🎉 「義肢装具学」全60問 制覇!
あなたはやりきりました。
第60回 午前第8問✓ 正解
60歳の男性。交通事故による右足部の開放骨折のため入院した。1週後に右足部の腫脹、熱感が出現し、右中足骨の骨髄炎と診断され、右足関節離断術が施行された。製作すべき義足はどれか。
- 1.PTB式下腿義足
- 2.TSB式下腿義足
- 3.吸着式下腿義足
- 4.サイム義足 ✓
- 5.足根中足義足
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第60回 午前第13問✓ 正解
17歳の男子。2か月前の体育の授業中に左膝の痛みに気付いたが、放置していた。最近は歩行時の左膝の痛みが出現したため病院を受診した。精査の結果、左大腿直筋の平滑筋肉腫と診断され、左大腿四頭筋の広範囲切除術が施行された。術後の左膝の関節可動域は屈曲120°、伸展-10°でMMTは屈曲4、伸展3であった。最も適切な補装具はどれか。
- 1.車椅子
- 2.PTB式免荷装具
- 3.両側金属支柱付膝装具 ✓
- 4.両側金属支柱付短下肢装具
- 5.両側金属支柱付長下肢装具
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 両側金属支柱付膝装具
大腿四頭筋の広範囲切除により膝伸展筋力が低下(MMT3)し、立脚時の膝折れリスクがある。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第60回 午後第8問✓ 正解
32歳の男性。交通事故で4週前に右大腿骨を図のように遠位部で切断した。今後、大腿義足を作製する。切断側の身体計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.測定肢位は背臥位とする。
- 2.断端最小前後径は大転子レベルで計測する。
- 3.大腿長は坐骨結節から断端末までの距離である。 ✓
- 4.大腿長は断端末の軟部組織を押し上げて計測する。
- 5.切断肢側の力源となる実質的な長さを確認するために機能的断端長を測定する。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3・5 大腿長は坐骨結節から断端末までの距離である。 / 切断肢側の力源となる実質的な長さを確認するために機能的断端長を測定する。
大腿切断の断端計測では、大腿長(実長)は坐骨結節から断端末まで、機能的断端長は会陰部から断端末までを測り、義足の力源となる実質的なてこの長さを把握します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第60回 午後第13問✓ 正解
15歳の女子。検診で体幹前屈による肋骨の突出を認め受診した。レントゲン検査で胸椎に30度のCobb角を認めた。処方された体幹装具を図に示す。この装具の名称はどれか。
- 1.Halo装具
- 2.Jewett装具
- 3.Milwaukee装具 ✓
- 4.SOMI装具
- 5.Taylor型装具
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 Milwaukee装具
15歳女子の特発性側弯症(Cobb角30度)に処方された体幹装具で、図は頸部のネックリングと骨盤帯を支柱で連結したCTLSO構造を示します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第60回 午後第41問✓ 正解
大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2つ選べ。
- 1.体重荷重線が足部内側にある。
- 2.義足が非切断肢よりも長すぎる。
- 3.ソケット初期内転角が大きすぎる。
- 4.ソケット外壁の高さが不足している。 ✓
- 5.義足側股関節外転筋群に筋力低下がある。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4・5 ソケット外壁の高さが不足している。 / 義足側股関節外転筋群に筋力低下がある。
大腿義足の立脚中期に体幹が義足側へ側屈する異常歩行は、義足側で骨盤を支えられないことが原因です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午前第11問✓ 正解
50歳の男性。左下腿切断。義足歩行練習中に左側の踵接地から立脚中期までに急激な膝屈曲が生じた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。
- 1.足部が底屈しすぎている。
- 2.足部後方バンパーが硬すぎる。 ✓
- 3.ソケット初期屈曲角が大きすぎる。 ✓
- 4.ソケットが足部に対して後方すぎる。
- 5.ソケット初期内転角が不足している。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2・3 足部後方バンパーが硬すぎる。 / ソケット初期屈曲角が大きすぎる。
踵接地から立脚中期での急激な膝屈曲は、接地時の衝撃吸収不良または初期安定性の低下が原因です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午前第16問✓ 正解
2歳3か月の女児。出生時に頭蓋内出血を合併し脳性麻痺と診断された。現在、四肢の筋緊張は低下し、姿勢や動きの中で両下肢の筋緊張が亢進する。両上肢にアテトーゼ様の動きがありADLは全介助である。両上肢で支持して座位が1分程度は可能である。発達歴は、頸定:10か月、寝返り:1歳2か月、ずり這い:1歳5か月。現時点で最も必要な補装具はどれか。
- 1.歩行器
- 2.靴型装具
- 3.電動車椅子
- 4.座位保持装置 ✓
- 5.普通型車椅子
