OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

発達障害作業療法 の一問一答

「発達障害作業療法」の過去問から作った一問一答、全38問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第60回 午前第17問✓ 正解
11歳の女児。不登校を心配した母親に連れられて来院した。幼少期に人見知りはせず、抱っこをせがむこともなかった。保育園では一人遊びが多かった。現在の成績は上位。運動は苦手だがサッカー観戦は好きで、地元チームの選手の背番号と生年月日を全て記憶している。冗談が通じずクラスで仲間外れになることがある。この児の障害で正しいのはどれか。
  1. 1.偏食はまれである。
  2. 2.感覚過敏を伴うことがある。
  3. 3.他人の感情の変化を敏感に察知する。
  4. 4.日常習慣の変更の受け入れが良好である。
  5. 5.4〜5歳で「サリーとアン課題」に正解することが多い。

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正答:2 感覚過敏を伴うことがある。

幼少期からの一方的な人見知りのなさ・抱っこを求めない・一人遊び・特定事項への強いこだわり(サッカー選手の情報の暗記)・冗談が通じない・運動の苦手さという特徴は自閉スペクトラム症(ASD)の典型像であり、ASDでは感覚過敏・鈍麻の感覚処理異常が高頻度に認められる。

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第60回 午前第43問✓ 正解
注意欠如・多動症〈注意欠如・多動性障害〉児に認められる作業療法中の行動はどれか。
  1. 1.頻回に離席する。
  2. 2.発作を起こして倒れる。
  3. 3.誇大的な発言が認められる。
  4. 4.作業工程を何回も確認する。
  5. 5.相手の言葉をオウム返しする。

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正答:1 頻回に離席する。

注意欠如・多動症(ADHD)の主要症状は「不注意」「多動性」「衝動性」であり、作業療法中に頻回に離席する行動は多動性・衝動性の典型的な現れである。

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第60回 午前第99問✓ 正解
自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉児にみられる特徴はどれか。
  1. 1.表情変化に乏しい。
  2. 2.共感性が豊かである。
  3. 3.図鑑を見るより物語を好む。
  4. 4.想像力を必要とする遊びを好む。
  5. 5.暗黙のルールの理解が良好である。

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正答:1 表情変化に乏しい。

自閉スペクトラム症(ASD)の中核症状は①社会的コミュニケーション・対人交流の困難、②行動・興味・活動の限局した反復的なパターンであり、表情変化の乏しさ(非言語的コミュニケーションの障害)はこの特徴に含まれる。

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第60回 午前第100問✓ 正解
注意欠如・多動症〈注意欠如・多動性障害〉に対する心理社会的治療で適切でないのはどれか。
  1. 1.指示は1つずつ出す。
  2. 2.視覚化した指示を出す。
  3. 3.雑談しながら作業をさせる。
  4. 4.軽微な症状が出ても許容する。
  5. 5.好ましい行動をしたらすぐにほめる。

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正答:3 雑談しながら作業をさせる。

ADHD(注意欠如・多動症)への心理社会的支援では、注意力・集中力を維持しやすい環境設定が重要であり、複数の刺激(雑談+作業)が同時に入ることはADHDの特性(注意散漫・衝動性)を悪化させるため不適切である。

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第60回 午後第8問✓ 正解
8歳の女児。脳性麻痺痙直型両麻痺である。ボール遊び時の姿勢設定を図に示す。この児の適切な姿勢設定はどれか。
  1. 1.図1
  2. 2.図2
  3. 3.図3
  4. 4.図4
  5. 5.図5

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正答:5 図5

脳性麻痺痙直型両麻痺では、股関節屈曲・内転・内旋、膝関節屈曲、足関節底屈のパターンが強く、体幹の前傾・骨盤後傾が生じやすい。

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第60回 午後第46問✓ 正解
作業療法における自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉患者への対応で適切なのはどれか。
  1. 1.問題行動に対しては内省を促す。
  2. 2.言葉を省略した短文で指示をする。
  3. 3.こだわりが認められた時は無言で制止する。
  4. 4.導入期には自由度の高い作業活動を用いる。
  5. 5.コミュニケーションの課題にはSSTを用いる。

