従来分類で出題されることが多い)。

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第50回 午後第31問✓ 正解
車椅子からの立ち上がり時に、後方重心となり介助を要する脳卒中片麻痺患者への対応で正しいのはどれか。
  1. 1.立ち上がる前に車椅子に深く座らせる。
  2. 2.両足の内側を密着させる。
  3. 3.足部は膝の位置より後方に引かせる。 ✓
  4. 4.天井を見るように指示する。
  5. 5.介助者がズボンを持って上に引き上げる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 足部は膝の位置より後方に引かせる。

立ち上がり動作では、前方への重心移動が必要であり、足部を膝より後方に引くことで前傾姿勢をとりやすくし、重心を前方に移動させることができる。

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第57回 午前第67問✓ 正解
排便機構で正しいのはどれか。
  1. 1.排便中枢は第5腰髄にある。
  2. 2.S状結腸に糞便が到達すると便意を感じる。
  3. 3.直腸壁からの求心路は陰部神経を経由する。
  4. 4.骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こる。 ✓
  5. 5.大腸内容物を肛門側に輸送するのは分節運動である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こる。

骨盤神経(副交感神経、S2〜4)は直腸壁の収縮と内肛門括約筋の弛緩(抑制)を引き起こし、排便を促進する。

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