OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

人間発達学 の一問一答

「人間発達学」の過去問から作った一問一答、全60問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第61回 午前第16問✓ 正解
小学3年生の男児。知能検査では全般的な知的発達に遅れは認めない。1年生のころから読み書きに強い困難を抱えている。文章を読む際に流暢に正しく読むことが難しく、音読が極端に遅い。漢字の書き取りも苦手で、黒板の文字の書き写しに時間がかかる。保護者は「家では普通に会話もでき、計算などは問題ない」と話している。この患児の障害で最も考えられるのはどれか。
  1. 1.素行症〈素行障害〉
  2. 2.反抗挑発症〈反抗挑戦性障害〉
  3. 3.限局性学習症〈限局性学習障害〉
  4. 4.脱抑制型対人交流症〈脱抑制性愛着障害〉
  5. 5.反応性アタッチメント症〈反応性愛着障害〉

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正答:3 限局性学習症〈限局性学習障害〉

知的発達に遅れがなく、特定の学習領域(読み・書き)に限定した困難を示す。

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第61回 午前第35問✓ 正解
注意欠如多動症〈注意欠如・多動性障害〉児と比較し、自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉児の特徴はどれか。
  1. 1.他児とよく遊ぶ。
  2. 2.物をよくなくす。
  3. 3.待つことができない。
  4. 4.すぐに他のことを始める。
  5. 5.いつもと違う道を通るとパニックになる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 いつもと違う道を通るとパニックになる。

自閉スペクトラム症(ASD)の中核的特徴として同一性保持(insistence on sameness)がある。

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第61回 午前第85問✓ 正解
遠城寺式乳幼児分析的発達検査で獲得される時期が最も早いのはどれか。
  1. 1.走る。
  2. 2.2語言える。
  3. 3.排尿を予告する。
  4. 4.人見知りをする。
  5. 5.積み木を2つ重ねる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 人見知りをする。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査における各項目の獲得時期を比較すると、「人見知り」は生後6〜8ヵ月頃から出現し、他の選択肢と比較して最も早く獲得される。

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第61回 午後第91問✓ 正解
痙直型よりアテトーゼ型の脳性麻痺で特徴的なのはどれか。
  1. 1.視覚障害
  2. 2.知的障害
  3. 3.てんかん
  4. 4.歩行障害
  5. 5.不随意運動

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 不随意運動

アテトーゼ型脳性麻痺の最大の特徴は不随意運動(不規則・ゆっくりした身体のくねる動き)であり、痙直型と対比して最も重要な差別化ポイントとなる。

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第60回 午前第80問✓ 正解
Piagetの発達論で0~2歳ころはどれか。
  1. 1.感覚運動期
  2. 2.具体的操作期
  3. 3.形式的操作期
  4. 4.潜在期
  5. 5.前操作期

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 感覚運動期

Piagetの認知発達論では0〜2歳を感覚運動期とし、感覚と運動による外界の探索・循環反応・対象の永続性の獲得を特徴とする。

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第60回 午後第23問✓ 正解
日本版デンバー式発達スクリーニング検査で6か月児が可能なのはどれか。
  1. 1.発音をまねる。
  2. 2.寝返りをする。
  3. 3.バイバイをする。
  4. 4.親指を使ってつかむ。
  5. 5.両手の積み木を打ち合わせる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 寝返りをする。

日本版デンバー式発達スクリーニング検査で、6か月児が可能な項目を選ぶ問題です。

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第60回 午後第85問✓ 正解
出生後、消失するのが最も遅いのはどれか。
  1. 1.吸啜反射
  2. 2.Galant反射
  3. 3.手掌把握反射
  4. 4.足底把握反射
  5. 5.交叉性伸展反射

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 足底把握反射

出生後に消失するのが最も遅い原始反射を問う問題です。

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第59回 午前第4問✓ 正解
1歳1か月の女児。遠城寺式乳幼児分析的発達検査の結果(別冊No. 3)を別に示す。考えられる運動発達年齢はどれか。
  1. 1.4〜5か月
  2. 2.5〜6か月
  3. 3.6〜7か月
  4. 4.7〜8か月
  5. 5.8〜9か月

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 5〜6か月

遠城寺式検査の結果図を見ると、「移動運動」欄では「腹ばいで体をまわす(0:7)」「寝返りをする(0:6)」に×(不可能)がついており、「首がすわる(0:3〜4)」と「横向きに寝かせると寝返りをする(0:5)」の間あたりに合格ラインがある。

