🎉 「内部障害理学療法」全48問 制覇!
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第60回 午前第2問✓ 正解
80歳の男性。間質性肺疾患の急性増悪で入院中。酸素化が不良で気管切開による人工呼吸管理を受けている。肺炎は認めないが血圧変動が大きい。理学療法で最も適切なのはどれか。
- 1.咳嗽練習
- 2.歩行練習
- 3.移乗動作練習
- 4.関節可動域運動 ✓
- 5.等尺性筋力増強運動
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 関節可動域運動
人工呼吸管理下で酸素化不良かつ血圧変動が大きい不安定な急性期では、循環・呼吸負荷の大きい運動は禁忌に近い。
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第60回 午前第4問✓ 正解
50歳の男性。身長175 cm、体重80 kg。日常的な身体活動量を計測したところ、毎日5 METs、30分間の歩行運動を実施していた。この歩行運動の消費エネルギーはどれか。
- 1.110 kcal
- 2.160 kcal
- 3.210 kcal ✓
- 4.260 kcal
- 5.310 kcal
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 210 kcal
エネルギー消費量(kcal)=METs×体重(kg)×運動時間(h)で概算できる。
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第60回 午前第14問✓ 正解
56歳の男性。身長165cm、体重45kg。肺癌の外来化学療法の治療中であったが、1週間から息苦しさがあり、呼吸困難が増悪したため緊急入院した。精査の結果、両肺の癌性胸膜炎と診断され、胸部単純CTで両側胸水を認めた。意識は清明。心拍数60/分、整。血圧102/78mmHg。呼吸数20/分。SpO₂95%(room air)。痰の喀出量が多く、頻回に努力性の咳嗽が出現し、安静時でも呼吸困難を訴えている。理学療法の方針で適切なのはどれか。
- 1.背臥位をとらせる。
- 2.有酸素運動を行う。
- 3.理学療法は中止する。
- 4.ハフィングを指導する。 ✓
- 5.口すぼめ呼吸を指導する。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 ハフィングを指導する。
痰の喀出量が多く努力性咳嗽を繰り返している状態では、効率的な気道クリアランスが重要。
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第60回 午前第16問✓ 正解
70歳の男性。COVID-19による肺炎で入院し、マスクで酸素10L/分を投与している。PaO₂は背臥位では60mmHgであったのに対して腹臥位では100mmHgに改善した。PaO₂の改善に最も大きく影響した要因はどれか。
- 1.肺拡散能
- 2.換気血流比 ✓
- 3.解剖学的死腔
- 4.肺動静脈奇形
- 5.吸入気酸素濃度
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 換気血流比
腹臥位(prone position)で酸素化が改善するのは、重力により背側肺の換気が増えて換気血流比(V/Q)の不均衡が是正されるためである。
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第60回 午前第18問✓ 正解
55歳の男性。1か月前に急性心筋梗塞で入院し、経皮的冠動脈形成術を受けた。退院後に在宅において実施する全身持久力運動で正しいのはどれか。
- 1.運動頻度は週2回以内とする。
- 2.1回10分以下の運動を勧める。
- 3.Borg指数11〜13の運動を勧める。 ✓
- 4.拡張期血圧120 mmHgでは運動が可能である。
- 5.運動強度は最高酸素摂取量の10〜20%で実施する。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 Borg指数11〜13の運動を勧める。
回復期〜維持期の心臓リハビリにおける有酸素運動の強度は、自覚的運動強度Borg指数11(楽である)〜13(ややきつい)が目安とされる。
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第60回 午前第35問✓ 正解
酸素療法機器で正しいのはどれか。
- 1.鼻カニュラは高流量系である。
- 2.高流量系機器は加湿不要である。
- 3.医療ガスの酸素ボンベは緑色である。
- 4.ベンチュリマスクは低流量系である。
- 5.在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。
在宅酸素療法〈HOT〉では空気中の窒素を吸着して酸素を濃縮する酸素濃縮器が主に用いられる。
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第60回 午前第36問✓ 正解
口すぼめ呼吸の指導で正しいのはどれか。
- 1.吸気を延長させる。
- 2.呼吸数を増加させる。
- 3.COPD患者に適用する。 ✓
- 4.機能的残気量を増加させる。
- 5.頬を膨らませるように指導する
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 COPD患者に適用する。
