OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

病理学概論 の一問一答

「病理学概論」の過去問から作った一問一答、全60問。1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第61回 午前第75問✓ 正解
再生能力が最も高いのはどれか。
  1. 1.角膜
  2. 2.骨髄 ✓
  3. 3.心筋
  4. 4.神経
  5. 5.横紋筋

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 骨髄

組織の再生能力は構成細胞の増殖能力によって規定される。

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第61回 午前第76問✓ 正解
病因のうち物理的要因はどれか。2つ選べ。
  1. 1.騒音 ✓
  2. 2.紫外線 ✓
  3. 3.フグ毒
  4. 4.ウイルス
  5. 5.一酸化炭素

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・2 騒音 / 紫外線

病因(疾病の原因)のうち物理的要因とは、力学的・音響的・電磁波・熱・放射線等のエネルギーによる外的作用を指す。

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第61回 午前第77問✓ 正解
急性炎症初期にみられないのはどれか。
  1. 1.壊疽 ✓
  2. 2.腫脹
  3. 3.疼痛
  4. 4.熱感
  5. 5.発赤

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 壊疽

急性炎症の初期に見られる典型的な5徴(Celsusの4徴+機能障害)は、発赤(rubor)・腫脹(tumor)・熱感(calor)・疼痛(dolor)・機能障害(functio laesa)である。

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第61回 午前第78問✓ 正解
転移で誤っているのはどれか。
  1. 1.転移は逆転移を誘発する。
  2. 2.転移は行動化の原因となる。
  3. 3.心理治療の目的は陽性転移の出現である。 ✓
  4. 4.転移の解釈は患者の葛藤を解消する手段となる。
  5. 5.患者が好意を治療者に向けるのは陽性転移である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 心理治療の目的は陽性転移の出現である。

精神分析的心理治療における転移(transference)の扱いにおいて、治療の目的は「陽性転移を出現させること」ではなく、転移を分析・解釈することにより患者の無意識の葛藤・固着を明確化し、洞察(insight)を促すことにある。

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第61回 午後第84問✓ 正解
TNM分類で誤っているのはどれか。
  1. 1.がんの病期分類である。
  2. 2.腫瘍の大きさを含める。
  3. 3.遠隔転移の有無を含める。
  4. 4.臓器に特異的な分類である。 ✓
  5. 5.リンパ行性転移の有無を含める。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 臓器に特異的な分類である。

TNM分類は臓器に特異的な分類ではなく、多くの固形腫瘍に共通して適用できる汎用的な病期分類システムである(UICC=国際対がん連合が策定)。

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第60回 午前第75問✓ 正解
疾病発症の外因のうち、物理的要因はどれか。
  1. 1.鉛
  2. 2.喫煙
  3. 3.紫外線 ✓
  4. 4.肺炎球菌
  5. 5.アルコール

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 紫外線

疾病発症の外因は「物理的要因・化学的要因・生物的要因・栄養的要因」に分類される。

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第60回 午前第76問✓ 正解
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。2つ選べ。
  1. 1.血管の増殖 ✓
  2. 2.好中球の集積
  3. 3.組織の線維化 ✓
  4. 4.血漿蛋白の浸出
  5. 5.血管内皮細胞の損傷

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・3 血管の増殖 / 組織の線維化

慢性炎症は急性炎症と異なり、組織の破壊と修復が同時進行する長期的な過程であり、血管増殖(肉芽組織形成)と組織の線維化が特徴的所見となる。

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第60回 午前第77問✓ 正解
良性腫瘍と比較した場合の悪性腫瘍の特徴はどれか。
  1. 1.核分裂が少ない。
  2. 2.出血は稀である。
  3. 3.発育速度が遅い。
  4. 4.細胞の異型性が強い。 ✓
  5. 5.周囲との境界が明瞭である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 細胞の異型性が強い。

