🎉 「老年期作業療法」全37問 制覇!
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第60回 午前第18問✓ 正解
50歳の男性。1年前より物忘れのために仕事で失敗が認められるようになった。また、通勤中道に迷うようになったため、3か月前に退職。精神科病院でAlzheimer型認知症の診断を受け、精神科作業療法に通うこととなった。この患者の症状を評価する尺度で最も適切なのはどれか。
- 1.NPI ✓
- 2.PANSS
- 3.RAS
- 4.SANS
- 5.SMSF
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正答:1 NPI
若年性(50歳)Alzheimer型認知症の「症状を評価する尺度」として最も適切なのはNPI(Neuropsychiatric Inventory:神経精神症状評価尺度)である。
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第60回 午前第31問✓ 正解
Parkinson病患者(Yahrの重症度分類ステージⅢ)のADL指導で最も適切なのはどれか。
- 1.屋内はスリッパを履く。
- 2.毛足の長いカーペットを敷く。
- 3.髭剃りはカミソリを利用する。
- 4.スロープよりも階段を利用する。 ✓
- 5.屋外ではロフストランド杖を利用する。
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正答:4 スロープよりも階段を利用する。
Parkinson病Yahrステージ3は両側性の症状があり姿勢反射障害が出現した段階(転倒リスクあり、しかし自力歩行可能)である。
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第60回 午前第41問✓ 正解
朝6時に朝食をとり、8時に家を出て同じコースを歩き回り、10時にスーパーで同じ食材を購入して帰宅する行動を毎日繰り返す認知症患者で、最も考えられるのはどれか。
- 1.HIV認知症
- 2.血管性認知症
- 3.前頭側頭型認知症 ✓
- 4.Lewy小体型認知症
- 5.Alzheimer型認知症
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正答:3 前頭側頭型認知症
毎日同一の時刻に同一コースを歩き、同一の食材を購入するという極めて固定した反復行動(ルーティン・常同行動)は前頭側頭型認知症(FTD)のピック病を中心とした「常同行動」の典型的症状である。
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第60回 午前第48問✓ 正解
BPSD〈Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia〉はどれか。2つ選べ。
- 1.失認
- 2.徘徊 ✓
- 3.記憶障害
- 4.不潔行為 ✓
- 5.実行機能障害
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正答:2・4 徘徊 / 不潔行為
BPSDは認知症の中核症状(記憶障害・失語・失行・失認・実行機能障害)ではなく、行動・心理症状(二次的症状)である。
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第60回 午前第95問✓ 正解
高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか。
- 1.歩隔の減少
- 2.歩幅の減少 ✓
- 3.歩行率の増加
- 4.遊脚期の延長
- 5.両脚支持期の短縮
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第60回 午後第10問✓ 正解
71歳の男性。令和6年8月19日(月)に病院で認知症の検査を受けた。結果(別冊No.5)を別に示す。疑われる認知症の重症度はどれか。
- 1.認知症なし
- 2.軽度認知症 ✓
- 3.中等度認知症
- 4.重度認知症
- 5.最重度認知症
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正答:2 軽度認知症
検査用紙(別冊No.5)はHDS-R(長谷川式簡易知能評価スケール)の回答用紙である。
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第60回 午後第18問✓ 正解
70歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人の物を盗るようになり、注意されても意に介さなくなった。また、些細なことで怒り出すため、対応に困った家族が主治医と相談し、デイケアに通所し、作業プログラムに参加することになった。この患者への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 1.抽象的な指示を与える。
- 2.作業に失敗したら叱責する。
- 3.作業台の席替えを頻繁に行う。
- 4.道具を見やすいところに置く。 ✓
- 5.作業を決まった手順で行わせる。 ✓
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正答:4・5 道具を見やすいところに置く。 / 作業を決まった手順で行わせる。
前頭側頭型認知症は脱抑制・常同行動・無関心が特徴です。
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第60回 午後第30問✓ 正解
ロコモティブシンドロームにおけるロコモ度と判定基準の該当項目の組合せで正しいのはどれか。
- 1.ロコモ度1 ── 片脚で30cmの高さから立つことができない。
- 2.ロコモ度1 ── 2ステップ値0.9以上1.1未満
- 3.ロコモ度2 ── 両脚で20cmの高さから立つことができない。 ✓