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第59回 午前第32問✓ 正解
正常の運動発達で獲得する年齢が最も高いのはどれか。
  1. 1.座位
  2. 2.高這い
  3. 3.寝返り
  4. 4.飛行機肢位
  5. 5.つかまり立ち

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正答:2・5 高這い / つかまり立ち

獲得時期の目安(月齢順):寝返り(4〜5か月)→ 座位(6〜8か月)→ 飛行機肢位(6〜8か月)→ 高這い(8〜10か月)→ つかまり立ち(9〜11か月)。

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第59回 午前第83問✓ 正解
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉で「母指と示指によるつまみ動作」の通過率75%が含まれる時期はどれか。
  1. 1.3〜4か月
  2. 2.6〜7か月
  3. 3.9〜10か月
  4. 4.12〜13か月
  5. 5.15〜16か月

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 12〜13か月

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)において、「母指と示指によるつまみ動作(Pincer grasp)」の通過率75%は12〜13か月に含まれる。

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第59回 午前第85問✓ 正解
出生時に出現していないのはどれか。
  1. 1.Moro反射
  2. 2.Galant反射
  3. 3.Babinski反射
  4. 4.緊張性迷路反射
  5. 5.対称性緊張性頸反射

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正答:5 対称性緊張性頸反射

対称性緊張性頸反射(STNR)は生後2〜3か月頃に出現し、6か月頃には統合(消失)される。

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第59回 午後第85問✓ 正解
Guillain-Barré症候群の診断で有用なのはどれか。
  1. 1.CT
  2. 2.MRI
  3. 3.髄液検査
  4. 4.脳波検査
  5. 5.血液培養検査

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正答:3 髄液検査

Guillain-Barré症候群(GBS)の診断では髄液検査(腰椎穿刺)が有用であり、特徴的な所見は蛋白細胞解離(タンパク上昇・細胞数正常)である。

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第58回 午前第79問✓ 正解
Freud の発達論において1~3歳ころはどれか。
  1. 1.口唇期
  2. 2.肛門期
  3. 3.性器期
  4. 4.潜在期
  5. 5.男根期

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正答:2 肛門期

Freudの心理性的発達論において1〜3歳ころは肛門期(anal stage)に相当する。

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第58回 午前第86問✓ 正解
原始反射と誘発される運動の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.探索反射 ─── 頸部の側屈
  2. 2.Galant反射 ─── 体幹の回旋
  3. 3.交差性伸展反射 ─── 刺激反対側の下肢の伸展
  4. 4.非対称性緊張性頸反射 ─── 頸部を回旋させた側の上肢と下肢の伸展
  5. 5.対称性緊張性頸反射(頸部伸展)─── 上肢の屈曲と下肢の伸展

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3・4 交差性伸展反射 ─── 刺激反対側の下肢の伸展 / 非対称性緊張性頸反射 ─── 頸部を回旋させた側の上肢と下肢の伸展

原始反射の名称と誘発される運動を正確に対応させる問題。

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第58回 午後第27問✓ 正解
原始反射のうち正常児の7〜8か月でみられるのはどれか。
  1. 1.探索反射
  2. 2.Galant反射
  3. 3.手掌把握反射
  4. 4.足底把握反射
  5. 5.非対称性緊張性頸反射

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正答:4 足底把握反射

足底把握反射は生後12か月頃まで持続する原始反射だが、7〜8か月でも残存しているのが正常。

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第58回 午後第85問✓ 正解
Ⅱ型呼吸不全では正常で、Ⅰ型呼吸不全で増加するのはどれか。
  1. 1.1秒率
  2. 2.肺活量
  3. 3.動脈血酸素分圧
  4. 4.動脈血二酸化炭素分圧
  5. 5.肺胞気-動脈血酸素分圧較差

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 肺胞気-動脈血酸素分圧較差

Ⅰ型呼吸不全とⅡ型呼吸不全の鑑別:

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第57回 午前第4問✓ 正解
9歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、座位保持は両手の支持が必要である。立位は介助があればわずかにできる。この児が机上で道具の操作を練習する際に両手を使用するための姿勢として最も難しいのはどれか。
  1. 1.車椅子で体幹ベルトを用いた座位
  2. 2.床上で両肘を机上に置いた長座位
  3. 3.床上で両肘を机上に置いた割り座
  4. 4.座位保持装置を使用した座位
  5. 5.立位台を使用した立位