悪性腫瘍は細胞の異型性(核の大小不同・核分裂像増加・極性消失など)が強く、正常組織との形態的差異が顕著である。

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第60回 午後第75問✓ 正解
免疫反応で最初に産生されるのはどれか。
  1. 1.IgA
  2. 2.IgD
  3. 3.IgE
  4. 4.IgG
  5. 5.IgM ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 IgM

免疫反応で最初に産生される抗体を問う問題です。

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第60回 午後第76問✓ 正解
過形成で正しいのはどれか。
  1. 1.細胞数は一定である。
  2. 2.急性刺激により生じる。
  3. 3.細胞の容積は増大する。
  4. 4.刺激がなくなれば停止する。 ✓
  5. 5.臓器のサイズは一定である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 刺激がなくなれば停止する。

過形成の特徴を問う問題です。

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第60回 午後第90問✓ 正解
腰椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
  1. 1.小児期に多く発生する。
  2. 2.膀胱直腸障害は生じない。
  3. 3.人口の約15%が罹患する。
  4. 4.Myerson徴候は陽性である。
  5. 5.脱出髄核は吸収されることがある。 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 脱出髄核は吸収されることがある。

腰椎椎間板ヘルニアに関する問題です。

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第59回 午前第75問✓ 正解
病因のうち化学的要因はどれか。
  1. 1.熱
  2. 2.圧力
  3. 3.紫外線
  4. 4.放射線
  5. 5.アスベスト ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 アスベスト

病因の分類:物理的要因(熱・圧力・放射線・紫外線)、化学的要因(化学物質・重金属・アスベスト)、生物学的要因(細菌・ウイルス)に分類される。

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第59回 午後第75問✓ 正解
疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Creutzfeldt Jakob病 ――― 神経変性疾患
  2. 2.Parkinson病 ――――――― 腫瘍性疾患
  3. 3.肝性脳症 ――――――――― 感染性疾患
  4. 4.多系統萎縮症 ――――――― 脳血管疾患
  5. 5.多発性硬化症 ――――――― 脱髄疾患 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 多発性硬化症 ――――――― 脱髄疾患

多発性硬化症(MS)は中枢神経の髄鞘(ミエリン)が免疫性に破壊される脱髄疾患であり、これが正しい組み合わせ。

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第59回 午後第76問✓ 正解
前頭葉の損傷による高次脳機能障害で生じるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.視覚失調
  2. 2.肢節運動失行 ✓
  3. 3.触覚失認
  4. 4.相貌失認
  5. 5.Broca失語 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・5 肢節運動失行 / Broca失語

前頭葉損傷による高次脳機能障害には肢節運動失行(運動野・運動前野損傷)とBroca失語(優位半球前頭葉下部損傷)が含まれる。

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第59回 午後第90問✓ 正解
骨粗鬆症の危険因子で誤っているのはどれか。
  1. 1.長期の臥床
  2. 2.ビタミンAの不足 ✓
  3. 3.エストロゲンの減少
  4. 4.原発性副甲状腺機能亢進症
  5. 5.副腎皮質ステロイドの長期投与

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 ビタミンAの不足

骨粗鬆症の危険因子にはカルシウム・ビタミンD不足・エストロゲン減少・ステロイド・不動・喫煙などが含まれるが、ビタミンAの不足は骨粗鬆症の主要な危険因子ではない。

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第58回 午前第75問✓ 正解
退行性病変はどれか。
  1. 1.萎縮 ✓
  2. 2.化生
  3. 3.肥大
  4. 4.異形成
  5. 5.過形成

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 萎縮

退行性病変とは正常に発達した組織・細胞が何らかの原因で機能・形態が低下する変化の総称であり、萎縮(atrophy)はその代表例。

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第58回 午後第75問✓ 正解
病因のうち化学的要因はどれか。
  1. 1.熱
  2. 2.圧力
  3. 3.喫煙 ✓
  4. 4.紫外線
  5. 5.放射線