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 座位保持装置
本児は脳性麻痺(混合型)で全身の筋緊張低下があり、座位保持が困難な状態です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午前第30問✓ 正解
関節リウマチの槌指による中足骨頭部の疼痛に対する装具で最も適切なのはどれか。
- 1.踵補高
- 2.外側フレアヒール
- 3.内側フレアヒール
- 4.逆Thomasヒール
- 5.メタタルザルパッド ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 メタタルザルパッド
関節リウマチによる槌指で中足骨頭部が圧迫されて疼痛が生じる場合、メタタルザルパッド(中足骨頭部パッド)で中足骨頭部の荷重を軽減することが最も効果的です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午前第38問✓ 正解
大腿切断術後の切断肢で股関節の屈曲拘縮予防が図れる肢位はどれか。
- 1.腹臥位 ✓
- 2.長時間の車椅子座位
- 3.大腿下に枕を入れた背臥位
- 4.股関節・膝関節屈曲位の側臥位
- 5.両大腿部内側に枕を入れた背臥位
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 腹臥位
腹臥位は股関節を伸展位に保つため、大腿切断術後に起こりやすい股関節屈曲拘縮を予防できます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午前第39問✓ 正解
下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手設定との組合せで正しいのはどれか。
- 1.尖足 ─── 前方制動
- 2.反張膝 ─── 前方制動
- 3.立脚期の膝折れ ─── 前方制動 ✓
- 4.下腿三頭筋の痙縮 ─── 遊動
- 5.前脛骨筋の弛緩性麻痺 ─── 遊動
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 立脚期の膝折れ ─── 前方制動
立脚期の膝折れは、足関節が過度に背屈することで膝関節の伸展メカニズムが失われる現象です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午後第8問✓ 正解
図のようなクレンザック継手の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.背屈補助
- 2.背屈遊動 ✓
- 3.底屈制限 ✓
- 4.底屈制動
- 5.底屈補助
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2・3 背屈遊動 / 底屈制限
クレンザック継手は足関節の底屈を制限しながら背屈を自由に行わせる機構を持つ装具です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午後第38問✓ 正解
四肢切断後の幻肢痛への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.ミラーセラピーが有用である。 ✓
- 2.経皮的電気刺激法は禁忌である。
- 3.義肢装着練習は幻肢痛を増悪させる。
- 4.患者に幻肢痛が残存している部位をイラストで図示させる。 ✓
- 5.鎮痛薬はプレガバリンよりも非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉を優先する。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1・4 ミラーセラピーが有用である。 / 患者に幻肢痛が残存している部位をイラストで図示させる。
四肢切断後の幻肢痛は、中枢神経系の可塑性に基づくアプローチと、患者の症状認識が治療の鍵となります。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第59回 午後第87問✓ 正解
装具療法の主たる目的でないのはどれか。
- 1.機能の補助
- 2.局所の免荷
- 3.筋力の強化 ✓
- 4.疼痛の軽減
- 5.変形の矯正
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 筋力の強化
装具療法の主たる目的は、機能補助・免荷・疼痛軽減・変形矯正であり、筋力強化は装具療法の直接的な目的ではありません。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午前第5問✓ 正解
66歳の男性。左下腿切断。30年前からの2型糖尿病で左下肢の閉塞性動脈硬化症のため切断し、下腿義足を製作した。この下腿義足ソケットの種類はどれか。
- 1.KBM式
- 2.PTB式
- 3.TSB式 ✓
- 4.吸着式
- 5.在来式
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 TSB式
図はライナーを装着した断端肢、シリコンライナーを収納する全面接触のソケット、ピン固定機構(ソケット内部の中央のピン)を示している。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午前第13問✓ 正解
80歳の男性。両膝痛のため、自宅内で自走用標準型車椅子を使用することとなったが、廊下幅が狭く、方向転換ができないと相談があった。現在使用している車椅子で180度方向転換が可能となる最小の廊下幅は何cmか。ただし、使用する車椅子は全幅70cm、全長120cmとする。
- 1.90
- 2.120
- 3.140 ✓
- 4.180
- 5.200