- 4.ロコモ度2 ── 2ステップ値1.1以上1.3未満
- 5.ロコモ度3 ── 2ステップ値1.3以上1.5未満
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正答:3 ロコモ度2 ── 両脚で20cmの高さから立つことができない。
ロコモティブシンドロームのロコモ度判定基準を問う問題です。
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第59回 午前第20問✓ 正解
80歳の男性。3年前にAlzheimer型認知症と診断された。妻の介護で在宅生活を続けてきたが、夜間不眠、妄想と興奮が顕著となり入院治療を受けた。その後、症状が落ち着き、在宅復帰の前段階として介護老人保健施設に入所した。この入所者の行動・心理症状の評価で適切なのはどれか。
- 1.ADAS
- 2.CDR
- 3.FAB
- 4.FAST
- 5.NPI ✓
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正答:5 NPI
Alzheimer型認知症患者の行動・心理症状(BPSD:夜間不眠、妄想、興奮)の評価には、BPSDを包括的に評価するNPI(Neuropsychiatric Inventory)が最適である。
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第59回 午前第43問✓ 正解
Alzheimer型認知症に特徴的なのはどれか。
- 1.階段状に進行する。
- 2.錐体外路症状を伴う。
- 3.まだら認知症である。
- 4.地誌的見当識障害がある。 ✓
- 5.末期まで病識は保たれる。
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正答:4 地誌的見当識障害がある。
Alzheimer型認知症(AD)では近時記憶障害とともに、空間的見当識障害(地誌的見当識障害:近隣で迷子になるなど)が特徴的な症状として早期から出現する。
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第59回 午後第2問✓ 正解
65歳の女性。専業主婦。右利き。上肢の振戦のため心配した夫に伴われて来院した。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅠ。入院後に内服投与が開始され、2週後退院となった。退院時に安静時振戦は消失したが、右下肢の固縮および右すり足を認めた。片脚立位で右が10秒、左が20秒。ADLは自立しているが、箸の使用と書字に時間がかかる。退院後のプログラム内容で適切でないのはどれか。
- 1.散歩
- 2.太極拳
- 3.フレンケル体操 ✓
- 4.手内筋の伸張運動
- 5.床に置かれた物品の整理
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正答:3 フレンケル体操
フレンケル体操は小脳性運動失調に対して開発された協調運動訓練であり、パーキンソン病(固縮・振戦が主体)には適応とならない。
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第59回 午後第16問✓ 正解
60歳の女性。専業主婦。Alzheimer型認知症。1年前から最近の出来事を徐々に思い出せなくなり、家に引きこもりがちになった。趣味をする気力がなくなり近所づきあいも減った。「物が盗まれた」などの被害的な言動が増加したため、心配した夫に伴われて精神科を受診した。服薬治療を開始し、重度認知症患者デイケアを利用することとなった。この患者の特徴で適切なのはどれか。
- 1.認知機能が変動する。
- 2.いつも同じ席に座りたがる。
- 3.具体的な幻視について話す。
- 4.睡眠時に大きな声で寝言を言う。
- 5.外出時に帰ることができなくなる。 ✓
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正答:5 外出時に帰ることができなくなる。
本症例はAlzheimer型認知症(ATD)の特徴として、近時記憶障害(最近の出来事を思い出せない)・引きこもり・被害的言動が記述されており、迷子(道に迷う)はATDに特徴的な症状である。
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第59回 午後第19問✓ 正解
65歳の男性。2年前から便秘や立ちくらみが目立ち、人物を誤認することもあった。最近、小刻み歩行と手の震えが目立ち、壁のシミを「虫がいる」と発言するようになった。家族への暴言が多くなり対応困難で入院となった。入院後、作業療法が処方され、集団作業療法が行われている。この患者に対する作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
- 1.性的逸脱行為に注意する。
- 2.複数の課題を同時進行で行う。
- 3.認知機能の日内変動に注意する。 ✓
- 4.未経験の活動種目を中心に行う。
- 5.流動的に活動メンバーを入れ替える。
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正答:3 認知機能の日内変動に注意する。
本症例は幻視・小刻み歩行・人物誤認・便秘・立ちくらみという症状群からLewy小体型認知症(DLB)が強く示唆される。
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第59回 午後第23問✓ 正解
Parkinson病患者で早期に困難となる動作はどれか。ただし、いずれの動作も上肢での代償はないものとする。
- 1.寝返り ✓
- 2.平地歩行
- 3.階段の昇り
- 4.端座位の保持
- 5.椅子からの立ち上がり
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第58回 午前第13問✓ 正解