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 喫煙

病因の分類:物理的要因(熱・圧力・放射線・紫外線)、化学的要因(化学物質・薬物・毒素・タバコに含まれる化学物質)、生物学的要因(細菌・ウイルス)、心理・社会的要因に分類される。

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第58回 午後第76問✓ 正解
疾患と病因の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Creutzfeldt-Jakob病 ── 感染 ✓
  2. 2.Parkinson病 ── 脱髄
  3. 3.肝性脳症 ── 神経変性
  4. 4.正常圧水頭症 ── 血行障害
  5. 5.多発性硬化症 ── 腫瘍

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正答:1 Creutzfeldt-Jakob病 ── 感染

Creutzfeldt-Jakob病(CJD)は異常プリオンタンパク質による感染性(プリオン感染)疾患であり、急速進行性認知症・ミオクローヌス・典型的脳波所見(周期性同期性放電)を呈する。

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第58回 午後第90問✓ 正解
脳梗塞で正しいのはどれか。
  1. 1.脳動脈瘤の合併が多い。
  2. 2.我が国の死因の第1位である。
  3. 3.心房細動は脳塞栓の原因となる。 ✓
  4. 4.くも膜下出血に比べ、発症後の死亡率は高い。
  5. 5.原因に関わらず抗血小板薬の投与が行われる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 心房細動は脳塞栓の原因となる。

心房細動では心房内に血栓が形成されやすく(特に左心耳)、これが剥離して脳動脈に詰まることで心原性脳塞栓症が生じる。

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第57回 午前第75問✓ 正解
前癌病変になる進行性病変はどれか。
  1. 1.萎縮
  2. 2.肥大
  3. 3.変性
  4. 4.異形成 ✓
  5. 5.アポトーシス

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正答:4 異形成

異形成(dysplasia)は細胞の大きさ・形・染色性の異常が生じた状態であり、前癌病変として癌化するリスクが高い進行性病変である。

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第57回 午後第75問✓ 正解
組織の再生能力が最も高いのはどれか。
  1. 1.角膜
  2. 2.骨髄 ✓
  3. 3.心筋
  4. 4.神経
  5. 5.横紋筋

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正答:2 骨髄

組織の再生能力は、細胞の分裂・増殖能力に依存します。

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第57回 午後第76問✓ 正解
骨転移を最も生じやすいのはどれか。
  1. 1.胃癌
  2. 2.肝臓癌
  3. 3.前立腺癌 ✓
  4. 4.大腸癌
  5. 5.膀胱癌

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 前立腺癌

骨転移は血行性転移の一形態であり、骨に転移しやすい癌として前立腺癌・乳癌・肺癌・甲状腺癌・腎癌が有名です(「肺・乳・前・甲・腎」など)。

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第57回 午後第90問✓ 正解
悪性腫瘍はどれか。
  1. 1.下垂体腺腫
  2. 2.頭蓋咽頭腫
  3. 3.神経鞘腫
  4. 4.膠芽腫 ✓
  5. 5.髄膜腫

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正答:4 膠芽腫

膠芽腫(グリオブラストーマ、WHO grade IV)は中枢神経系の腫瘍の中で最も悪性度が高い腫瘍(悪性腫瘍)です。

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第56回 午前第85問✓ 正解
悪性リンパ腫について正しいのはどれか。
  1. 1.腫瘤形成は稀である。
  2. 2.多発性骨髄腫はT細胞に由来する。
  3. 3.B細胞性リンパ腫が15%を占める。
  4. 4.非ホジキンリンパ腫が5%を占める。
  5. 5.リンパ球を発生母体とする腫瘍である。 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 リンパ球を発生母体とする腫瘍である。