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第58回 午前第34問✓ 正解
静的立位で下腿義足の足部外側が床から浮き上がった。原因はどれか。
- 1.後方バンパーが硬すぎる。
- 2.初期屈曲角が大きすぎる。
- 3.初期内転角が大きすぎる。 ✓
- 4.足部のトウブレークの位置が近位すぎる。
- 5.足部に対しソケットが後方に位置しすぎている。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 初期内転角が大きすぎる。
下腿義足の静的アライメントで足部外側が浮く(過度の回外様の傾き)原因は、ソケットの初期内転角が大きすぎることです。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午前第47問✓ 正解
普通型電動車椅子の装置で正しいのはどれか。
- 1.操縦装置は上肢に限定される。
- 2.前輪駆動のものが標準的である。
- 3.手動操作に切り替える機構はない。
- 4.操縦装置で進む方向のみ操作できる。
- 5.操縦装置から手を離すとブレーキがかかる。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 操縦装置から手を離すとブレーキがかかる。
普通型電動車椅子はジョイスティック等の操縦装置から手を離すと自動的に電磁ブレーキがかかり停止します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午後第5問✓ 正解
左大腿義足歩行の右立脚中期に図のような現象が観察された。原因はどれか。
- 1.義足が長すぎる。 ✓
- 2.後方バンパーが弱すぎる。
- 3.ソケットの初期内転角が大きすぎる。
- 4.切断側の股関節外転筋力が不足している。
- 5.切断側の股関節伸展可動域が制限されている。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 義足が長すぎる。
図では右立脚中期に左大腿義足側の足部が床から持ち上がる(体幹の側方傾斜や分回し・伸び上がり)現象がみられます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午後第7問✓ 正解
75歳の男性。一人暮らし。歩行時のふらつきを主訴に来院した。以前から食事が不規則で、5日前から食事を摂らなくなった。上肢に明らかな異常はないが、下肢筋力はMMT4レベルで、下肢遠位優位のしびれ感がある。膝蓋腱反射は亢進しているが、アキレス腱反射は低下し、Babinski反射は陽性だった。眼振は認めない。血清ビタミンB₁₂の低下を認めた。
この患者の左右へのバランス障害に対する踵の補正で適切なのはどれか。
- 1.SACHヒール
- 2.Thomasヒール
- 3.外側フレアヒール ✓
- 4.逆Thomasヒール
- 5.内側ウェッジヒール
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 外側フレアヒール
左右へのバランス障害(側方安定性低下)に対しては、踵の外側を広げて接地面積を増やし、内外側方向の安定性を高める外側フレアヒールが適切です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午後第12問✓ 正解
標準的な体格の成人における松葉杖の調整で正しいのはどれか。
- 1.a:1横指 b:10度
- 2.a:1横指 b:45度
- 3.a:3横指 b:30度 ✓
- 4.a:3横指 b:45度
- 5.a:5横指 b:30度
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 a:3横指 b:30度
松葉杖の標準的な調整では、腋窩から横木(腋窩当て)までの距離を指3横指(約5cm)あけて腋窩を圧迫しないようにし、肘の屈曲角度は約30度とします。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午後第31問✓ 正解
PTB式下腿義足のソケットにおける荷重部位で正しいのはどれか。
- 1.脛骨稜
- 2.脛骨粗面
- 3.脛骨末端
- 4.脛骨前内側面 ✓
- 5.脛骨顆部隆起部
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 脛骨前内側面
PTB(Patellar Tendon Bearing)式下腿義足は、その名のとおり膝蓋腱(膝蓋靱帯)部を主な荷重部位とし、加えて脛骨内側面(前内側面)・腓骨頭周囲・膝窩部など圧に耐える軟部組織で体重を支えます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第58回 午後第38問✓ 正解
装具と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 1.Williams型装具 ── 側弯症
- 2.Milwaukee装具 ── 腰部脊柱管狭窄症
- 3.交互歩行装具(RGO) ── 二分脊椎(機能残存レベルTh12) ✓
- 4.Oppenheimer型装具 ── 正中神経麻痺
- 5.スウェーデン式膝装具 ── 大腿神経麻痺
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 交互歩行装具(RGO) ── 二分脊椎(機能残存レベルTh12)
交互歩行装具(RGO:Reciprocating Gait Orthosis)は左右の股関節の動きを連動させ、体幹を交互に振ることで歩行を可能にする装具です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第57回 午前第10問✓ 正解