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正答:2 床上で両肘を机上に置いた長座位

痙直型四肢麻痺では四肢すべてに痙縮があり、股関節屈曲・膝関節伸展位の長座位は痙縮の影響でハムストリングスが緊張しやすく、骨盤が後傾して体幹の安定が著しく損なわれる。

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第57回 午前第19問✓ 正解
7歳の男児。幼児期から落ち着きがなく、一つのおもちゃで遊べないなどの行動があった。小学校入学後、長時間椅子に座れない、順番を待てない、注意散漫などの問題行動があり、外来作業療法を受けることになった。作業療法では、次第に活動に継続して取り組めるようになってきたが、協調動作が必要な作業は苦手である。知能検査では知的障害は認められなかった。作業療法を行う上での留意点として適切なのはどれか。
  1. 1.複数の課題を同時に提示する。
  2. 2.順番が守れない場合は厳しく注意する。
  3. 3.周囲に受け入れられる行動は積極的に褒める。
  4. 4.数週間継続して取り組める連続課題を実施する。
  5. 5.作業台の上にいろいろな道具や材料を揃えておく。

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正答:3 周囲に受け入れられる行動は積極的に褒める。

本事例はADHD(注意欠如・多動症)の典型例(多動・衝動性・不注意、協調運動障害、知的障害なし)。

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第57回 午前第79問✓ 正解
成人期中期に発症しやすいのはどれか。
  1. 1.うつ病
  2. 2.統合失調症
  3. 3.血管性認知症
  4. 4.社交不安障害
  5. 5.神経性無食欲症

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正答:1 うつ病

成人期中期(40〜65歳頃)は、身体的変化・子育て終了・親の介護・職場でのストレスなど複合的な心理社会的負荷がかかりやすく、うつ病(大うつ病性障害)の発症が多い時期とされている。

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第57回 午前第85問✓ 正解
言語発達で正しいのはどれか。
  1. 1.喃語は6か月ころからみられる。
  2. 2.有意味語の発語は8か月ころからみられる。
  3. 3.言語的意味理解は10か月ころからみられる。
  4. 4.2語文の発話は1歳ころにみられる。
  5. 5.言語獲得の臨界期は3歳ころである。

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正答:1・3 喃語は6か月ころからみられる。 / 言語的意味理解は10か月ころからみられる。

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第57回 午後第85問✓ 正解
発達評価はどれか。
  1. 1.DDST Ⅱ
  2. 2.K-ABC Ⅱ
  3. 3.WAIS-Ⅲ
  4. 4.WISC-Ⅲ
  5. 5.WPPISI-Ⅲ〈Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence-Ⅲ〉

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 DDST Ⅱ

DDSTⅡ(Denver Developmental Screening TestⅡ:デンバー発達スクリーニングテスト)は乳幼児の発達を4領域(個人・社会、微細運動、言語、粗大運動)で評価する発達スクリーニング検査です。

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第56回 午前第9問✓ 正解
アテトーゼ型脳性麻痺児の食事の様子を図に示す。スプーンを口に近づけると図のような姿勢になってしまう。この児に出現している原始反射はどれか。
  1. 1.探索反射
  2. 2.Galant反射
  3. 3.交差伸展反射
  4. 4.手の把握反射
  5. 5.対称性緊張性頸反射

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正答:5 対称性緊張性頸反射

図を見ると、スプーンを口に近づける動作(頸部伸展)に伴い、上肢が伸展し下肢が屈曲するという姿勢変化が描かれている。

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第56回 午前第15問✓ 正解
17歳の男子。子供の頃から内向的な性格だが、乳幼児健診等で異常を指摘されたことはない。高校1年時から周囲の物音に敏感となり、「学校で同級生に嫌がらせをされる」と不登校になった。自宅では「向かいの家の住人が自分の行動に合わせて悪口を言う」、家族と外出した街中では「自分の考えたことが知れわたっている」と言うようになり、精神科を受診し、通院治療で状態がある程度改善した後に外来作業療法が導入された。この患者でみられやすい症状はどれか。
  1. 1.意識変容
  2. 2.観念奔逸
  3. 3.強迫観念
  4. 4.思考制止
  5. 5.連合弛緩

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正答:5 連合弛緩

症例の「同級生に嫌がらせをされる」(関係念慮・被害妄想)、「向かいの家の住人が悪口を言う」(被害妄想)、「考えたことが知れわたっている」(思考伝播)は統合失調症の陽性症状。