悪性リンパ腫はリンパ球(BおよびT/NK細胞)を起源とする悪性腫瘍の総称であり、発生母体はリンパ球である。

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第56回 午後第38問✓ 正解
小児の四肢切断について正しいのはどれか。
  1. 1.後天性四肢切断は女児に多い。
  2. 2.義手の装着開始時期は4歳ころが適切である。
  3. 3.下腿切断では成長に伴い外反膝変形を生じやすい。
  4. 4.悪性骨腫瘍が原因で切断になる頻度は増加傾向にある。
  5. 5.後天性の切断における幻肢の出現頻度は成人より低い。 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 後天性の切断における幻肢の出現頻度は成人より低い。

小児後天性切断では脳の可塑性が高く、感覚野の再編が急速に起こるため、幻肢・幻肢痛の出現頻度および持続性は成人より低いとされる。

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第56回 午後第75問✓ 正解
がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.膀胱癌 ─────── ヘリコバクター・ピロリ菌
  2. 2.肝細胞癌 ────── B型肝炎ウイルス ✓
  3. 3.子宮頸癌 ────── ヒトパピローマウイルス ✓
  4. 4.成人T細胞白血病 ── Epstein Barrウイルス
  5. 5.慢性骨髄性白血病 ── HTLV-I

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・3 肝細胞癌 ────── B型肝炎ウイルス / 子宮頸癌 ────── ヒトパピローマウイルス

ウイルスと関連癌:HBV/HCV=肝細胞癌、HPV=子宮頸癌・中咽頭癌、EBV=バーキットリンパ腫・上咽頭癌、HTLV-1=ATL、H.pylori(細菌)=胃癌・MALTリンパ腫。

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第56回 午後第76問✓ 正解
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
  1. 1.局所の浮腫
  2. 2.白血球の集積
  3. 3.フィブリン析出
  4. 4.毛細血管の退縮 ✓
  5. 5.血管透過性の亢進

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正答:4 毛細血管の退縮

急性炎症では血管透過性亢進・白血球浸潤・浮腫・フィブリン析出が主体。

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第56回 午後第77問✓ 正解
痙縮の治療に用いられるボツリヌス毒素の作用部位はどれか。
  1. 1.筋小胞体
  2. 2.脊髄前角
  3. 3.脊髄前根
  4. 4.運動神経終末 ✓
  5. 5.脊髄後根神経節

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 運動神経終末

ボツリヌス毒素(BTX)は神経筋接合部の運動神経終末(前シナプス)に結合し、SNAP-25等のSNAREタンパク質を開裂することでアセチルコリン(ACh)の放出を不可逆的に阻害する。

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第56回 午後第78問✓ 正解
抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか。
  1. 1.尿閉
  2. 2.便秘
  3. 3.流涎 ✓
  4. 4.せん妄
  5. 5.めまい

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正答:3 流涎

抗コリン薬はムスカリン受容体を遮断し、副交感神経の作用を抑制する。

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第56回 午後第87問✓ 正解
炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1.外傷 ———— 物理的原因
  2. 2.日光 ———— 物理的原因
  3. 3.寄生虫 ———— 生物学的原因
  4. 4.放射線 ———— 化学的原因 ✓
  5. 5.アルカリ ———— 化学的原因

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 放射線 ———— 化学的原因

放射線は電離放射線による直接のDNA損傷・細胞障害を引き起こす物理的エネルギーであり、物理的原因に分類される。

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第56回 午後第94問✓ 正解
人工透析患者の死亡原因として最も多いのはどれか。
  1. 1.肺炎
  2. 2.心不全 ✓
  3. 3.脳出血
  4. 4.悪性腫瘍
  5. 5.慢性肝炎

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正答:2 心不全

透析患者の死亡原因で最多は心不全(心血管疾患)であり、次いで感染症、脳血管障害等が続く。

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第55回 午前第75問✓ 正解
胎児期に感染することで先天性奇形を生じるのはどれか。
  1. 1.MRSA
  2. 2.結核菌
  3. 3.風疹ウイルス ✓
  4. 4.B型肝炎ウイルス
  5. 5.ヘリコバクター・ピロリ菌