右側の靴型装具の補正と効果の組合せで正しいのはどれか。
- 1.① ── 前足部の回内防止
- 2.② ── 踏み返しの改善
- 3.③ ── 足部横アーチの支持性増強
- 4.④ ── 中足骨骨頭の免荷 ✓
- 5.⑤ ── 接踵時の衝撃吸収
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第57回 午前第11問✓ 正解
75歳の男性。糖尿病により右下腿切断。義足歩行練習時に右膝の膝折れを起こしそうな不安定感を訴えた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。
- 1.初期屈曲角が過大である。 ✓
- 2.初期内転角が不足している。
- 3.右股関節の屈曲可動域制限がある。
- 4.右膝関節の伸展筋力が低下している。 ✓
- 5.ソケットが足部に対し後方に位置しすぎている。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1・4 初期屈曲角が過大である。 / 右膝関節の伸展筋力が低下している。
下腿義足歩行で膝折れ(膝が崩れる不安定感)を起こす原因を選びます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第57回 午前第30問✓ 正解
短下肢装具の足継手機能のうち背屈補助が適応となるのはどれか。
- 1.足関節捻挫
- 2.外反扁平足
- 3.下垂足 ✓
- 4.膝折れ
- 5.踵 足
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 下垂足
下垂足は前脛骨筋などの背屈筋麻痺で足が下垂し、遊脚期につま先が引っかかる状態です。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第57回 午前第38問✓ 正解
装具と疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 1.Jewett型装具 ─────────────── 橈骨神経麻痺
- 2.Milwaukee装具 ────────────── 先天性股関節脱臼
- 3.Oppenheimer型装具 ──────────── 胸椎圧迫骨折
- 4.Riemenbügel(リーメンビューゲル)装具 ── 側弯症
- 5.SOMI装具 ──────────────── 頸椎環軸骨折 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 SOMI装具 ──────────────── 頸椎環軸骨折
SOMI装具(Sternal Occipital Mandibular Immobilizer)は胸骨・後頭・下顎で頸部を固定する頸椎装具で、頸椎(環軸椎を含む上位頸椎)の固定に用いられます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第57回 午前第50問✓ 正解
疾患と支援機器の組合せで適切なのはどれか。
- 1.関節リウマチ ─────── 台付き爪切り ✓
- 2.片側手関節離断 ────── プルトップオープナー
- 3.第2腰髄完全損傷 ────── スライディングボード
- 4.第8頸髄完全損傷 ────── コミュニケーションエイド
- 5.アテトーゼ型脳性麻痺 ──── リーチャー
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 関節リウマチ ─────── 台付き爪切り
関節リウマチでは手指の変形・筋力低下・関節保護が課題となります。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第57回 午後第7問✓ 正解
現時点で最も導入を検討すべき装具はどれか。
- 1.長対立装具
- 2.ナックルベンダー ✓
- 3.IP関節伸展補助装具
- 4.母指Z変形用スプリント
- 5.コックアップ・スプリント
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 ナックルベンダー
本例は尺骨神経の選択的障害(前問の伝導検査参照)で、手内在筋麻痺による鷲手(MP過伸展+PIP・DIP屈曲)が予測されます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午前第5問✓ 正解
正中神経麻痺による猿手変形に対する上肢装具はどれか。
- 1.図1
- 2.図2
- 3.図3
- 4.図4
- 5.図5 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 図5
正中神経麻痺による猿手(母指対立不能・母指球萎縮)に対しては、母指を対立位に保持する短対立装具(オポーネンス・スプリント)を用います。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午前第18問✓ 正解
45歳の女性。遠位型ミオパチー。下肢筋力低下が徐々に進行し両側の下垂足を認める。最近つまずいて転倒することや捻挫することが多くなり装具を検討し歩行の改善を目指すことになった。下肢筋力を表に示す。最も適切な装具はどれか。
- 1.PTB短下肢装具
- 2.足関節軟性装具
- 3.スウェーデン式膝装具
- 4.金属支柱付き長下肢装具
- 5.プラスチック短下肢装具 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 プラスチック短下肢装具
筋力表より下肢は全般に低下し、特に足関節(背屈・底屈とも1〜2)が弱く両側下垂足を呈しています。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午前第32問✓ 正解