口すぼめ呼吸は呼気時に口をすぼめて気道内圧を高め、末梢気道の虚脱を防いで呼出を助ける呼吸法で、COPDなど閉塞性換気障害の患者に有効である。
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第60回 午前第37問✓ 正解
MRC sum scoreで評価できるのはどれか。
- 1.ICU-AW ✓
- 2.意識障害
- 3.嚥下障害
- 4.入院関連能力低下[HAD〈Hospitalization Associated Disability〉]
- 5.抑うつ
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 ICU-AW
MRC sum scoreは左右の上下肢6筋群(計12筋群)をMMT(0〜5点)で評価し、合計0〜60点で四肢筋力を定量化する指標で、ICU-acquired weakness〈ICU-AW〉の評価・診断に用いられる。
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第60回 午後第4問✓ 正解
70歳の女性。急性心筋梗塞で入院した。身長160 cm。体重70 kg。安静時心拍数70/分。安静時血圧130/70 mmHg。心臓超音波検査にて低左心機能(LVEF<40%)が指摘されている。Karvonen法(k=0.5)を用いて計算した全身持久力運動の目標心拍数で正しいのはどれか。
- 1.90/分
- 2.100/分
- 3.110/分 ✓
- 4.120/分
- 5.130/分
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 110/分
Karvonen法の目標心拍数=安静時心拍数+k×(最大心拍数−安静時心拍数)。
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第60回 午後第10問✓ 正解
70歳の男性。食道癌術後に集中治療室に入室中。積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。
- 1.RASS-3である。
- 2.疼痛がNRS8である。
- 3.心拍数120/分である。
- 4.平均動脈圧80 mmHgである。 ✓
- 5.SOFA〈Sequential Organ Failure Assessment〉scoreが前日よりも4点増加している。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 平均動脈圧80 mmHgである。
ICUでの早期離床は循環・呼吸・意識・疼痛などが安定していることが前提です。
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第60回 午後第14問✓ 正解
75歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
- 1.気道の吸引を行う。
- 2.上肢の筋力増強運動を行う。
- 3.腹部引き込み動作の練習を行う。
- 4.徒手的な胸郭可動域の拡大運動を行う。 ✓
- 5.負荷を加えて吸気筋トレーニングを行う。
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正答:4 徒手的な胸郭可動域の拡大運動を行う。
間質性肺疾患は拘束性換気障害で胸郭・肺の伸展性が低下します。
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第60回 午後第16問✓ 正解
75歳の男性。糖尿病性腎症のため維持血液透析中。この患者の運動耐容能を評価する検査はどれか。
- 1.CAVI
- 2.HOMA-R
- 3.HRV〈Heart Rate Viability〉
- 4.足関節上腕血圧比〈ABI〉
- 5.心肺運動負荷試験〈CPX〉 ✓
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正答:5 心肺運動負荷試験〈CPX〉
運動耐容能(持久力)を客観的に評価する代表的検査はCPX(心肺運動負荷試験)です。
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第60回 午後第20問✓ 正解
75歳の男性。体重75kg。慢性心不全。運動療法中の心電図(別冊No.3)を別に示す。Aは運動開始前、Bは自転車エルゴメーター30W負荷の運動療法中である。正しいのはどれか。
- 1.Aでは陰性T波を認める。
- 2.Aの心拍数は60/分未満である。
- 3.AはLown分類Ⅲである。
- 4.BではSTの低下を認める。 ✓
- 5.Bの心拍数は120/分以上である。
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第60回 午後第35問✓ 正解
末梢動脈疾患で正しいのはどれか。
- 1.女性に多い。
- 2.足関節上腕血圧比が高い。
- 3.間欠性跛行を呈することはない。
- 4.閉塞性動脈硬化症の頻度が低い。
- 5.下肢切断が必要になることがある。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 下肢切断が必要になることがある。