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第56回 午前第43問✓ 正解
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)について正しいのはどれか。
  1. 1.聴覚過敏は稀である。
  2. 2.クレーン現象がみられる。
  3. 3.注意欠如・多動性障害は合併しない。
  4. 4.視覚情報より聴覚情報への注目の方が優位である。
  5. 5.4〜5歳で「サリーとアン課題」ができるようになることが多い。

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正答:2 クレーン現象がみられる。

クレーン現象は自閉スペクトラム症(ASD)に特徴的な行動で、欲しいものを得るために相手の手を道具のように使って引っ張る行為。

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第56回 午前第92問✓ 正解
遠城寺式乳幼児分析的発達検査(九大小児科改訂版)で1歳6か月までに獲得されるのはどれか。
  1. 1.ボールを前にける。
  2. 2.積木を横に二つ以上ならべる。
  3. 3.お菓子のつつみ紙をとって食べる。
  4. 4.親から離れて遊ぶ。
  5. 5.大きい、小さいがわかる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 お菓子のつつみ紙をとって食べる。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査で1歳6か月(18か月)までに獲得される項目として、手の操作(つかむ・取る)と食べる行為の統合であるお菓子のつつみ紙を取って食べる行動は約9〜10か月前後で獲得される発達マイルストーン。

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第56回 午後第6問✓ 正解
痙直型四肢麻痺を呈する脳性麻痺児の姿勢保持の発達順で正しいのはどれか。
  1. 1.A-B-C-E-D
  2. 2.A-B-E-C-D
  3. 3.B-A-C-E-D
  4. 4.B-A-E-C-D
  5. 5.B-A-E-D-C

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正答:4 B-A-E-C-D

痙直型四肢麻痺の脳性麻痺児では、正常発達よりも遅れながらも発達順序は概ね保たれる。

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第56回 午後第15問✓ 正解
18歳の男子。幼少時から一人遊びが多かった。運動や言語の発達に目立った問題はないが、視線が合わないことが多い。急な予定変更や大きな音でパニックになることがあった。中学校や高校では場の空気が読めないことでいじめられた経験があり、現在は自室に引きこもり、ほとんどの時間をインターネットに接続したパソコンでアニメやゲームなどに興じている。心配した親が相談機関を訪れ、作業療法士が対応した。この男子の特徴としてみられやすいのはどれか。
  1. 1.手先が器用である。
  2. 2.特定の物事にこだわる。
  3. 3.特定の領域の学習が苦手である。
  4. 4.特定の場面で発語が困難になる。
  5. 5.意思を伝える際に身振りを多用する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 特定の物事にこだわる。

運動・言語発達は正常範囲、視線が合わない、急な変化でパニック、場の空気が読めない、孤立傾向という特徴はASD(自閉スペクトラム症)の典型像である。

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第56回 午後第19問✓ 正解
8歳の男児。幼児期より落ち着きがなくじっとしていられず、家族で外出した際にはよく迷子になり、両親も養育に困難を感じていた。小学校に入学してからは、授業中に勝手に席を立って歩き出したり、順番を守ることも難しく、日常的に忘れ物や落とし物も多く、うっかりミスをして教師に注意されるが、その後も同じミスを繰り返していた。授業中は周囲の雑音に注意を削がれて勉強に集中できず、最近では学業不振が目立ち始めたため放課後等デイサービスで作業療法士が対応することになった。作業療法士の対応として適切でないのはどれか。
  1. 1.感覚統合療法を実施する。
  2. 2.ペアレントトレーニングを実施する。
  3. 3.社会生活技能訓練〈SST〉を実施する。
  4. 4.学校を訪問して授業の様子を観察する。
  5. 5.担当教員に本人の行動修正をより促すよう依頼する。

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正答:5 担当教員に本人の行動修正をより促すよう依頼する。

本症例はADHDの典型像(多動・衝動性・不注意)を示している。

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第56回 午後第26問✓ 正解
検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.GMFM ─────────────── 日常生活活動
  2. 2.WISC-Ⅳ ─────────────── ワーキングメモリー
  3. 3.S-M 社会生活能力検査 ──────── 心理的発達
  4. 4.フロスティグ視知覚検査 ──────── 巧緻運動
  5. 5.遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ────── 粗大運動

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正答:2 WISC-Ⅳ ─────────────── ワーキングメモリー

WISC-Ⅳは4つの指標(言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度)で知的能力を評価する児童用知能検査である。

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第56回 午後第45問✓ 正解
作業療法における広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)への対応で適切なのはどれか。
  1. 1.攻撃的な行動には大きな声で「ダメ」とだけ簡潔に言う。
  2. 2.作業の適用時には内容をあらかじめ伝える。
  3. 3.こだわりに対しては行動変容を促す。
  4. 4.作業は自由度の高いものを用いる。
  5. 5.説明には言語的情報を多用する。