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正答:5 コミュニケーションの課題にはSSTを用いる。

自閉スペクトラム症(ASD)への作業療法的対応を問う問題です。

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第60回 午後第47問✓ 正解
注意欠如・多動症〈注意欠如・多動性障害〉を強く示唆する患者の発言はどれか。
  1. 1.「今朝、私の脳が溶けて流れ出しました」
  2. 2.「周囲の全てが不気味で、何かが起こりそうで怖いです」
  3. 3.「じっとしているのが苦手で、後先考えずに行動して失敗します」
  4. 4.「まるで映画を見ているような感じで、周囲の景色に現実感がありません」
  5. 5.「検査で異常はないと言われましたが、私は間違いなく末期癌だと思います」

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正答:3 「じっとしているのが苦手で、後先考えずに行動して失敗します」

注意欠如・多動症(ADHD)を強く示唆する発言を選ぶ問題です。

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第59回 午前第15問✓ 正解
13歳の男子。中学校入学後クラスでの様子を心配した担任から母親に連絡があり、母親に伴われて精神科に来院した。幼少期から物音および匂いに敏感であったという。成績は上位。鉄道に強い興味があり、同級生はその知識にはじめは関心を示したが、一度話し始めると一方的に自分の興味のある話を続けるため、次第に孤立した。本人は他の生徒との関係に無頓着である。最も考えられるのはどれか。
  1. 1.うつ病
  2. 2.限局性学習障害
  3. 3.行為障害
  4. 4.自閉症スペクトラム障害
  5. 5.選択性緘黙

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正答:4 自閉症スペクトラム障害

感覚過敏(物音・匂い)、特定領域への強いこだわり(鉄道知識)、一方的な会話による社会的孤立、他者との関係への無頓着という特徴は、自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断基準に合致する。

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第59回 午後第6問✓ 正解
8歳の脳性麻痺児が階段昇降時に手すりを必要とし、長距離の歩行や狭い場所を歩くときに介助が必要な場合、GMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉のレベルはどれか。
  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.
  4. 4.
  5. 5.

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正答:2 Ⅱ

GMFCS-E&R(Gross Motor Function Classification System)のレベルⅡは、手すりを使えば階段昇降可能・長距離や不整地では制限あり・走行やジャンプには制限という特徴を持つ。

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第59回 午後第11問✓ 正解
14歳の女子。強度の弱視(両眼の視力の和が0.04未満、両眼の矯正視力が0.2)で特別支援学校に通っている。日常生活や学校生活において使用しない支援機器はどれか。
  1. 1.遮光眼鏡
  2. 2.罫プレート
  3. 3.プリズム眼鏡
  4. 4.内側黒色の茶碗
  5. 5.コンピューター(タッチパネル画面付き)

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正答:3 プリズム眼鏡

プリズム眼鏡は斜視・複視の矯正や、半側空間無視の視野シフトに用いる補装具であり、弱視の日常生活・学習支援には使用されない。

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第59回 午後第15問✓ 正解
11歳の男児。知的障害。ゲームソフトを買ってもらえなかったことをきっかけに、母親への暴力が激しくなり精神科に入院した。入院1週後、興奮は徐々に落ち着いてきたため、作業療法が導入された。この患児に対して行う作業療法で適切でないのはどれか。
  1. 1.暦年齢相応の作業を用いる。
  2. 2.障害の特性を家族に説明する。
  3. 3.患児が興味を示す作業から導入する。
  4. 4.指示をする際には称賛し動機付けを高める。
  5. 5.親子の自然な情緒的交流ができるように支援する。

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正答:1 暦年齢相応の作業を用いる。

知的障害では精神年齢(発達年齢)に合わせた作業を選択する。

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第59回 午後第25問✓ 正解
成人期の二次障害で頸椎症性脊髄症を発症しやすい疾患はどれか。
  1. 1.先天性多発性関節拘縮症
  2. 2.アテトーゼ型脳性麻痺
  3. 3.痙直型脳性麻痺
  4. 4.骨形成不全症
  5. 5.分娩麻痺