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 風疹ウイルス

風疹ウイルスは妊娠初期(特に妊娠12週以内)の胎児に感染すると、先天性風疹症候群(CRS)を引き起こし、難聴・白内障・先天性心疾患などの先天性奇形を生じる。

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第55回 午前第76問✓ 正解
小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
  1. 1.腺腫
  2. 2.髄膜腫
  3. 3.血管芽腫
  4. 4.神経膠腫
  5. 5.神経鞘腫 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 神経鞘腫

小脳橋角部(CPA: cerebellopontine angle)に最も多く発生する腫瘍は聴神経鞘腫(前庭神経鞘腫)で、第Ⅷ脳神経(聴神経)に由来する良性腫瘍。

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第55回 午前第84問✓ 正解
接触感染するのはどれか。
  1. 1.MRSA ✓
  2. 2.結核菌
  3. 3.風疹ウイルス ✓
  4. 4.麻疹ウイルス ✓
  5. 5.インフルエンザウイルス

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・3・4 MRSA / 風疹ウイルス / 麻疹ウイルス

接触感染するのはMRSA。

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第55回 午後第37問✓ 正解
悪性腫瘍の緩和ケア主体の時期のリハビリテーションで正しいのはどれか。
  1. 1.呼吸困難の軽減は得られない。
  2. 2.運動療法をすることで心理面が改善する。 ✓
  3. 3.運動療法をすることで倦怠感は改善しない。
  4. 4.疼痛緩和にマッサージは長期的効果がある。
  5. 5.運動療法をすることで疼痛の改善は得られない。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 運動療法をすることで心理面が改善する。

がんの緩和ケア期においても運動療法は実施可能であり、不安・抑うつなど心理面の改善効果が示されている。

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第55回 午後第76問✓ 正解
悪性腫瘍細胞の特徴で誤っているのはどれか。
  1. 1.増殖が速い。
  2. 2.核分裂が多い。
  3. 3.染色体異常が多い。
  4. 4.核/細胞質比が小さい。 ✓
  5. 5.未分化型は悪性度が高い。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 核/細胞質比が小さい。

悪性腫瘍細胞の特徴として核の相対的肥大(核/細胞質比が大きい)がある。

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第55回 午後第77問✓ 正解
ステロイド薬の長期投与によって生じやすいのはどれか。
  1. 1.腎不全
  2. 2.低血圧
  3. 3.骨粗鬆症 ✓
  4. 4.体重減少
  5. 5.高カリウム血症

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 骨粗鬆症

副腎皮質ステロイドの長期投与は、骨芽細胞抑制・カルシウム吸収低下・骨吸収促進などの機序で骨粗鬆症を引き起こす(ステロイド誘発性骨粗鬆症:SIO)。

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第55回 午後第78問✓ 正解
良性の骨軟部腫瘍はどれか。
  1. 1.脊索腫
  2. 2.軟骨肉腫
  3. 3.血管内皮腫
  4. 4.海綿状血管腫 ✓
  5. 5.多発性骨髄腫

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 海綿状血管腫

海綿状血管腫(cavernous hemangioma)は良性の血管腫瘍であり、脊椎・脳など各部位に生じうるが良性疾患に分類される。

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第54回 午前第30問✓ 正解
透析患者で正しいのはどれか。
  1. 1.透析導入の原因疾患のうち慢性糸球体腎炎の割合は年々増加している。
  2. 2.透析患者数はこの10年間減少し続けている。
  3. 3.身体活動量の低下は生命予後を悪化させる。 ✓
  4. 4.透析導入は腹膜透析が最も多い。
  5. 5.死因の第一位は悪性腫瘍である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 身体活動量の低下は生命予後を悪化させる。

透析患者では身体機能低下・筋力低下が死亡リスクと強く相関することが示されており、運動療法・身体活動の維持は予後改善に有用である。

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第54回 午前第75問✓ 正解
病原体と腫瘍発生との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1.A型肝炎ウイルス ─── 肝細胞癌 ✓
  2. 2.Epstein Barrウイルス ─── Burkittリンパ腫
  3. 3.HTLV-I ─── 成人T細胞白血病
  4. 4.ヒトパピローマウイルス ─── 子宮頸癌
  5. 5.ヘリコバクター・ピロリ菌 ─── 胃癌