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正答:2 作業の適用時には内容をあらかじめ伝える。

ASD(自閉スペクトラム症)では予測可能性の担保が安心感・行動安定につながる。

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第56回 午後第66問✓ 正解
体温について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.高齢者は小児よりも高い。
  2. 2.直腸温は腋窩温よりも低い。
  3. 3.体温調節中枢は小脳にある。
  4. 4.午前よりも午後にかけて高くなる。
  5. 5.基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である。

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正答:4・5 午前よりも午後にかけて高くなる。 / 基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である。

体温の日内変動:早朝最低・夕方最高。

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第55回 午前第85問✓ 正解
原始反射のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。
  1. 1.Moro 反射
  2. 2.足底把握反射
  3. 3.緊張性迷路反射
  4. 4.交叉性伸展反射
  5. 5.非対称性緊張性頸反射

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 足底把握反射

原始反射の消失時期を比較すると、足底把握反射は生後9〜12か月(一部は1歳以降)まで残存し、列挙された中では最も遅く消失する。

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第55回 午後第4問✓ 正解
2人の幼児が砂場で遊ぶ様子を図に示す。遊びの発達段階で正しいのはどれか。
  1. 1.ごっこ遊び
  2. 2.傍観者遊び
  3. 3.平行遊び
  4. 4.連合遊び
  5. 5.協調遊び

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正答:3 平行遊び

図では2人の幼児が同じ砂場で、それぞれ独立した遊びをしているが、互いに関わり合わずに隣接して遊んでいる様子が描かれている。

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第55回 午後第16問✓ 正解
37歳の男性。日頃から職場での待遇に不満を感じており、たまたま入ったパチンコ店で大勝してから、パチンコを繰り返すようになった。負けを繰り返す中、妻に黙って娘の学資保険を解約するなどしてお金をつぎ込んでいた。その後も借金を繰り返すがやめられず、借金に気づいた妻から「このままだと離婚する」と言われ、妻の勧めで精神科を受診し、病的賭博(ギャンブル障害)の診断を受けた。この障害の特徴で正しいのはどれか。
  1. 1.生活のストレスはパチンコの衝動に影響しない。
  2. 2.アルコール・薬物依存症を合併しやすい。
  3. 3.一般人口の1割に同様の問題がみられる。
  4. 4.女性では思春期に発症することが多い。
  5. 5.女性に多い。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 アルコール・薬物依存症を合併しやすい。

ギャンブル障害(病的賭博)は衝動制御の障害であり、他の依存症(アルコール・薬物・ニコチン等)との共存率が高いことが知られている。

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第55回 午後第30問✓ 正解
小児の評価領域と検査の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.粗大運動 ――――― GMFM
  2. 2.視知覚機能 ――――― Erhardt(エアハート)発達学的視覚評価
  3. 3.感覚統合機能 ――――― Kohs 立方体組合せテスト
  4. 4.知的機能 ――――― WISC-Ⅳ
  5. 5.日常生活能力 ――――― 新 S-M 社会生活能力検査

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・4 粗大運動 ――――― GMFM / 知的機能 ――――― WISC-Ⅳ

GMFM(Gross Motor Function Measure)は粗大運動機能の評価、WISC-Ⅳは児童の知的機能を測定する標準化された検査であり、それぞれの評価領域と合致する。

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第55回 午後第48問✓ 正解
広汎性発達障害の説明で正しいのはどれか。
  1. 1.女児に多い。
  2. 2.育児方法が発症に影響する。
  3. 3.障害は成人期までには消失する。
  4. 4.社会的コミュニケーションの障害はない。
  5. 5.小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。

小児期崩壊性障害(Heller症候群)は通常2〜4歳の正常発達期の後に、言語・社会性・生活技能が急激に退行する疾患である。

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第55回 午後第80問✓ 正解
Eriksonによる成人中期の心理的発達課題はどれか。
  1. 1.勤勉性
  2. 2.同一性
  3. 3.親密性
  4. 4.生殖性
  5. 5.自我の統合

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 生殖性

Eriksonの心理社会的発達段階において、成人中期(中年期:約40〜65歳)の課題は「生殖性(generativity)vs 停滞(stagnation)」である。