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正答:2 アテトーゼ型脳性麻痺

アテトーゼ型脳性麻痺では不随意運動による頸椎への繰り返しの機械的ストレスが長年蓄積し、成人期以降に頸椎症性脊髄症(脊髄症・頸髄症)を発症しやすいことが知られている。

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第59回 午後第28問✓ 正解
厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類ステージ7の生活指導で正しいのはどれか。
  1. 1.片手で洗髪動作を行う。
  2. 2.自走式車椅子で移動する。
  3. 3.ソックスエイドを用いる。
  4. 4.上着はかぶりシャツを用いる。
  5. 5.スイッチを使ってパソコン操作をする。

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正答:5 スイッチを使ってパソコン操作をする。

厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類ステージ7は「臥床期:座位保持困難、呼吸機能・嚥下機能障害進行」の段階に相当する最重度。

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第59回 午後第32問✓ 正解
二分脊椎で正しいのはどれか。
  1. 1.上肢障害の合併が多い。
  2. 2.胸椎部に多く出現する。
  3. 3.脊髄髄膜瘤は神経症状が出ない。
  4. 4.移動能力評価はHofferの分類を使う。
  5. 5.脊髄係留症候群の好発年齢は2〜3歳である。

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正答:4 移動能力評価はHofferの分類を使う。

二分脊椎患者の移動能力(歩行能力)はHofferの歩行能力分類(Household Ambulator、Community Ambulatorなど)を用いて評価することが標準的である。

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第59回 午後第42問✓ 正解
小学校高学年の注意欠如・多動性障害で高頻度にみられる症状はどれか。
  1. 1.ケアレスミスが多い。
  2. 2.自分の氏名が書けない。
  3. 3.自ら同級生との接触を避ける。
  4. 4.家庭では普通に話すが学校では発語が乏しい。
  5. 5.忘れ物がないか気になり何度も確認してしまう。

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正答:1 ケアレスミスが多い。

ADHD(注意欠如・多動性障害)の不注意症状としてケアレスミスは小学校高学年でも持続する代表的症状。

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第58回 午前第12問✓ 正解
痙直型四肢麻痺の脳性麻痺児の抱き方で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.図1
  2. 2.図2
  3. 3.図3
  4. 4.図4
  5. 5.図5

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正答:2・3 図2 / 図3

痙直型四肢麻痺の脳性麻痺児では、頸部・体幹・四肢の過緊張(屈筋・伸筋の共同収縮)や原始反射の残存(TLR・ATNRなど)が見られる。

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第58回 午前第35問✓ 正解
Down症候群の乳児の保護者に対する指導で最も優先度が低いのはどれか。
  1. 1.関節拘縮の予防法
  2. 2.離乳食の摂食方法
  3. 3.姿勢の安定を促す抱き方
  4. 4.保護者のストレス対処法
  5. 5.児とのコミュニケーションの取り方

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正答:1 関節拘縮の予防法

Down症候群の乳児の保護者への指導では、運動発達促進・哺乳・摂食・コミュニケーション・保護者のメンタルヘルスへの支援が優先される。

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第58回 午前第43問✓ 正解
自閉症スペクトラム障害にみられる行動の特徴として最も適切なのはどれか。
  1. 1.冗談が通じない。
  2. 2.ケアレスミスが多い。
  3. 3.語の途中で区切って読む。
  4. 4.突発的にまばたきを繰り返す。
  5. 5.家ではよく話すが学校では全く話さない。

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正答:1 冗談が通じない。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の特徴は社会的コミュニケーションの質的障害であり、字義通りの言語理解・言外の意味の理解困難・冗談やユーモアの理解困難が中核症状の一つ。

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第58回 午後第5問✓ 正解
座位の発達段階の順序で正しいのはどれか。
  1. 1.A→C→B
  2. 2.B→A→C
  3. 3.B→C→A
  4. 4.C→A→B
  5. 5.C→B→A

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正答:4 C→A→B

図A:両手でおもちゃを持ちながら一人座りができている(支持なし座位+両手操作)。

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第58回 午後第6問✓ 正解
手指動作の発達で最も難易度が高いのはどれか。
  1. 1.図1
  2. 2.図2
  3. 3.図3
  4. 4.図4
  5. 5.図5