末梢動脈疾患(PAD)は下肢動脈の狭窄・閉塞により血流障害をきたす疾患で、重症化すると安静時疼痛や潰瘍・壊疽に至り、下肢切断が必要になることがあります。
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第60回 午後第36問✓ 正解
糖尿病患者に対する運動療法で正しいのはどれか。
- 1.インスリン抵抗性を改善する。 ✓
- 2.血糖値に関わらず推奨される。
- 3.尿中への糖の排泄を目的とする。
- 4.Borg指数で17程度が適している。
- 5.シックデイに関わらず推奨される。
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正答:1 インスリン抵抗性を改善する。
運動療法は骨格筋での糖取り込みを促進し、インスリン抵抗性を改善することで血糖コントロールに寄与します。
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第60回 午後第77問✓ 正解
リンパ浮腫への対応で正しいのはどれか。
- 1.利尿薬で治療する。
- 2.水分摂取を制限する。
- 3.患肢の体毛を剃毛する。
- 4.患肢の皮膚を保湿する。 ✓
- 5.患肢を低い位置に保つ。
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正答:4 患肢の皮膚を保湿する。
リンパ浮腫では皮膚バリアが脆弱化し、蜂窩織炎(リンパ管炎)を起こしやすくなります。
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第60回 午後第87問✓ 正解
AEDによる電気的除細動の適応となるのはどれか。2つ選べ。
- 1.心静止
- 2.心室細動 ✓
- 3.心室頻拍 ✓
- 4.洞性頻脈
- 5.房室ブロック
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正答:2・3 心室細動 / 心室頻拍
AED(自動体外式除細動器)による電気的除細動は、心臓が無秩序に痙攣して血液を送り出せない致死的不整脈に対して有効です。
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第59回 午前第5問✓ 正解
73歳の男性。身長170cm、体重55kg。糖尿病でインスリン治療導入中。運動強度の決定のため自転車エルゴメーターを用いて、1分間に20 Watts増加させるランプ負荷法で心肺運動負荷試験を行った。二酸化炭素排出量および酸素摂取量の変化のグラフ(別冊No. 2)を別に示す。指導すべき適切な運動強度はどれか。ただし、1 MET の酸素摂取量は3.5 mL/min/kg とする。
- 1.約3 METs
- 2.約4 METs
- 3.約5 METs
- 4.約6 METs ✓
- 5.約7 METs
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正答:4 約6 METs
糖尿病患者の運動処方では、心肺運動負荷試験のグラフからAT(嫌気性閾値)時の酸素摂取量を読み取り、これをMETsに換算して運動強度を決定します。
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第59回 午前第19問✓ 正解
73歳の女性。胸部単純エックス線写真(別冊No. 5)を別に示す。考えられる疾患または状態はどれか。
- 1.気胸
- 2.間質性肺疾患 ✓
- 3.気管切開術後
- 4.肺葉切除術後
- 5.慢性閉塞性肺疾患
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正答:2 間質性肺疾患
胸部単純エックス線写真に両肺野の網状影ないしは粒状影が認められ、特に下肺野優位の所見が典型的な間質性肺疾患の画像パターンです。
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第59回 午前第20問✓ 正解
30歳の女性。検診で早期の乳癌と診断され、乳房温存手術を予定している。周術期理学療法を開始するにあたり、活動能力の評価方法で正しいのはどれか。
- 1.CFS〈cancer fatigue scale〉
- 2.FACT
- 3.KPS ✓
- 4.PPI〈palliative prognostic index〉
- 5.TNM分類
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正答:3 KPS
KPS(Karnofsky Performance Status)は患者の日常生活動作能力と活動度を0~100%で評価する指標であり、周術期の患者管理や理学療法の安全性評価に最適です。
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第59回 午前第37問✓ 正解
気管切開患者に対する痰の吸引で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.ファインクラックル〈fine crackles・捻髪音〉を聴取したので吸引する。
- 2.無菌的な操作を行う。 ✓
- 3.成人の吸引圧は80 mmHg程度が推奨される。
- 4.吸引カテーテルの先端が気管分岐部に当たらない深さにとどめる。 ✓
- 5.吸引カテーテルを気道内でピストン運動させる。