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第55回 午後第82問✓ 正解
切断後の幻肢で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.幼児の切断では強く現れる。
  2. 2.四肢末梢部ほど明確に感じる。
  3. 3.いったん出現した幻肢は消失しない。
  4. 4.術直後義肢装着法には予防効果がある。
  5. 5.上肢切断よりも下肢切断で強く現れる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・4 四肢末梢部ほど明確に感じる。 / 術直後義肢装着法には予防効果がある。

幻肢は四肢末梢部(手指・足趾)ほど明確に感じられる(皮質上の体部位感覚の誇張)。

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第54回 午前第5問✓ 正解
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉において、90%以上の通過率で、2秒以上図の姿勢が可能となる時期はどれか。
  1. 1.6か月以上 8か月未満
  2. 2.8か月以上 10か月未満
  3. 3.10か月以上 12か月未満
  4. 4.12か月以上 14か月未満
  5. 5.14か月以上 16か月未満

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正答:4 12か月以上 14か月未満

図は乳幼児が両手を前方に広げてバランスをとりながら独立歩行している姿勢を示している。

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第54回 午前第33問✓ 正解
筋電義手で正しいのはどれか。
  1. 1.小児には使用しない。
  2. 2.作業用ハンドはない。
  3. 3.能動義手に比べ把持力が強い。
  4. 4.前腕義手にはハーネスが必要である。
  5. 5.前腕義手より上腕義手の症例が多い。

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正答:3 能動義手に比べ把持力が強い。

筋電義手は電動モーターによりハンドを駆動するため、ハーネスによるケーブルで操作する能動義手よりも大きな把持力を発揮できる。

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第54回 午前第86問✓ 正解
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉の個人-社会領域で最も早く可能になるのはどれか。
  1. 1.手を洗ってふく。
  2. 2.簡単なお手伝い。
  3. 3.コップから飲む。
  4. 4.上着などを脱ぐ。
  5. 5.ビスケットを自分で食べる。

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正答:5 ビスケットを自分で食べる。

JDDST-Rの個人-社会領域における発達の早さでは、ビスケット(クッキー)を自分で食べる行動は最も早期(生後4〜6か月頃)から可能になる自己摂食の始まりである。

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第54回 午後第2問✓ 正解
図の遠城寺式乳幼児分析的発達検査表の結果から考えられる移動運動の発達月数で正しいのはどれか。
  1. 1.3〜4か月
  2. 2.4〜5か月
  3. 3.5〜6か月
  4. 4.6〜7か月
  5. 5.7〜8か月

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正答:2 4〜5か月

遠城寺式の移動運動欄を確認すると、図では「腹ばいで体をまわす(0:7)」「寝がえりをする(0:6)」に×印(未通過)があり、「首がすわる(0:4)」に○印(通過)、「横向きに寝かせると寝がえりをする(0:5)」に×印がある。

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第54回 午後第85問✓ 正解
Milani 運動発達評価表における反射や運動のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。
  1. 1.手掌把握反射
  2. 2.自動歩行
  3. 3.足底把握反射
  4. 4.非対称性緊張性頸反射
  5. 5.Moro 反射

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正答:3 足底把握反射

Milani運動発達評価表における原始反射の消失時期は概ね:手掌把握反射(2〜4か月)、Moro反射(4〜6か月)、自動歩行(1〜2か月)、非対称性緊張性頸反射(ATNR:4〜5か月)、足底把握反射(9〜12か月、最も遅い)。

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第54回 午後第86問✓ 正解
乳児の水頭症でみられる症状はどれか。
  1. 1.肥満
  2. 2.口蓋裂
  3. 3.運動失調
  4. 4.落陽現象
  5. 5.弛緩性麻痺

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正答:4 落陽現象

乳児の水頭症では頭蓋内圧亢進により眼球が下方に偏位し(上方注視障害)、虹彩の上半分が下まぶたに隠れて白目が目立つ落陽現象(Setting sun sign)が特徴的にみられる。

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第53回 午後第5問✓ 正解
鉛筆把持の写真(別冊No. 2 ①〜③)を別に示す。発達順序で正しいのはどれか。
  1. 1.①→②→③
  2. 2.②→③→①
  3. 3.②→①→③
  4. 4.③→②→①
  5. 5.③→①→②

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正答:2 ②→③→①

鉛筆把持の発達は、粗大把握(手掌全体でにぎる)から精緻把握(3指でつまむ)へと進む。

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第53回 午後第78問✓ 正解
Eriksonによる発達段階で学童期に獲得すべき課題はどれか。
  1. 1.勤勉性
  2. 2.積極性
  3. 3.自律性
  4. 4.親密性
  5. 5.同一性