65歳の男性。3年前から右手に振戦がみられるようになり、体の動きが固く、すくみ足がみられ、表情も乏しくなっていった。日常生活の支障に対して作業療法が処方されたが、本人は何かと理由をつけてなかなか参加せず、無為に過ごす様子が目立ってきた。この患者の治療方針を検討する際に、評価すべき精神医学的な合併症として最も重要なのはどれか。
- 1.うつ病 ✓
- 2.解離性障害
- 3.強迫性障害
- 4.身体表現性障害
- 5.統合失調症
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正答:1 うつ病
振戦・筋強剛・すくみ足・仮面様顔貌といったパーキンソン病の症状に加え、活動への回避・無為・理由をつけた参加拒否が目立っている。
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第58回 午前第38問✓ 正解
Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢの Parkinson 病への作業療法で最も適切なのはどれか。
- 1.車椅子操作
- 2.万能カフの導入
- 3.音声入力によるパソコン操作
- 4.棒体操による頸部体幹伸展運動 ✓
- 5.机上での細かいビーズを用いた手芸
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正答:4 棒体操による頸部体幹伸展運動
Hoehn & YahrステージⅢはバランス障害が出現するが、なお自立生活が可能な段階。
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第58回 午前第48問✓ 正解
認知症患者の認知機能を高めるための介入法として最も適切なのはどれか。
- 1.回想法
- 2.ピアサポート
- 3.マインドフルネス
- 4.バリデーション療法
- 5.リアリティオリエンテーション ✓
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正答:5 リアリティオリエンテーション
認知症患者の認知機能(見当識・記憶・現実認識)を高めることを直接目的とした介入法はリアリティオリエンテーション(RO)である。
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第58回 午後第19問✓ 正解
60歳の男性。Alzheimer型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚や花壇などを作っていた。1年前から食事をしたことを忘れるようになった。最近、置き忘れた財布を「盗まれた」などと言い、家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受診して入院となった。作業療法導入時、「ここは学校ですか。私は仕事がありますので帰ります」と言い、作業療法室内を歩き回り、他の患者に対する怒声や暴言が観察された。この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか。
- 1.患者の言動を厳しく叱責する。
- 2.職業リハビリテーションを導入する。
- 3.場の雰囲気に馴れるように援助する。 ✓
- 4.本棚作りなどの木工作業を導入する。
- 5.記憶力の改善を目的とした活動を導入する。
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正答:3 場の雰囲気に馴れるように援助する。
「ここは学校か、仕事がある」という見当識障害の発言と、作業療法室内の徘徊・他患者への怒声・暴言という状況は、Alzheimer型認知症患者の混乱・興奮状態を示している。
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第58回 午後第34問✓ 正解
高齢者への薬物療法で正しいのはどれか。
- 1.加齢に伴い有害事象が多くなる。 ✓
- 2.高齢者は有害事象が重症化しない。
- 3.1回投与量が多いほど治療効果が高い。
- 4.服薬歴は現在の身体機能に影響しない。
- 5.服薬数の増加は有害事象の要因にならない。
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正答:1 加齢に伴い有害事象が多くなる。
加齢により腎・肝機能の低下、体組成変化(体脂肪増・水分減)、アルブミン低下による薬物結合率の変化などが生じ、薬物の血中濃度が上昇しやすく有害事象(副作用)のリスクが増大する。
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第58回 午後第47問✓ 正解
他の認知症と比較して、Lewy小体型認知症患者にみられやすいのはどれか。
- 1.失行
- 2.失語
- 3.失認
- 4.尿失禁
- 5.静止時振戦 ✓
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正答:5 静止時振戦
Lewy小体型認知症(DLB)はパーキンソン症状を高頻度に合併することが特徴的であり、その中でも静止時振戦(安静時に出現するふるえ)はパーキンソニズムの代表的症状として他の認知症と比較して多くみられる。
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第57回 午前第6問✓ 正解
50歳の男性。糖尿病。1か月前からインスリンによる治療が開始されている。空腹時血糖150mg/dL、HbA1cは7.5%であった。これまでに低血糖症状は認めていない。血糖コントロールの改善に向けた運動療法、生活指導で誤っているのはどれか。
- 1.歩数計を活用する。
- 2.運動は食後1時間後に行う。
- 3.階段を使用するように助言する。
- 4.低強度でのレジスタンス運動を行う。
- 5.1週間で合計60分の有酸素運動を行う。 ✓
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正答:5 1週間で合計60分の有酸素運動を行う。