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正答:2・4 無菌的な操作を行う。 / 吸引カテーテルの先端が気管分岐部に当たらない深さにとどめる。
気管切開患者の痰吸引では、無菌操作と適切な吸引深度が重要です。
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第59回 午前第40問✓ 正解
成人の心肺停止に対する1分間あたりの胸骨圧迫の回数で適切なのはどれか。
- 1.20回
- 2.50回
- 3.70回
- 4.100回 ✓
- 5.130回
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正答:4 100回
成人の心肺停止に対する胸骨圧迫は、1分間あたり100~120回の速度で実施することが国際的なガイドラインで推奨されています。
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第59回 午前第49問✓ 正解
間質性肺疾患患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
- 1.体位排痰法を指導する。
- 2.吸気筋トレーニングを指導する。 ✓
- 3.上肢の筋力増強運動は行わない。
- 4.神経筋電気刺激療法は行わない。
- 5.有酸素運動はSpO₂60%を目標に実施する。
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正答:2 吸気筋トレーニングを指導する。
間質性肺疾患は肺の線維化により呼吸機能が低下するため、呼吸筋の機能維持・向上が重要となります。
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第59回 午後第16問✓ 正解
心電図(別冊No. 4)を別に示す。考えられるのはどれか。
- 1.心房細動
- 2.心房粗動
- 3.房室ブロック
- 4.心室細動
- 5.心室期外収縮 ✓
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第59回 午後第36問✓ 正解
二重積の規定因子はどれか。2つ選べ。
- 1.呼吸数
- 2.心拍数 ✓
- 3.一回拍出量
- 4.収縮期血圧 ✓
- 5.動静脈酸素較差
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正答:2・4 心拍数 / 収縮期血圧
二重積(ダブルプロダクト)は心筋酸素消費量の指標であり、心拍数と収縮期血圧の積で算出されます。
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第59回 午後第41問✓ 正解
間質性肺疾患の所見で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.湿性咳嗽を生じる。
- 2.拡散障害による低酸素血症を呈する。 ✓
- 3.呼吸機能検査で閉塞性換気障害を呈する。
- 4.胸部単純エックス線写真で線維化を呈する。 ✓
- 5.コースクラックル〈coarse crackles・水泡音〉を聴取する。
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正答:2・4 拡散障害による低酸素血症を呈する。 / 胸部単純エックス線写真で線維化を呈する。
間質性肺疾患は肺間質の炎症・線維化を特徴とし、拡散機能の低下と画像上の線維化所見が典型的です。
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第59回 午後第42問✓ 正解
MRC〈Medical Research Council〉sum scoreによる筋力が集中治療室獲得性筋力低下〈ICU-AW〉の判定を満たすはどれか。2つ選べ。
- 1.すべて同一の背臥位姿勢で測定する。
- 2.ICU入室時の検査で判定する。
- 3.両側合計で48点未満である。 ✓
- 4.握力が20kg未満である。
- 5.平均が4点未満である。 ✓
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正答:3・5 両側合計で48点未満である。 / 平均が4点未満である。
ICU-AWの診断にはMRC sum scoreが用いられ、両側合計48点未満または平均4点未満で診断基準を満たします。
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第58回 午前第17問✓ 正解
75歳の男性。2型糖尿病でインスリン療法中。腎症、高血圧症および増殖前網膜症を合併しており、週3回血液透析と理学療法のため外来通院している。運動療法で正しいのはどれか。
- 1.透析日の運動は禁忌である。
- 2.HbA1cの値で運動強度を決定する。
- 3.運動前に口渇が改善するまで飲水を促す。
- 4.倦怠感を訴えるときは低血糖症状の可能性がある。 ✓
- 5.運動療法の主目的はインスリン分泌能の改善である。
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正答:4 倦怠感を訴えるときは低血糖症状の可能性がある。
インスリン療法中の糖尿病患者では、運動による血糖低下で低血糖を起こしやすい。
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第58回 午前第18問✓ 正解