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正答:4 図4

手指動作の発達は、粗大把握から精密把握へと進む。

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第58回 午後第16問✓ 正解
26歳の女性。幼少期は手がかからず、人見知りはなかった。小学校では友人とのおしゃべりが苦手で、一人で読書をすることを好んだ。中学校では、場の雰囲気に合わせて対応できず、孤立しがちで、一時不登校となった。成績は優秀で理系の大学院を修了後、大手企業に就職した。しかし、上司に接客態度を注意され、同僚とも馴染めず、1か月で退職した。急な退職を心配した両親に付き添われ精神科を受診した。この患者の生活歴から最も考えられるのはどれか。
  1. 1.うつ病
  2. 2.自閉症スペクトラム障害
  3. 3.双極性障害
  4. 4.統合失調症
  5. 5.パニック障害

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正答:2 自閉症スペクトラム障害

幼少期からの人見知りのなさ(社会的コミュニケーションの特異性)、一人での活動の好み、場の雰囲気の読み取り困難、孤立、不登校、成人後の接客・同僚との関係構築の困難という経過は、自閉症スペクトラム障害(ASD)の生涯経過と一致する。

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第58回 午後第18問✓ 正解
8歳の女児。部屋の整理整頓が苦手で物をよくなくす。学校では忘れ物が多く、授業中もじっと座っていることができない。同級生に対しておせっかいであり、余計な一言が多く、けんかが絶えない。学級担任の勧めで、両親に付き添われ精神科を受診し、外来作業療法が開始された。この児に予想される作業療法中の行動の特徴はどれか。
  1. 1.過呼吸を起こす。
  2. 2.活動性に日内変動がある。
  3. 3.順番を待てない。
  4. 4.長時間手洗いを行う。
  5. 5.頻回にまばたきをする。

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正答:3 順番を待てない。

問題文(整理整頓が苦手、忘れ物多い、じっとできない、おせっかい・余計な一言、けんかが絶えない)はADHD(注意欠如多動性障害)の典型像。

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第57回 午前第7問✓ 正解
65歳の女性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。屋内歩行は伝い歩きをしている。薬物コントロールができ次第、退院予定である。運動機能維持を目的とした作業療法で優先順位が低いのはどれか。
  1. 1.図1(バスケットボールのような球技を介助者とともに行う場面)
  2. 2.図2(階段昇降を手すりを使って行う場面)
  3. 3.図3(コーンを用いたステップ練習を介助者とともに行う場面)
  4. 4.図4(座位でのバランス練習を介助者とともに行う場面)
  5. 5.図5(床上での作業活動を行う場面)

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正答:5 図5(床上での作業活動を行う場面)

Yahr Ⅲは姿勢反射障害が出現し転倒リスクが高まる時期で、運動機能維持には立位・歩行・バランス・リーチを伴う活動が優先されます。

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第57回 午後第9問✓ 正解
13歳の男子。現在、Duchenne型筋ジストロフィーのステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による。)。学校生活を送る上で優先的に行う支援はどれか。
  1. 1.歩行器の導入
  2. 2.給食の食形態変更
  3. 3.長下肢装具の導入
  4. 4.電動車椅子の導入
  5. 5.トイレの手すり設置

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正答:4 電動車椅子の導入

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ6は「四つ這い移動」の段階で、すでに独立歩行は不可能です。

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第57回 午後第18問✓ 正解
19歳の男性。てんかん及び軽度知的障害(IQ 60)。特別支援学校卒業後にクリーニング店に就職した。「接客態度が悪い」と注意されたことをきっかけに仕事に行けなくなり、引きこもりとなった。時々家族に暴力を振るために、家族が主治医に相談して外来作業療法が処方された。本人、家族とも復職を希望している。この患者に対して優先すべき対応はどれか。
  1. 1.暴力の内省を促す。
  2. 2.対人技能の訓練を行う。
  3. 3.注意力を高める作業を行う。
  4. 4.てんかんの疾病教育を行う。
  5. 5.運動能力を高めるためのスポーツ活動を行う。