大腿義足の遊脚相において、健側で爪先立ちが観察された。原因として正しいのはどれか。
- 1.義足長が長すぎる。 ✓
- 2.ソケットの内転角度が大きすぎる。
- 3.切断側の股関節外転筋力が不足している。
- 4.切断側の股関節伸展筋力が不足している。
- 5.ソケットの初期屈曲角度が不足している。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 義足長が長すぎる。
大腿義足の遊脚相で健側の爪先立ち(vaulting:伸び上がり歩行)が起こるのは、遊脚側の義足が床に引っかからないよう健側で代償しているためです。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午前第39問✓ 正解
静的立位で下腿義足の足部内側が床から浮き上がった。原因はどれか。
- 1.toe-out角が大きすぎる。
- 2.初期屈曲角が不足している。
- 3.初期内転角が不足している。 ✓
- 4.ソケットの外壁が高すぎる。
- 5.足部が外側に位置しすぎている。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 初期内転角が不足している。
下腿義足で立位時に足部内側が床から浮く(足部が回外=外側荷重)のは、ソケットの初期内転角が不足して断端が外方に倒れ、相対的に足部外側に荷重がかかるためです。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午前第42問✓ 正解
車椅子からベッドへの移乗動作において、フットサポートに足を乗せたまま立ち上がろうとすることに関連する病巣はどれか。
- 1.前頭葉 ✓
- 2.視床
- 3.被殻
- 4.中脳背側
- 5.小脳虫部
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 前頭葉
フットサポートに足を乗せたまま立ち上がろうとする=目の前の対象(フットサポート)に行動が引きずられて適切な手順を踏めない状態で、前頭葉障害による遂行機能障害・運動開始や行動制御の障害(保続・環境依存)を反映します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午後第6問✓ 正解
57歳の男性。脳出血による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ下肢Ⅲ。左下腿三頭筋のMAS〈modified Ashworth scale〉は2。平行棒内歩行時に左下肢の踵接地はみられず、内反尖足となる。また、左下肢立脚中期に膝のロッキングを認める。そこでダブルクレンザック(ロッド式)短下肢装具を作製した。誤っているのはどれか。
- 1.下腿半月の上縁の位置:腓骨頭 ✓
- 2.下腿半月の幅:4cm
- 3.下腿中央部における支柱と皮膚との距離:5mm
- 4.足継手の位置:内果下端と外果中央を結ぶ線
- 5.足関節の角度:底屈0°
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 下腿半月の上縁の位置:腓骨頭
短下肢装具の下腿半月(カフ)の上縁は、腓骨頭より下に設定します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午後第13問✓ 正解
70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。
- 1.100
- 2.112
- 3.120
- 4.124 ✓
- 5.126
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第56回 午後第16問✓ 正解
8歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。背臥位姿勢と引き起こし時に図のように対応する。この児の車椅子の設定として適切なのはどれか。
- 1.座面を床面と平行にする。
- 2.平面形状の座面を使用する。
- 3.胸と骨盤をベルト固定する。 ✓
- 4.背もたれの高さは肩までとする。
- 5.背もたれの角度は床面と垂直に固定する。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 胸と骨盤をベルト固定する。
図は痙直型四肢麻痺で、背臥位での非対称性姿勢、引き起こし時の頸定不良・全身伸展パターンを示します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午後第32問✓ 正解
松葉杖歩行を行うために必要な機能と上肢の筋との組合せで正しいのはどれか。
- 1.体重支持 ── 上腕二頭筋
- 2.握り手の把持 ── 橈側手根伸筋
- 3.脇当ての固定 ── 大胸筋 ✓
- 4.松葉杖の前方への振り出し ── 肩甲下筋
- 5.握り手を握ったときの手関節の固定 ── 浅指屈筋
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 脇当ての固定 ── 大胸筋
松葉杖歩行で脇当て(腋窩当て)を体側に固定し安定させるには、上腕を体幹に引きつける内転作用が必要で、これを担うのが大胸筋である。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午後第41問✓ 正解
脊髄完全損傷者の機能残存レベルと実用可能な能力の組合せで正しいのはどれか。
- 1.第3頸髄節 ── 自発呼吸
- 2.第5頸髄節 ── プッシュアップ動作
- 3.第3胸髄節 ── 自動車への移乗 ✓
- 4.第10胸髄節 ── 両長下肢装具を用いての歩行
- 5.第12胸髄節 ── 両短下肢装具を用いての歩行