78歳の男性。COPDによるⅡ型呼吸不全。安静時および運動時に1L/分の在宅酸素療法を導入している。理学療法士による患者指導として正しいのはどれか。
- 1.上肢の挙上動作を反復して行うように指導する。
- 2.吸気時間を延長するために口すぼめ呼吸を指導する。
- 3.呼吸困難に応じて酸素流量を増量するように指導する。
- 4.体調や呼吸器症状の日誌への記録をもとに生活指導を行う。 ✓
- 5.主に心理的なリラックスを得るためにリラクセーションを指導する。
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正答:4 体調や呼吸器症状の日誌への記録をもとに生活指導を行う。
COPDの在宅管理ではセルフモニタリングが重要である。
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第58回 午前第19問✓ 正解
68歳の女性。NYHA心機能分類class Ⅲの僧帽弁閉鎖不全症に対して経皮的僧帽弁形成術を受け、術後経過良好で退院することになった。退院時の運動機能評価として適切なのはどれか。
- 1.クリニカルシナリオ分類
- 2.マスターシングルテスト
- 3.Nohria-Stevenson分類
- 4.ハンドグリップテスト
- 5.6分間歩行テスト ✓
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正答:5 6分間歩行テスト
退院時の運動機能・運動耐容能の評価として最も適切なのは6分間歩行テストである。
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第58回 午前第83問✓ 正解
積極的な全身持久力トレーニングを開始してよい状態はどれか。
- 1.心室頻拍
- 2.脈拍 140/分
- 3.体温 38.6℃
- 4.収縮期血圧 60 mmHg
- 5.経皮的酸素飽和度 94% ✓
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正答:5 経皮的酸素飽和度 94%
アンダーソン・土肥の基準に照らすと、SpO₂94%は運動を開始してよい範囲です(一般に90%未満で中止)。
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第58回 午後第13問✓ 正解
45歳の女性。身長155cm、体重60kg。3METs程度の歩行速度で1時間歩いた場合の消費カロリー量に最も近いのはどれか。ただし、ウォーキングで消費するカロリー(kcal)を1.05×METs×時間(H)×体重(kg)とする。
- 1.190 kcal ✓
- 2.230 kcal
- 3.270 kcal
- 4.310 kcal
- 5.350 kcal
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第58回 午後第18問✓ 正解
46歳の男性。右中葉肺がん。入院して化学療法と放射線療法を行い、来月に胸腔鏡下肺部分切除術を予定している。6分間歩行距離は560mで、経皮的動脈血酸素飽和度は95%以上に保たれ、ADLは全て自立している。正しいのはどれか。
- 1.術前から咳嗽練習を行う。 ✓
- 2.術前から上部胸式呼吸の練習を行う。
- 3.術前はベッド上の安静に努める。
- 4.術後1週はベッド上での体位排痰法を中心に行う。
- 5.術後3か月は修正Borg指数で2程度の運動療法を行う。
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第57回 午前第17問✓ 正解
65歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1か月前から咳、労作時の呼吸困難の悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査ではCRP 3.1 mg/dL(基準値:0.3 mg/dL未満)、KL-6 790 U/mL(基準値500 U/mL未満)であった。理学療法評価では、mMRC息切れスケールはグレード3。筋力はMMT上下肢4、6分間歩行テストは200 mであった。胸部CT(別冊No. 5)を別に示す。この患者の胸部CTとして最も可能性が高いのはどれか。
- 1.①
- 2.②
- 3.③
- 4.④ ✓
- 5.⑤
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第57回 午前第18問✓ 正解
全身持久力トレーニングを行う場合、トレーニングを中止すべき状態はどれか。2つ選べ。トレーニング前の所見は、血圧120/65 mmHg、心拍数85/分、呼吸数19回/分、SpO₂ 96%、修正Borg Scale 3であった。
- 1.血圧85/60 mmHg、心拍数100/分、呼吸数23回/分、SpO₂ 93%、修正Borg Scale 5、自覚症状:めまい ✓
- 2.血圧128/60 mmHg、心拍数94/分、呼吸数29回/分、SpO₂ 92%、修正Borg Scale 6、自覚症状:筋疲労
- 3.血圧135/75 mmHg、心拍数92/分、呼吸数25回/分、SpO₂ 96%、修正Borg Scale 6、自覚症状:なし
- 4.血圧140/75 mmHg、心拍数110/分、呼吸数26回/分、SpO₂ 92%、修正Borg Scale 5、自覚症状:動悸 ✓
