OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

精神障害作業療法 の一問一答

「精神障害作業療法」の過去問から作った一問一答、全60問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第60回 午前第13問✓ 正解
63歳の男性。アルコール依存症。就職直後より毎晩大量に飲酒していた。40歳代で入院し診断を受けた。以後は定職に就かず、連続飲酒による入退院を繰り返している。最近、気分の変動や失見当識が出現し、羽ばたき振戦も認められるようになった。最も考えられるのはどれか。
  1. 1.肝性脳症
  2. 2.進行麻痺
  3. 3.正常圧水頭症
  4. 4.尿毒症性脳症
  5. 5.Cushing症候群

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正答:1 肝性脳症

アルコール依存症の長期経過後に生じた「気分の変動・失見当識・羽ばたき振戦(asterixis)」の三徴は肝性脳症の典型的症状である。

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第60回 午前第14問✓ 正解
34歳の女性。中学校教諭。既婚で4歳と6歳の子どもがいる。半年前に学年主任になった頃から不眠が続き、欠勤が多くなった。3か月前から食欲不振、焦燥感および不安感が出現し、「死にたい」と訴えたため精神科を受診した。診察の結果、休職して入院治療を受けることになった。入院後、食欲は改善し、焦燥感と不安の訴えは少なくなったが、意欲低下の状態が続き、対人交流が苦痛であると訴えた。入院3週目に意欲の向上を目的に作業療法が開始された。作業療法開始時に予想される症状はどれか。
  1. 1.感情鈍麻
  2. 2.強迫観念
  3. 3.思考制止
  4. 4.滅裂思考
  5. 5.両価性

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正答:3 思考制止

うつ病の入院3週目は回復初期にあたり、焦燥感や不安が軽減してきた段階である。

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第60回 午前第15問✓ 正解
34歳の女性。中学校教諭。既婚で4歳と6歳の子どもがいる。半年前に学年主任になった頃から不眠が続き、欠勤が多くなった。3か月前から食欲不振、焦燥感および不安感が出現し、「死にたい」と訴えたため精神科を受診した。診察の結果、休職して入院治療を受けることになった。入院後、食欲は改善し、焦燥感と不安の訴えは少なくなったが、意欲低下の状態が続き、対人交流が苦痛であると訴えた。入院3週目に意欲の向上を目的に作業療法が開始された。作業療法開始から5週後、安定して作業療法に参加し意欲的に活動に取り組むようになったため、家庭復帰と職場復帰が検討された。しかし、本人は家事や育児などの日常生活に対する不安を訴えている。この時点での作業療法士の対応で適切でないのはどれか。
  1. 1.現職復帰にむけたOJTを計画する。
  2. 2.小グループでの家事訓練を計画する。
  3. 3.退院後の生活スケジュールを検討する。
  4. 4.退院後の外来作業療法での支援を検討する。
  5. 5.退院前訪問指導による生活場面の把握を行う。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 現職復帰にむけたOJTを計画する。

入院中の作業療法の段階(退院前、まだ入院中)であり、この時点でOJT(職場内訓練)を計画することは時期尚早かつ適切でない。

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第60回 午前第16問✓ 正解
30歳の男性。会社員。中学生の頃より人前で話すときに緊張が強くなり、人と会うのを避けるようになった。大学卒業後に就職し、顧客との交渉が多い部署に配属となった。プレゼンテーションの際には動悸、発汗および腹痛が出現し、うまく行えなかった。仕事の業績も落ち込んだため精神科を受診した。最も考えられるのはどれか。
  1. 1.持続性抑うつ症〈気分変調症〉
  2. 2.社交不安症〈社交不安障害〉
  3. 3.身体症状症
  4. 4.全般不安症〈全般性不安障害〉
  5. 5.パニック症〈パニック障害〉

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 社交不安症〈社交不安障害〉

中学生時代からの対人緊張、人前での動悸・発汗・腹痛という身体症状、プレゼンの回避という行動パターンは、社交不安症(社交不安障害)の診断基準を満たす典型的な臨床像である。

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第60回 午前第19問✓ 正解
33歳の女性。統合失調症。半年ほど前から「誰かに見張られている」と言い、近隣でのトラブルが続いて再入院となった。入院後、生活リズムの改善を目的に本人が希望した手工芸の活動が開始された。作業療法開始3週で安定して活動に参加できるようになったが、依然として意欲低下があり、活動中に「見張られていて不安だから作業療法をやめたい」と申し出た。この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
  1. 1.作業種目を変更する。
  2. 2.妄想の内容を詳細に聞き出す。
  3. 3.作業療法の参加を直ちに中止する。
  4. 4.手工芸を継続できるような声かけを行う。
  5. 5.「見張られている」という事実がないことを説明する。