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 第3胸髄節 ── 自動車への移乗
第3胸髄節(T3)レベルでは上肢機能が完全に保たれ、体幹は不安定だが上肢でプッシュアップや移乗が可能である。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第56回 午後第49問✓ 正解
松葉杖の使用について正しいのはどれか。
- 1.ロフストランド杖より歩行時に体幹を伸展位に保持しやすい。
- 2.腋窩と脇当ては4〜5cm程度の距離を設ける。 ✓
- 3.肘関節完全伸展位で握りを把持する。
- 4.階段昇段時は杖を先に出す。
- 5.T字杖よりも免荷が少ない。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 腋窩と脇当ては4〜5cm程度の距離を設ける。
松葉杖の脇当ては腋窩に直接当てると橈骨神経麻痺を起こす危険があるため、腋窩から指2〜3本分(約4〜5cm、2〜3横指)の隙間を空けて合わせるのが正しい。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午前第19問✓ 正解
8歳の女児。顕在性二分脊椎。Sharrardの分類はⅣ群である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
- 1.靴型装具を使用する。 ✓
- 2.長下肢装具を使用する。
- 3.短下肢装具とロフストランド杖を併用する。
- 4.長下肢装具とロフストランド杖を併用する。
- 5.骨盤帯付き長下肢装具とPCW〈postural control walker〉を併用する。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 靴型装具を使用する。
二分脊椎のSharrard分類Ⅳ群は障害レベルがL5前後で、股・膝の主要筋が比較的保たれ、足関節周囲の麻痺が中心となります。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午前第29問✓ 正解
義足の遊脚相において下腿部の振り出し速度を制御する膝継手はどれか。
- 1.固定膝
- 2.可変摩擦膝 ✓
- 3.荷重ブレーキ膝
- 4.バウンシング機構付き
- 5.イールディング機構付き
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 可変摩擦膝
遊脚相での下腿の振り出し速度を制御するには、膝継手に摩擦による制動を加えます。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午前第41問✓ 正解
外側ストラップ付き金属支柱付き短下肢装具の使用が最も適切なのはどれか。
- 1.歩行中の膝折れ
- 2.足クローヌス
- 3.深部感覚障害
- 4.内反尖足 ✓
- 5.外反膝
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 内反尖足
外側ストラップ(Tストラップ)付き金属支柱付き短下肢装具は、外側から内側へ矯正力を加えて内反を矯正します。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午後第13問✓ 正解
8歳の男児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢであり、床上はバニーホッピングで移動している。学校内の移動は車椅子駆動で自立している。車椅子の設定で正しいのはどれか。
- 1.ヘッドサポートをつける。
- 2.座面高は標準より高くする。
- 3.背もたれの高さは肩までとする。
- 4.背もたれはリクライニング式にする。
- 5.フットサポートはスイングアウト式にする。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 フットサポートはスイングアウト式にする。
GMFCSレベルⅢは支持があれば歩行・移乗が可能なレベルで、本児は車椅子駆動が自立しています。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午後第17問✓ 正解
69歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症から4週が経過。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅱ、手指Ⅱ、下肢Ⅲ。移乗とトイレ動作は手すりを使用して自立、車椅子駆動は自立している。歩行は短下肢装具とT字杖を使用して軽介助が必要であり、病棟では車椅子で移動している。病室を図に示す。この患者に適切なのはどれか。
- 1.図1
- 2.図2
- 3.図3
- 4.図4
- 5.図5 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第55回 午後第19問✓ 正解
66歳の男性。意識障害で右上肢を下に腹臥位で体動困難となっているところを発見された。両膝、右手首、右肘および右前胸部に多発褥瘡を認め、脱水症を伴うことから発症後数日が経過していると考えられた。保存的加療とともに理学療法が開始され、徐々に意識障害が改善すると、入院後1か月で訓練中に右手のしびれを訴え、図のような手を呈した。この患者の右手に適応となるのはどれか。
- 1.BFO
- 2.虫様筋カフ ✓
- 3.短対立装具
- 4.手関節駆動式把持装具
- 5.コックアップ・スプリント
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 虫様筋カフ