糖尿病患者への運動療法の目安は1回20〜60分・週3〜5回・合計150分以上の中等度有酸素運動が推奨されており、合計60分では不十分であるため誤りである。
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第57回 午前第10問✓ 正解
19歳の男性。バイク事故で受傷。脊髄損傷完全麻痺(第10胸髄節まで機能残存)。ADLは自立し、今後は車椅子マラソンを行うことを目標に作業療法に取り組んでいる。車椅子(別冊No.3)を別に示す。マラソン用車椅子はどれか。
- 1.①
- 2.② ✓
- 3.③
- 4.④
- 5.⑤
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正答:2 ②
マラソン(陸上競技)用車椅子は、前方に長く伸びた1輪と後方2輪の三輪構造、前傾の低座面、ハンドリム駆動に特化したフレームが特徴です。
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第57回 午前第14問✓ 正解
32歳男性。統合失調症。入院後、症状が不安定で緊張が強い状態が続いている。この患者に対する作業面接で、オープンスペースを用いた場面設定として最も適切な図はどれか。
- 1.図1
- 2.図2
- 3.図3 ✓
- 4.図4
- 5.図5
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正答:3 図3
緊張が強く症状の不安定な統合失調症患者では、退路を確保し、患者を壁際に追い込まず、出入口や開放空間に逃げ道を残す配置が安全です。
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第57回 午後第31問✓ 正解
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
- 1.男性に多い。
- 2.階段状に増悪する。
- 3.意味記憶の障害で発症することが多い。
- 4.人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。 ✓
- 5.軽度認知障害の約80%はAlzheimer型認知症に移行する。
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正答:4 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
Alzheimer型認知症では見当識障害が生じますが、その進行順序は時間→場所→人物の順に障害されやすく、時間の見当識が最も早期に障害されます。
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第57回 午後第46問✓ 正解
前頭側頭型認知症患者への作業療法士の対応として適切なのはどれか。
- 1.活動の中で複雑な判断を本人に求めるようにする。
- 2.口頭指示が理解できない場合は紙に書いて伝える。
- 3.参加の拒否に対しては活動の内容を丁寧に説明する。
- 4.常同行動に対しては別の行動に切り替えるように促す。
- 5.食べることが止められない場合は食材を見えない場所に移動させる。 ✓
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正答:5 食べることが止められない場合は食材を見えない場所に移動させる。
前頭側頭型認知症(FTD)では脱抑制・過食・常同行動が特徴的であり、口に入るものを際限なく食べてしまう(過食・口唇傾向)症状が出現します。
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第56回 午前第81問✓ 正解
老年期における精神保健上の問題として正しいのはどれか。
- 1.自我同一性の獲得
- 2.エディプス葛藤
- 3.空の巣症候群
- 4.モラトリアム
- 5.社会的孤立 ✓
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正答:5 社会的孤立
老年期は退職・配偶者や友人との死別・身体機能低下などにより社会的ネットワークが縮小し、社会的孤立が精神保健上の重大なリスクとなる。
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第56回 午前第96問✓ 正解
我が国の65歳以上の高齢者における軽度認知障害〈MCI〉の有病率として適切なのはどれか。
- 1.5%
- 2.15% ✓
- 3.35%
- 4.50%
- 5.70%
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正答:2 15%
わが国における65歳以上の高齢者における軽度認知障害(MCI)の有病率は、複数の疫学調査から約15%前後(13〜16%)とされている(厚生労働省データ)。
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第56回 午後第46問✓ 正解
正しい日時や場所などの情報を繰り返し提示する認知症患者への介入法はどれか。
- 1.作業回想法
- 2.ユマニチュード
- 3.ルーティン化療法
- 4.バリデーション療法
- 5.リアリティオリエンテーション ✓
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正答:5 リアリティオリエンテーション
リアリティオリエンテーション(RO)は、正確な日時・場所・人物等の現実情報を繰り返し提示することで見当識の維持・改善を図る認知症介入法である。
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第55回 午前第28問✓ 正解
自宅で電話の応対ができないといった認知症症状の進行があり、意思疎通の困難さがあるが、介助者が注意していれば日常生活は自立できている。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。