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 A型肝炎ウイルス ─── 肝細胞癌

A型肝炎ウイルス(HAV)は急性肝炎を引き起こすが、慢性化しないため肝細胞癌との関連は認められていない。

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第54回 午前第76問✓ 正解
神経原性ショックの特徴はどれか。
  1. 1.交感神経の緊張
  2. 2.徐脈 ✓
  3. 3.心拍出量の増加
  4. 4.中心静脈圧の上昇
  5. 5.皮膚温の低下

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 徐脈

神経原性ショック(脊髄損傷や強い神経刺激による)では交感神経系の緊張低下・副交感神経優位となるため、血管拡張・徐脈・皮膚温の上昇が特徴的である。

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第54回 午前第93問✓ 正解
細菌の産生する毒素が症状の原因となるのはどれか。
  1. 1.赤痢菌 ✓
  2. 2.サルモネラ
  3. 3.ボツリヌス菌 ✓
  4. 4.カンピロバクター
  5. 5.腸管出血性大腸菌 ✓

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・3・5 赤痢菌 / ボツリヌス菌 / 腸管出血性大腸菌

細菌の産生する毒素(エクソトキシン・エンドトキシン)が症状の直接原因となる疾患として、赤痢菌・ボツリヌス菌・腸管出血性大腸菌が該当する。

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第54回 午前第94問✓ 正解
熱傷で正しいのはどれか。
  1. 1.熱傷面積はⅠ、Ⅱ、Ⅲ度すべての面積を合わせて計算する。
  2. 2.Ⅰ度熱傷では水疱がみられる。
  3. 3.浅達性Ⅱ度熱傷では水疱底は蒼白である。
  4. 4.深達性Ⅱ度熱傷では疼痛がみられる。 ✓
  5. 5.Ⅲ度熱傷では創底から上皮化が起こる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 深達性Ⅱ度熱傷では疼痛がみられる。

深達性Ⅱ度熱傷(DDB)は真皮深層まで損傷するが、一部の神経終末が残存するため疼痛が認められる(浅達性Ⅱ度より疼痛は軽いが存在する)。

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第54回 午後第76問✓ 正解
アレルギーの分類と組織傷害の機序との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Ⅰ型アレルギー ——— 即時型過敏症 ✓
  2. 2.Ⅱ型アレルギー ——— 細胞性免疫による組織傷害
  3. 3.Ⅱ型アレルギー ——— 免疫複合体病
  4. 4.Ⅲ型アレルギー ——— 抗体による機能亢進
  5. 5.Ⅳ型アレルギー ——— 補体活性化による細胞傷害

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 Ⅰ型アレルギー ——— 即時型過敏症

アレルギー反応の分類(Coombs & Gell分類):Ⅰ型=IgE介在性即時型(アナフィラキシー・気管支喘息)、Ⅱ型=細胞傷害型(抗体+補体による細胞破壊)、Ⅲ型=免疫複合体型(抗原抗体複合体による炎症)、Ⅳ型=遅延型・細胞性免疫(T細胞介在)。

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第54回 午後第78問✓ 正解
創傷治癒を遅延させるのはどれか。
  1. 1.亜鉛
  2. 2.アミノ酸
  3. 3.酸素
  4. 4.ビタミンC
  5. 5.副腎皮質ステロイド ✓

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正答:5 副腎皮質ステロイド

副腎皮質ステロイド(グルココルチコイド)は創傷治癒を遅延させる。

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第54回 午後第92問✓ 正解
脳腫瘍とその症状の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.下垂体腺腫 ――― 両耳側半盲 ✓
  2. 2.視神経膠腫 ――― てんかん発作
  3. 3.髄芽腫 ――――― 下垂体機能不全
  4. 4.聴神経鞘腫 ――― 尿崩症
  5. 5.頭蓋咽頭腫 ――― 難聴