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正答:2 対人技能の訓練を行う。

「接客態度が悪い」という対人場面での失敗が引きこもりのきっかけであり、本人・家族の復職希望がある。

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第57回 午後第45問✓ 正解
自閉症スペクトラム障害患者が就労継続支援A型事業所を利用する際の作業療法士の対応として適切なのはどれか。
  1. 1.巧緻性が要求される作業を任せる。
  2. 2.事業所での経験を振り返るための面接をする。
  3. 3.事業所内のルールについてはその都度伝える。
  4. 4.利用開始時に苦手な場面から慣らしていく。
  5. 5.利用者同士で行う流れ作業から導入する。

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正答:2 事業所での経験を振り返るための面接をする。

自閉スペクトラム症(ASD)のある方が就労継続支援A型を利用する際には、自己の行動・経験を振り返る力を育てる関わりが重要です。

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第56回 午前第49問✓ 正解
特別支援教育について正しいのはどれか。
  1. 1.軽度知的障害は対象とならない。
  2. 2.特別支援学級は10名以上で編成する。
  3. 3.一人一人の障害レベルによらず標準的な指導を行う。
  4. 4.注意欠如・多動性障害は通級による指導の対象である。
  5. 5.広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)は知的障害を伴う場合のみ対象となる。

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正答:4 注意欠如・多動性障害は通級による指導の対象である。

学校教育法の改正により、ADHDおよびLDは通級による指導の対象疾患として明確に位置づけられている。

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第56回 午前第97問✓ 正解
知的障害がみられうる疾患の中で、皮膚色素沈着(カフェオレ斑)が特徴的なのはどれか。
  1. 1.結節性硬化症
  2. 2.神経線維腫症
  3. 3.ネコ鳴き症候群
  4. 4.Williams症候群
  5. 5.Prader-Willi症候群

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正答:2 神経線維腫症

神経線維腫症(フォン・レックリングハウゼン病・NF1型)はNF1遺伝子変異による常染色体優性疾患であり、カフェオレ斑(café-au-lait macules)が6個以上・直径1.5cm以上みられることが診断基準の一つ。

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第55回 午前第36問✓ 正解
脳性麻痺の痙縮の治療として適切でないのはどれか。
  1. 1.バクロフェン髄腔内投与療法
  2. 2.筋緊張抑制ギプス療法
  3. 3.ステロイド薬経口投与
  4. 4.フェノールブロック
  5. 5.ボツリヌス療法

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正答:3 ステロイド薬経口投与

ステロイド薬の経口投与は脳性麻痺の痙縮治療には適応がない。

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第55回 午前第42問✓ 正解
運動機能の特異的発達障害をもつ児について誤っているのはどれか。
  1. 1.チック症状を伴う。
  2. 2.ボタンかけが苦手である。
  3. 3.ボール遊びが苦手である。
  4. 4.感覚統合訓練が有効である。
  5. 5.特定の技能を直接的に教えることが有効である。

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正答:1 チック症状を伴う。

発達性協調運動障害(DCD:Development Coordination Disorder)では、チック症状は特徴的な随伴症状には含まれない。

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第54回 午前第16問✓ 正解
17歳の男子。自閉症。自分なりの特定のやり方にこだわり融通が利かず、臨機応変に振る舞えずに失敗体験を積み重ね、自尊感情が著しく低下している。この常同性に関わる特性を踏まえた上での作業療法上の配慮として、最も重要なのはどれか。
  1. 1.静かな環境で作業する。
  2. 2.用件は具体的に伝える。
  3. 3.図や表を用いた説明を行う。
  4. 4.1つずつ段階を踏んで作業する。
  5. 5.予定変更がある時は前もって伝える。

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正答:5 予定変更がある時は前もって伝える。

自閉症の常同性・こだわりの特性により、予期せぬ変化が強いパニックや失敗体験につながる。

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第54回 午前第46問✓ 正解
TEACCHプログラムが対象としているのはどれか。
  1. 1.自閉症
  2. 2.素行障害
  3. 3.選択性緘黙
  4. 4.チック障害
  5. 5.反応性愛着障害