- 5.血圧168/74 mmHg、心拍数101/分、呼吸数23回/分、SpO₂ 91%、修正Borg Scale 4、自覚症状:筋疲労
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正答:1・4 血圧85/60 mmHg、心拍数100/分、呼吸数23回/分、SpO₂ 93%、修正Borg Scale 5、自覚症状:めまい / 血圧140/75 mmHg、心拍数110/分、呼吸数26回/分、SpO₂ 92%、修正Borg Scale 5、自覚症状:動悸
全身持久力トレーニング中止基準に該当する状態を選びます。
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第57回 午前第19問✓ 正解
50歳の男性。会社の健康診断で尿糖陽性を指摘され、受診した。入院時、身長175 cm、体重85 kg。脈拍75/分、血圧165/86 mmHg。両側足関節の振動覚は鈍麻。血液生化学所見では、空腹時血糖385 mg/dL(基準値65〜109 mg/dL)、HbA1c 8.6%(基準値4.6〜6.2%)、トリグリセリド362 mg/dL(基準値30〜150 mg/dL)、LDLコレステロール128 mg/dL(基準値70〜139 mg/dL)であった。尿検査でケトン体陰性であった。入院後、食事療法と薬物療法が開始されている。運動療法開始時に必要な条件はどれか。
- 1.感覚障害が改善する。
- 2.脂質異常症が改善する。
- 3.尿中ケトン体が陽性となる。
- 4.HbA1cが基準値内まで低下する。
- 5.空腹時血糖が250 mg/dL未満となる。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 空腹時血糖が250 mg/dL未満となる。
糖尿病の運動療法は血糖コントロールが極端に不良な状態では禁忌・延期となります。
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第57回 午前第25問✓ 正解
閉塞性動脈硬化症の運動療法を行う場合、収集すべき医学情報として最も重要なのはどれか。
- 1.胸部CT
- 2.脊椎MRI
- 3.筋電図検査
- 4.足関節上腕血圧比 ✓
- 5.股関節を含む両下肢単純エックス線
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正答:4 足関節上腕血圧比
閉塞性動脈硬化症(ASO/PAD)は下肢動脈の狭窄・閉塞による虚血疾患です。
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第57回 午前第45問✓ 正解
Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸管理について正しいのはどれか。
- 1.非侵襲的陽圧換気療法〈NPPV〉の適応ではない。
- 2.舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。 ✓
- 3.咳最大流量〈cough peak flow〉は咳介助を行う目安にならない。
- 4.呼吸管理の適応になる時期は機能障害度ステージⅣからである。
- 5.排痰補助装置による咳介助は徒手による咳介助に優先して行われる。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。
Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸管理で、舌咽呼吸(カエル呼吸)は空気を口腔から飲み込むように肺へ送り、最大強制吸気量(MIC)を高めるのに有効です。
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第57回 午前第46問✓ 正解
運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。
- 1.胸痛の出現
- 2.チアノーゼ
- 3.単発性心室期外収縮 ✓
- 4.喘鳴による呼吸困難感
- 5.胸部不快感を伴う心室頻拍
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第57回 午後第11問✓ 正解
治療前後の心電図(別冊No. 1)を別に示す。治療の作用として正しいのはどれか。
- 1.不応期の短縮
- 2.心収縮力の増強
- 3.房室間の伝導の抑制
- 4.洞房結節の脱分極促通
- 5.心室筋の活動電位持続時間の延長 ✓
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正答:5 心室筋の活動電位持続時間の延長
治療前後の心電図を比較すると、治療後にQT間隔(QRSの始まりからT波終了まで)が延長しています。
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第57回 午後第12問✓ 正解
左側臥位の胸部CT(別冊No. 2)を別に示す。肺が拡張し、最も含気が多いと考えられるのはどれか。
- 1.① ✓
- 2.②
- 3.③
- 4.④
- 5.⑤
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第57回 午後第18問✓ 正解