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正答:1 下垂体腺腫 ――― 両耳側半盲

下垂体腺腫が拡大すると上方への視交叉の圧迫が生じ、視交叉で交叉する鼻側線維(両眼の外側視野を担う)が障害され、両耳側半盲(Bitemporal hemianopsia)を呈する。

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第53回 午前第77問✓ 正解
熱傷について正しいのはどれか。
  1. 1.第Ⅰ度熱傷では熱感はみられない。
  2. 2.浅達性第Ⅱ度熱傷では瘢痕を残す。
  3. 3.深達性第Ⅱ度熱傷の水疱底は発赤している。
  4. 4.第Ⅲ度熱傷では疼痛が著明である。
  5. 5.鼻咽腔内に煤が見られたときは気道熱傷が疑われる。 ✓

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正答:5 鼻咽腔内に煤が見られたときは気道熱傷が疑われる。

鼻咽腔内の煤・焦げ痕・炭素沈着は火災現場での気道熱傷(吸入損傷)の重要な所見。

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第53回 午前第78問✓ 正解
非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として正しいのはどれか。
  1. 1.胃潰瘍 ✓
  2. 2.低血糖
  3. 3.多幸感
  4. 4.骨粗鬆症
  5. 5.中心性肥満

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正答:1 胃潰瘍

NSAIDsはプロスタグランジン合成阻害を介してシクロオキシゲナーゼ(COX-1)を阻害し、胃粘膜保護因子(粘液・重炭酸分泌)を低下させることで胃・十二指腸潰瘍を誘発する。

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第53回 午後第36問✓ 正解
骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍はどれか。
  1. 1.腎 癌
  2. 2.乳 癌 ✓
  3. 3.肝 癌
  4. 4.膵臓癌
  5. 5.胆嚢癌

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正答:2 乳 癌

骨転移を来しやすい悪性腫瘍の代表は乳癌であり、前立腺癌・肺癌・腎癌・甲状腺癌とともに「骨転移5大腫瘍」として知られる。

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第53回 午後第37問✓ 正解
手部のⅢ度熱傷における対応で正しいのはどれか。
  1. 1.受傷直後に氷で冷却する。
  2. 2.冷却時間は5分未満にする。
  3. 3.壊死組織の除去は不要である。
  4. 4.変形防止にスプリントを使用する。 ✓
  5. 5.受傷時に手袋をしていたら直ちに抜去する。

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正答:4 変形防止にスプリントを使用する。

Ⅲ度熱傷は全層熱傷(真皮全層・皮下組織まで)であり、重篤な瘢痕拘縮・変形を来しやすい。

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第53回 午後第75問✓ 正解
正常細胞と比較したときの悪性腫瘍細胞の特徴はどれか。
  1. 1.増殖が遅い。
  2. 2.分化の程度は低い。 ✓
  3. 3.染色体異常は少ない。
  4. 4.核分裂の頻度は少ない。
  5. 5.核/細胞質比は小さい。

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正答:2 分化の程度は低い。

悪性腫瘍細胞の特徴は、細胞が未分化(正常組織との類似性が低い)であることであり、分化の程度が低いほど悪性度が高い(低分化癌が最も悪性)。

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第53回 午後第77問✓ 正解
ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。
  1. 1.アナフィラキシー反応
  2. 2.血管迷走神経反射 ✓
  3. 3.重症熱傷
  4. 4.大量出血
  5. 5.敗血症

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正答:2 血管迷走神経反射

血管迷走神経反射(迷走神経性失神)では、副交感神経(迷走神経)の過剰な活動により心拍数が低下(徐脈)し、血管拡張・血圧低下が生じてショック様状態となる。

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第53回 午後第89問✓ 正解
皮膚筋炎について正しいのはどれか。
  1. 1.先行感染を伴う。
  2. 2.悪性腫瘍を伴う。 ✓
  3. 3.胸腺腫を合併する。
  4. 4.嚥下障害はきたさない。
  5. 5.遠位筋優位の筋力低下をきたす。