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正答:1 自閉症

TEACCHプログラム(Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children)は1970年代に米国ノースカロライナ大学で開発された自閉症スペクトラム障害(ASD)に特化…

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第53回 午前第9問✓ 正解
7歳の男児。脳性麻痺の痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢ。床上を前方へ移動する様子(別冊No. 4)を別に示す。考えられる状態はどれか。
  1. 1.頭部保持能力の低下
  2. 2.両側上肢の支持能力の低下
  3. 3.下部体幹の支持能力の低下
  4. 4.両側肩甲帯周囲筋の筋緊張低下
  5. 5.左右股関節の交互分離運動能力の低下

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正答:5 左右股関節の交互分離運動能力の低下

図は脳性麻痺痙直型両麻痺の7歳男児が床上を前方へ移動する様子を示している。

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第53回 午前第29問✓ 正解
脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を分類するための尺度はどれか。
  1. 1.GMFM
  2. 2.JASPER〈Japanese assessment set for pediatric rehabilitation〉
  3. 3.K-ABC
  4. 4.MACS
  5. 5.PEDI

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正答:4 MACS

MACS(Manual Ability Classification System)は、脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を5段階(レベルⅠ〜Ⅴ)で分類する尺度。

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第53回 午後第10問✓ 正解
7歳の女児。アテトーゼ型脳性麻痺。GMFCSレベルⅣ。頭部は右を向きやすく、上肢はATNR様の姿勢をとる。利き手は右であるが物を持続的に把持する能力は低い。食事訓練場面では座位保持装置に座って肘当てと同じ高さのテーブルで、スプーンでの自力摂取を試みている。食事訓練における作業療法士の対応として適切なのはどれか。
  1. 1.BFOを利用する。
  2. 2.テーブルを補高する。
  3. 3.皿をテーブルの右側に置く。
  4. 4.スプーンの柄が細いものを選ぶ。
  5. 5.座位保持装置を床から60度の角度でティルティングする。

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正答:2 テーブルを補高する。

アテトーゼ型脳性麻痺・GMFCSレベルⅣ(自力移動困難、座位保持装置使用)では、ATNRによって頭部が右を向くと右上肢が伸展・左上肢が屈曲しやすく、右利きでの把持継続が困難になる。

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第53回 午後第93問✓ 正解
我が国におけるメタボリックシンドロームの診断基準に含まれないのはどれか。
  1. 1.中性脂肪
  2. 2.空腹時血糖
  3. 3.収縮期血圧
  4. 4.ウエスト周囲径
  5. 5.LDLコレステロール

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正答:5 LDLコレステロール

我が国のメタボリックシンドローム診断基準(日本内科学会等8学会合同)は、ウエスト周囲径に加え、脂質異常(中性脂肪・HDLコレステロール)、血圧(収縮期・拡張期)、血糖(空腹時)を基準とする。

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第52回 午後第9問✓ 正解
図はアテトーゼ型脳性麻痺児の摂食訓練の様子である。実施している手技(オーラルコントロール)の目的として適切でないのはどれか。
  1. 1.頭部コントロールの援助
  2. 2.口周辺の過敏の脱感作
  3. 3.口唇閉鎖の援助
  4. 4.咀嚼運動の促通
  5. 5.舌突出の防止

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 咀嚼運動の促通

図はアテトーゼ型脳性麻痺児に対して、介助者が後方から頭部・顎・口唇を手で支持するオーラルコントロール(口腔コントロール)の手技を実施している場面である。

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第52回 午後第21問✓ 正解
作業療法に関する歴史において誤っているのはどれか。
  1. 1.Adolf Meyerは感覚統合療法を提唱した。
  2. 2.呉秀三は欧州における作業の効果を紹介した。
  3. 3.Philippe Pinelは精神病者を拘束的環境から解放した。
  4. 4.昭和40年に理学療法士及び作業療法士法が制定された。
  5. 5.自立生活〈IL〉運動は患者の自己決定権尊重をもたらした。

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正答:1 Adolf Meyerは感覚統合療法を提唱した。

Adolf Meyerは「作業療法の哲学」を提唱した人物。

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