腹臥位で右上肢を下にして長時間圧迫され、右手のしびれと「鷲手(MP伸展・PIP/DIP屈曲、母指内転)」様の手を呈しています。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午後第27問✓ 正解
Timed Up and Go Test〈TUG〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.開始肢位は立位である。
- 2.6m先に目印を設置する。
- 3.歩行補助具の使用を禁止する。
- 4.バランス機能の評価方法である。 ✓
- 5.動作開始から背もたれ座位までの時間を測定する。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4・5 バランス機能の評価方法である。 / 動作開始から背もたれ座位までの時間を測定する。
TUGは椅子から立ち上がり3m先で折り返して再び座るまでの時間を測る検査で、移動能力・動的バランス・転倒リスクの評価に用います。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第55回 午後第30問✓ 正解
下肢の異常と金属支柱付き短下肢装具の足継手の設定との組合せで正しいのはどれか。
- 1.尖足 ─────── 前方制動
- 2.反張膝 ────── 遊動
- 3.立脚時の膝折れ ── 前方制動 ✓
- 4.下腿三頭筋の痙縮 ─ 遊動
- 5.前脛骨筋の弛緩性麻痺 ─ 遊動
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第54回 午後第8問✓ 正解
75歳の男性。右利き。脳梗塞による右片麻痺。右短下肢装具を装着し四脚杖を使用して介助なく20mまでの歩行が可能である。食事は左手で普通のスプーンやフォークを使用して介助なく可能だが箸は使えない。歩行と食事のFIMの点数の組合せで正しいのはどれか。
- 1.歩行6点 ── 食事5点
- 2.歩行6点 ── 食事6点
- 3.歩行5点 ── 食事6点
- 4.歩行5点 ── 食事7点 ✓
- 5.歩行4点 ── 食事7点
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 歩行5点 ── 食事7点
短下肢装具+四脚杖を用い、介助なく20m歩行できる=補装具使用での自立であり歩行は5点(修正自立)。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第54回 午後第13問✓ 正解
75歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後1か月で回復期リハビリテーション病棟に転棟した。平行棒内歩行にて立脚相で図のような状況を呈した。立位歩行練習時の患側への対応で適切でないのはどれか。
- 1.踵部の補高
- 2.短下肢装具の使用
- 3.膝屈曲位での立位保持練習
- 4.前脛骨筋の治療的電気刺激
- 5.下腿三頭筋へのタッピング ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 下腿三頭筋へのタッピング
図は左片麻痺患者の立脚相で膝が過伸展(反張膝)し、足関節が底屈位(尖足傾向)となっている状態。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午前第13問✓ 正解
図に示す両側支柱付長下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1.外側支柱の高さは大転子から6cm下にする。
- 2.膝継手はオフセット式である。
- 3.下腿半月の位置は膝関節裂隙から2cm下にする。
- 4.足継手はダブルクレンザックである。 ✓
- 5.短下肢装具へと変更可能である。 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4・5 足継手はダブルクレンザックである。 / 短下肢装具へと変更可能である。
図の両側支柱付長下肢装具(KAFO)は、足継手部に前後2つのチャンネル(バネ・ピン)をもつダブルクレンザックを備えています。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午前第31問✓ 正解
歩行において下腿義足の初期内転角が不足しているときに生じる現象はどれか。
- 1.断端外側遠位部に圧迫感が生じる。 ✓
- 2.断端内側遠位部に圧迫感が生じる。
- 3.踵接地時に義足足部が回旋する。
- 4.義足の足部外側が浮き上がる。
- 5.歩隔が広い。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 断端外側遠位部に圧迫感が生じる。
下腿義足は通常やや内転(足部を内側に)して荷重を断端外側に分散させる。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午前第41問✓ 正解
脊髄小脳変性症の患者で、歩行可能であるが伝い歩きが主であり、方向転換時に不安定となってしまう場合の歩行補助具として適切なのはどれか。
- 1.T字杖
- 2.歩行車 ✓
- 3.交互型歩行器
- 4.ウォーカーケイン
- 5.ロフストランド杖
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
第53回 午前第47問✓ 正解
GMFCSレベルⅡの痙直型脳性麻痺児に対する運動指導で最も適しているのはどれか。
- 1.車椅子の駆動練習
- 2.割り座での座位練習
- 3.歩行補助具なしでの歩行練習 ✓
- 4.バニーホッピングによる四つ這い移動練習
- 5.スタンディングボードを用いての立位練習