- 1.ⅡA
- 2.ⅡB ✓
- 3.ⅢA
- 4.ⅢB
- 5.Ⅳ
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正答:2 ⅡB
電話対応ができないなど日常生活に支障があるが、介助者が注意していれば自立できる状態は「ランクⅡB」に該当する。
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第55回 午後第39問✓ 正解
せん妄で正しいのはどれか。
- 1.夜間には出現しない。
- 2.環境変化で生じやすい。 ✓
- 3.高度の意識混濁を伴う。
- 4.記憶障害を伴うことはない。
- 5.老年者より若年者に出現しやすい。
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正答:2 環境変化で生じやすい。
せん妄は意識の変容と注意障害を主体とする急性の精神症状であり、入院・手術・ICU入室などの環境変化が誘因となりやすい。
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第54回 午前第31問✓ 正解
円背のある高齢者で正しいのはどれか。
- 1.歩行の際に歩隔が狭くなる。
- 2.立位時に膝は屈曲位となる。 ✓
- 3.円背は閉塞性換気障害の原因となる。
- 4.円背の治療としてギプス矯正を行う。
- 5.立位バランスは、左右より前後の方向がよい。
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正答:2 立位時に膝は屈曲位となる。
円背(後弯変形)では重心が前方に移動し、バランスを保つために膝関節・股関節の屈曲が代償的に生じる。
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第54回 午後第32問✓ 正解
椅子座位で高齢者が食事をする際に誤嚥のリスクを高める動作はどれか。
- 1.頬 杖
- 2.顎をひく
- 3.上を向く ✓
- 4.うなずく
- 5.横を向く
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正答:3 上を向く
頭頸部の伸展(上を向く)は咽頭・食道入口部が開きにくくなり、嚥下第2相(咽頭期)で誤嚥リスクが高まる。
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第53回 午前第28問✓ 正解
老年期のQOLを評価するために開発されたスケールはどれか。
- 1.CHART-J
- 2.EuroQol
- 3.HUI〈health utilities index〉
- 4.PGCモラールスケール改訂版 ✓
- 5.POMS
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正答:4 PGCモラールスケール改訂版
PGC(Philadelphia Geriatric Center)モラールスケール改訂版は、老年期のQOL・主観的幸福感・士気を評価するために開発されたスケール。
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第52回 午前第79問✓ 正解
老年期における精神保健上の問題として適切なのはどれか。
- 1.緘黙
- 2.同一性拡散
- 3.社会的孤立 ✓
- 4.空の巣症候群
- 5.モラトリアム
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正答:3 社会的孤立
老年期の精神保健上の問題として、社会的孤立(定年退職・配偶者との死別・身体機能低下などによる社会参加の縮小)は最も重要な課題の一つ。
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第52回 午前第92問✓ 正解
高齢者の肺炎の特徴として正しいのはどれか。
- 1.高熱がみられる。
- 2.誤嚥性肺炎が多い。 ✓
- 3.肺尖部の病巣が多い。
- 4.咳反射の亢進がみられる。
- 5.死因となる例は減少している。
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正答:2 誤嚥性肺炎が多い。
高齢者の肺炎の特徴として、嚥下機能低下・口腔内細菌の誤嚥による誤嚥性肺炎が最も多い原因形態であり、これが正しい記述。
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第52回 午後第80問✓ 正解
Eriksonによる発達段階で老年期に獲得すべき課題はどれか。
- 1.親密
- 2.統合 ✓
- 3.勤勉
- 4.自律
- 5.同一性
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正答:2 統合
Eriksonの心理社会的発達段階において、老年期(第8段階)の発達課題は「自我の統合 vs. 絶望」であり、人生を振り返り受け入れることができるかが問われる。
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第52回 午後第85問✓ 正解
上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。
- 1.老年期に多い。
- 2.原則として手術を行う。
- 3.外反肘を生じることが多い。
- 4.前腕の循環不全を生じやすい。 ✓
- 5.肘関節屈曲位での受傷が多い。
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正答:4 前腕の循環不全を生じやすい。
上腕骨顆上骨折(小児に多い伸展型)では、骨折による血管(上腕動脈・正中神経等)の圧迫・損傷によりVolkmann拘縮(前腕区画症候群)が生じやすい。
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