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正答:1 勤勉性

Eriksonの心理社会的発達段階では、学童期(6〜12歳)の発達課題は勤勉性対劣等感であり、学習・技術習得・課題達成を通じて勤勉性を獲得する。

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第53回 午後第79問✓ 正解
中学生の心理発達における特徴はどれか。
  1. 1.性の相違を理解する。
  2. 2.自我同一性が完成する。
  3. 3.教師や指導者に従順である。
  4. 4.第二次性徴への戸惑いがある。
  5. 5.友人関係より親子関係を重視する。

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正答:4 第二次性徴への戸惑いがある。

中学生(思春期・青年期前期)は第二次性徴の急激な身体的変化に直面し、その変化への戸惑い・羞恥心・自意識の高まりが心理的特徴として顕著に現れる。

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第53回 午後第85問✓ 正解
知能検査はどれか。
  1. 1.ADHD-RS〈attention deficit hyperactivity disorder rating scale〉
  2. 2.CARS〈childhood autism rating scale〉
  3. 3.JDDST-R〈改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〉
  4. 4.PEP-3〈psychoeducational profile-3rd edition〉
  5. 5.WISC-Ⅲ

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正答:5 WISC-Ⅲ

WISC(Wechsler Intelligence Scale for Children)は児童の知能を測定する標準的な知能検査であり、言語性IQ・動作性IQ・全検査IQを算出する。

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第52回 午前第19問✓ 正解
7歳の男児。幼児期から落ち着きがなく、他の子供から遊具を取り上げる、列に並べない、座って待てないことが多かった。小学校入学後も、周囲の生徒の文房具を勝手に使う、課題に集中せず席を離れるなどが頻繁にみられていた。自宅でも落ち着きがなく、母親が注意すると興奮する状況であった。この男児について作業療法士が担当教員から相談を受けることになった。担当教員への助言内容として適切なのはどれか。
  1. 1.注意・叱責は強く行う。
  2. 2.男児の席を教室の中心に設ける。
  3. 3.望ましい行動が生じたら直ちに褒める。
  4. 4.不得意なことは時間を要しても習得を目指す。
  5. 5.集団生活に必要なルールを本人に詳しく説明する。

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正答:3 望ましい行動が生じたら直ちに褒める。

ADHD児への介入では行動療法的アプローチ(正の強化)が有効。

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第52回 午前第27問✓ 正解
遠城寺式乳幼児分析的発達検査における手の運動で、生後9〜10か月の発達段階であるのはどれか。
  1. 1.ガラガラを振る。
  2. 2.積木を2つ重ねる。
  3. 3.鉛筆でぐるぐる丸を書く。
  4. 4.瓶の蓋を開けたり閉めたりする。
  5. 5.おもちゃを一方の手から他方に持ち替える。

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正答:4 瓶の蓋を開けたり閉めたりする。

遠城寺式の手の運動項目で「瓶の蓋を開けたり閉めたりする」は生後9〜10か月の発達段階に相当する。

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第52回 午前第48問✓ 正解
小児自閉症患者に勧める活動として最も適切なのはどれか。
  1. 1.トランポリンで遊ぶ。
  2. 2.ままごとで父親役をする。
  3. 3.テレビを見ながら宿題をする。
  4. 4.野球のキャッチボールをする。
  5. 5.苦手な感覚を繰り返し受ける。

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正答:1 トランポリンで遊ぶ。

自閉症児には感覚統合療法が有効とされており、固有感覚・前庭感覚の入力が豊富なトランポリン遊びは感覚調整・情緒安定・身体認識の向上に適した活動である。

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第52回 午前第97問✓ 正解
小児自閉症について正しいのはどれか。
  1. 1.学童期に発症する。
  2. 2.脊椎変形を生じる。
  3. 3.女児より男児に多く出現する。
  4. 4.精神遅滞を伴うことは稀である。
  5. 5.大部分の症例でてんかんを認める。

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正答:3 女児より男児に多く出現する。

小児自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)は男児に多く(男女比約4:1〜5:1)出現することが明確に示されている。

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第52回 午後第18問✓ 正解
8歳の男児。小児自閉症と診断されている。言語発達の遅れがみられ、軽度の精神遅滞を合併している。小学校に入学した後、「先生が何を言っているか分からない」と訴えた。保護者も強く希望し、特別支援学校に転校した。この児とのコミュニケーションにおいて、作業療法士が最も留意すべきなのはどれか。
  1. 1.一度に複数の指示をする。
  2. 2.絵やカードを豊富に使い指示をする。
  3. 3.言葉より表情の変化で意図を伝える。
  4. 4.不適切な行動は時間をおいてから指摘する。
  5. 5.個別にではなく集団の一員として声をかける。