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 歩行補助具なしでの歩行練習
GMFCS(粗大運動能力分類)レベルⅡは、歩行補助具なしで歩行可能だが制限がある段階。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第5問✓ 正解
車椅子乗車中に体幹を右に傾けたまま寝てしまい、アームレストに右上腕外側を長時間圧迫していた。目が覚めると、図のように右手の斜線部分に感覚鈍麻を認めた。絞扼性損傷を受けた神経はどれか。
- 1.腋窩神経
- 2.筋皮神経
- 3.尺骨神経
- 4.正中神経
- 5.橈骨神経 ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:5 橈骨神経
図の感覚鈍麻領域は手背の母指と示指の間(第1・第2中手骨間背側、いわゆる「タバコ窩」周辺)である。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第7問✓ 正解
45歳の男性。左大腿切断後。大腿義足を用いた歩行練習中、左立脚中期に過度の腰椎前弯が観察された。原因として正しいのはどれか。
- 1.義足長が長過ぎる。
- 2.足継手の後方バンパーが弱過ぎる。
- 3.ソケットが前方に位置し過ぎている。
- 4.ソケットの初期屈曲角が不足している。 ✓
- 5.膝継手の摩擦が弱過ぎる。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:4 ソケットの初期屈曲角が不足している。
大腿義足歩行で立脚中期に腰椎前弯が過度になる主因は、ソケットの初期屈曲角(initial flexion)の不足。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第8問✓ 正解
70歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。Brunnstrom法ステージは下肢Ⅲ。関節可動域制限はない。ダブルクレンザック足継手付き両側金属支柱型短下肢装具を用いて歩行練習を実施している。足継手を背屈0〜20度で可動するように設定すると左立脚中期に膝折れが出現した。装具の調整で正しいのはどれか。
- 1.足継手の可動範囲を背屈0〜5度に設定する。 ✓
- 2.スウェーデン式膝装具を併用する。
- 3.Tストラップを追加する。
- 4.外側ウェッジを入れる。
- 5.装具の踵を高くする。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:1 足継手の可動範囲を背屈0〜5度に設定する。
短下肢装具で背屈の可動範囲を背屈0〜20度と大きく許すと、立脚中期に下腿が前傾し過ぎて膝が屈曲方向の力を受け、膝折れが生じる。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第14問✓ 正解
身体計測の結果を図に示す。厚さ3cmのクッションを用いる場合の車椅子の基本寸法で正しいのはどれか。
- 1.背もたれ高:45 cm
- 2.肘掛けの高さ:23 cm ✓
- 3.シート長(座長):43 cm
- 4.膝窩からフットプレート:38 cm
- 5.座 幅:40 cm ✓
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2・5 肘掛けの高さ:23 cm / 座 幅:40 cm
図より座位での計測値は、上腕(肘)高18 cm、座位肩高(背高関連)42 cm、下腿長(膝窩〜床)38 cm、殿部幅(座幅基準)35 cm、座底長(殿部〜膝窩)40 cm。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第19問✓ 正解
65歳の男性。身長165cm。図のように歩行補助具として杖の長さを調整する際、指標とすべき杖先の位置を示すaの距離と肘の角度bの組合せで正しいのはどれか。
- 1.20cm ― 100度
- 2.15cm ― 100度
- 3.15cm ― 150度 ✓
- 4.5cm ― 150度
- 5.5cm ― 180度
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 15cm ― 150度
杖(T字杖)の適切な長さは、杖先を足の小指先から前方・外側に約15 cm離した位置に置き、そのとき肘が約150度(軽度屈曲、約30度屈曲)になる高さに調整する。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第40問✓ 正解
脳卒中後の左片麻痺の患者が車椅子からベッドへの移乗動作を行う際の介助方法として適切なのはどれか。
- 1.装具は外して行う。
- 2.車椅子の後方から介助する。
- 3.車椅子上で殿部を前方に移動させておく。 ✓
- 4.ベッドに対して車椅子を平行に設置する。
- 5.ベッドの高さは車椅子の座面よりも高くしておく。
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:3 車椅子上で殿部を前方に移動させておく。
左片麻痺患者の移乗では、立ち上がりやすいように事前に殿部を座面の前方へ移動させ、足底をしっかり接地させて重心を前方に移しやすくします。
▶ この問題の詳しい解説を読む
第53回 午後第43問✓ 正解
義足におけるシリコンライナー使用の利点はどれか。
- 1.ソケットトリムラインの上昇
- 2.ピストン運動減少 ✓
- 3.装着の簡便性
- 4.皮膚への刺激
- 5.発汗促進
▼ 答えだと思う選択肢をタップ
正答:2 ピストン運動減少
シリコンライナーは断端に密着し、ソケット内での断端の上下動(ピストン運動)を減少させ、懸垂性を高めて適合を良くします。
▶ この問題の詳しい解説を読む