75歳の男性。身長165 cm、体重60 kg。大動脈弁狭窄症。心房細動と一過性脳虚血発作の既往があり、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を行っている。NYHA分類ではclass Ⅰで、運動負荷試験で得られた嫌気性代謝閾値(AT)は17.5 mL/分/kgである。この患者への生活指導で誤っているのはどれか。
- 1.抗凝固療法の服薬を継続する。
- 2.体重や血圧を日誌に付けて自己管理する。
- 3.自宅での生活活動は3 METsを上限とする。 ✓
- 4.下肢筋力のレジスタンストレーニングをする。
- 5.心肺運動負荷試験で得られたAT強度で運動する。
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正答:3 自宅での生活活動は3 METsを上限とする。
NYHA分類class Ⅰ(身体活動の制限なし)でAT 17.5 mL/分/kg(約5 METs相当)と運動耐容能は良好です。
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第57回 午後第38問✓ 正解
新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎後の患者に呼吸機能検査を行ったところ、努力性肺活量は5.00Lで、1秒率は80%であった。年齢、性別、体格をもとに計算した1秒量の予測値が3.46Lであるとき、%一秒量(%FEV1)で正しいのはどれか。
- 1.76%
- 2.86%
- 3.96%
- 4.106%
- 5.116% ✓
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第57回 午後第46問✓ 正解
心臓リハビリテーションにおいて有酸素運動が勧められる理由として正しいのはどれか。
- 1.乳酸の蓄積
- 2.除脂肪体重の増加
- 3.交感神経活動の亢進
- 4.HDLコレステロールの増加 ✓
- 5.血中カテコラミンの著しい増加
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正答:4 HDLコレステロールの増加
心臓リハビリテーションで有酸素運動が勧められるのは、善玉のHDLコレステロールを増加させ、動脈硬化の進行を抑制するなど冠危険因子を改善する効果があるためです。
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第57回 午後第47問✓ 正解
乳癌術後の上肢リンパ浮腫(病期分類Ⅱ期)の日常生活指導として適切なのはどれか。
- 1.水分摂取を制限する。
- 2.熱い温度で入浴をする。
- 3.患肢の皮膚の保湿をする。 ✓
- 4.患肢のむだ毛を処理する。
- 5.上腕を締め付けるような服を着る。
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正答:3 患肢の皮膚の保湿をする。
乳癌術後の上肢リンパ浮腫では、皮膚バリアの破綻からの感染(蜂窩織炎)が増悪因子となります。
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第57回 午後第77問✓ 正解
呼吸機能検査について正しいのはどれか。
- 1.呼吸筋力の低下で肺活量は低下する。 ✓
- 2.気道抵抗が増加すると1秒率は上昇する。
- 3.肺拡散能の低下では最大呼気流量は低下する。
- 4.肺コンプライアンスが低下すると機能的残気量は増加する。
- 5.換気血流比不均等では肺胞気-動脈血酸素分圧較差が低下する。
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正答:1 呼吸筋力の低下で肺活量は低下する。
肺活量(VC)は呼吸筋による胸郭の拡張・収縮で決まるため、神経筋疾患などで呼吸筋力が低下すると肺活量は低下します(拘束性換気障害)。
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第54回 午前第23問✓ 正解
固定負荷にて行う運動負荷試験はどれか。
- 1.Bruce法
- 2.ランプ負荷法
- 3.6分間歩行テスト
- 4.マスターシングルテスト ✓
- 5.シャトルウォーキングテスト
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正答:4 マスターシングルテスト
運動負荷試験は、負荷を段階的に増やす漸増負荷法と、一定の負荷で行う固定負荷法に分けられる。
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第53回 午前第14問✓ 正解
19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す。最大酸素摂取量(mL/分)として正しいのはどれか。
- 1.1,000
- 2.1,500
- 3.2,500
- 4.3,500 ✓
- 5.4,000
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正答:4 3,500
図では運動負荷量(ワット)の増加に伴い酸素摂取量が直線的に増加し、約350ワット付近で約3,500mL/分に達してプラトー(頭打ち・わずかに低下)となっています。
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