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正答:2 絵やカードを豊富に使い指示をする。

自閉症+軽度知的障害では言語理解が困難であり、視覚的支援(PECS・絵カード等)を活用した指示が最も効果的なコミュニケーション手段となる。

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第51回 午前第12問✓ 正解
3歳の男児。脳性麻痺。床上に座れるが両手を使えるほどの安定性はない。四つ這いや伝い歩きで移動できる。この患児が15歳時にGMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉で同じレベルであった場合に予想される屋内移動の状態として最も適切なのはどれか。
  1. 1.手すりなしで階段昇降する。
  2. 2.短い距離を独歩する。
  3. 3.自走式車椅子を使う。
  4. 4.電動車椅子を使う。
  5. 5.寝返りで移動できない。

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正答:2 短い距離を独歩する。

問題文に「3歳時点でGMFCS-E&Rで床上座位可・四つ這い・伝い歩き」とあり、これはGMFCS レベルⅢに相当する。

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第51回 午前第28問✓ 正解
乳幼児検診におけるスクリーニングでハンカチテスト(子供の顔を布で覆いそれを手で取り除けるかをみる検査)を実施する時期はどれか。
  1. 1.4か月
  2. 2.7か月
  3. 3.1歳
  4. 4.1歳6か月
  5. 5.3歳

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正答:2 7か月

ハンカチテスト(顔に布をかけて取り除けるかを確認)は手の随意的把握・目的的動作の出現を確認する検査で、7か月健診(7か月児)に実施される。

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第51回 午前第89問✓ 正解
6〜12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Ⅰ ——— 階段で手すり使用
  2. 2.Ⅱ ——— 装具なしで歩行
  3. 3.Ⅲ ——— 不整地の歩行
  4. 4.Ⅳ ——— 通常の椅子で座位保持
  5. 5.Ⅴ ——— 寝返り可能

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正答:2 Ⅱ ——— 装具なしで歩行

GMFCSレベルⅡ(6~12歳)は「屋内外で歩行可能だが不整地・長距離・階段等で制限あり」。

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第51回 午前第90問✓ 正解
福山型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
  1. 1.男児のみに発症する。
  2. 2.初発症状は3歳前後でみられる。
  3. 3.精神遅滞はDuchenne型に比べて少ない。
  4. 4.発症頻度はDuchenne型に比べて少ない。
  5. 5.15歳以降も歩行が可能であることが多い。

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正答:4 発症頻度はDuchenne型に比べて少ない。

福山型先天性筋ジストロフィー(FCMD)はアジア(特に日本)に多く、日本ではDuchenne型(DMD)についで2番目に多い筋ジストロフィー。

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第51回 午後第10問✓ 正解
この児で予想される所見はどれか。
  1. 1.鉛管様現象陽性
  2. 2.膝蓋腱反射減弱
  3. 3.Galant反射陽性
  4. 4.足クローヌス陽性
  5. 5.非対称性緊張性頸反射陰性

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正答:4 足クローヌス陽性

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第51回 午後第25問✓ 正解
集団遊びの発達段階のうち「平行遊び」の説明として正しいのはどれか。
  1. 1.1人で遊び、他の子供がいても話しかけたりしない。
  2. 2.他の子供の遊びを見て過ごし、声をかけることはあっても遊びには入らない。
  3. 3.他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。
  4. 4.他の子供と一緒に遊ぶが、役割分担はみられない。
  5. 5.目的のもとに組織化されたグループで遊び、役割分担がある。

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正答:3 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。

Parten(1932)の社会的遊びの発達段階において、平行遊び(parallel play)は同じ場所・同様の玩具で遊ぶが互いに関わりを持たない段階(2〜3歳頃)。

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第51回 午後第26問✓ 正解
乳児期にフロッピーインファントの状態を示さない疾患はどれか。
  1. 1.Duchenne型筋ジストロフィー
  2. 2.福山型筋ジストロフィー
  3. 3.Werdnig-Hoffmann病
  4. 4.Prader-Willi症候群
  5. 5.失調型脳性麻痺

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正答:1 Duchenne型筋ジストロフィー

フロッピーインファント(筋緊張低下乳児)は乳児期の低緊張を呈する状態。

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