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正答:2 悪性腫瘍を伴う。

皮膚筋炎は炎症性筋疾患の中でも悪性腫瘍の合併率が高いことが特徴的であり(約15〜30%)、特に50歳以上では腫瘍合併の精査が必須とされる。

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第53回 午後第91問✓ 正解
胃癌について正しいのはどれか。
  1. 1.噴門部に好発する。
  2. 2.放射線療法が有効である。
  3. 3.組織型で最も多いのは腺癌である。 ✓
  4. 4.我が国では発症率が増加している。
  5. 5.我が国の悪性腫瘍による死因の第一位である。

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正答:3 組織型で最も多いのは腺癌である。

胃癌の組織型で最も頻度が高いのは腺癌(adenocarcinoma)であり、胃粘膜の腺上皮から発生する。

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第52回 午前第75問✓ 正解
病理学的な悪性度が最も高いのはどれか。
  1. 1.海綿状血管腫
  2. 2.下垂体腺腫
  3. 3.神経膠芽腫 ✓
  4. 4.神経鞘腫
  5. 5.髄膜腫

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正答:3 神経膠芽腫

脳腫瘍の中でWHO grade Ⅳに分類される神経膠芽腫(Glioblastoma multiforme, GBM)が最も病理学的悪性度が高い。

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第52回 午前第76問✓ 正解
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
  1. 1.血管内皮細胞の損傷
  2. 2.血漿蛋白の滲出
  3. 3.好中球の集積
  4. 4.サイトカインの分泌
  5. 5.組織の線維化 ✓

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正答:5 組織の線維化

慢性炎症の特徴として組織の線維化(瘢痕形成)が挙げられる。

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第52回 午後第75問✓ 正解
疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Creutzfeldt Jakob病 ─── 感染性疾患 ✓
  2. 2.Parkinson病 ────── 脱髄疾患
  3. 3.肝性脳症 ─────── 神経変性疾患
  4. 4.正常圧水頭症 ────── 血行障害
  5. 5.多発性硬化症 ────── 腫瘍性疾患

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正答:1 Creutzfeldt Jakob病 ─── 感染性疾患

CJDは異常プリオンタンパク質の蓄積による感染性・伝達性の神経変性疾患に分類される(プリオン病)。

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第52回 午後第77問✓ 正解
ワルファリンの作用を減弱させるのはどれか。
  1. 1.ビタミンA
  2. 2.ビタミンB6
  3. 3.ビタミンB12
  4. 4.ビタミンC
  5. 5.ビタミンK ✓

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正答:5 ビタミンK

ワルファリンはビタミンK依存性凝固因子(II・VII・IX・X)の産生を阻害することで抗凝固作用を発揮する。

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第52回 午後第78問✓ 正解
正常な肉芽の特徴はどれか。
  1. 1.感染しやすい。
  2. 2.乾燥している。
  3. 3.出血しやすい。 ✓
  4. 4.白色である。
  5. 5.分泌物が多い。

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正答:3 出血しやすい。

正常な肉芽組織は豊富な毛細血管新生・線維芽細胞増殖・炎症細胞浸潤からなる。

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第52回 午後第86問✓ 正解
特発性大腿骨頭壊死症について正しいのはどれか。
  1. 1.小児に多い。
  2. 2.手術適応例は少ない。
  3. 3.両側性病変は稀である。
  4. 4.ステロイド薬使用者に多い。 ✓
  5. 5.股関節内外旋可動域は保たれる。

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正答:4 ステロイド薬使用者に多い。

特発性大腿骨頭壊死症の主な危険因子はステロイド薬の大量・長期投与とアルコール多飲であり、ステロイド使用者に多く見られる。

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