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正答:4 手工芸を継続できるような声かけを行う。

統合失調症患者で活動が安定し始めた段階で「見張られている」という妄想的訴えが出現した場面である。

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第60回 午前第20問✓ 正解
37歳の女性。統合失調症。20年間の入退院を繰り返した後、グループホームに入居し、精神科デイケアを利用して生活する方針となった。担当作業療法士は、本人の関心、才能、性格および環境について日常生活を含めた7つの領域に分けて本人と確認し、本人の言葉で退院後の目標を記載した。本アセスメントの根拠となるのはどれか。
  1. 1.CMOP
  2. 2.IPSモデル
  3. 3.人間作業モデル
  4. 4.ストレングスモデル
  5. 5.Empowerment approach

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正答:4 ストレングスモデル

「本人の関心・才能・性格・環境について7つの領域に分けて本人と確認し、本人の言葉で目標を記載する」というアセスメント手法はストレングスモデルに基づくストレングスアセスメントツールの手順と一致する。

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第60回 午前第44問✓ 正解
アルコール依存症の治療で適切でないのはどれか。
  1. 1.集団療法
  2. 2.動機づけ面接
  3. 3.認知行動療法
  4. 4.リアリティオリエンテーション
  5. 5.CRAFT〈Community Reinforcement and Family Training〉

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正答:4 リアリティオリエンテーション

アルコール依存症の治療に適切でないのはリアリティオリエンテーション(ROT)である。

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第60回 午前第45問✓ 正解
境界性パーソナリティ障害の患者に対する作業療法士の対応で適切なのはどれか。
  1. 1.作業による衝動の発散を行う。
  2. 2.作業療法の頻度は希望により変更する。
  3. 3.治療関係で生じる陽性転移を利用する。
  4. 4.人の入れ替わりが多い集団を利用する。
  5. 5.作業療法士への依存を通して関係を築く。

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正答:1 作業による衝動の発散を行う。

境界性パーソナリティ障害(BPD)では感情調節困難・衝動性が中核症状であり、作業を通じた衝動エネルギーの発散(昇華)は有効な治療的アプローチである。

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第60回 午前第46問✓ 正解
うつ病患者のリワークの説明で適切なのはどれか。
  1. 1.うつ病の治療初期よりリワークへの導入を行う。
  2. 2.医療機関のリワークでは積極的な訪問支援を行う。
  3. 3.対人技能の向上を目的に集団プログラムを実施する。
  4. 4.ストレスチェックで高ストレス者になったものを対象とする。
  5. 5.障害者職業センターのリワークでは病状の回復を目的としている。

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正答:3 対人技能の向上を目的に集団プログラムを実施する。

うつ病のリワーク(復職支援プログラム)は、職場復帰に向けた生活リズムの調整・対人技能の向上・ストレス対処能力の強化を目的に実施される。

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第60回 午前第47問✓ 正解
統合失調症の行動特性に合わせた作業療法士の対応で正しいのはどれか。
  1. 1.緊張度を高める。
  2. 2.まとめて指示する。
  3. 3.作業環境を一定にする。
  4. 4.状況に応じて判断させる。
  5. 5.指示の前後に無関係な話をする。

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正答:3 作業環境を一定にする。

統合失調症の認知機能・情報処理特性(環境変化への脆弱性・刺激の統制困難)に対応するため、作業療法では環境を一定に保ち混乱を最小化することが基本的対応原則である。

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第60回 午後第14問✓ 正解
18歳の男子。2年前までは成績優秀で友人も多かった。1年前から口数が減り徐々に欠席が増え、半年前から不登校となった。「隣人が見張っている」と言いだし自室のカーテンを一日中閉めたままにしている。1か月前から自室に引きこもり、「自分の考えが人に伝わってしまう」、「誰もいないのに自分の悪口が聞こえてくる」などと言うようになった。2週間前から入浴をしていない。この患者の症状で誤っているのはどれか。
  1. 1.幻聴
  2. 2.行為心迫
  3. 3.思考伝播
  4. 4.被害妄想
  5. 5.無為自閉

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正答:2 行為心迫

統合失調症の典型的な発症経過を示す症例です。

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第60回 午後第15問✓ 正解
30歳の女性。統合失調症。高校在学中に発症し休学をしながらも高校を卒業した。その後数回の入退院を経て、現在精神科デイケアを利用している。「作業の手順が分からない」、「説明がよく分からない」と訴えるため、認知機能検査を実施した。図版の一部を図に示す。この検査で評価するのはどれか。
  1. 1.運動機能
  2. 2.遂行機能
  3. 3.言語流暢性
  4. 4.注意と処理速度
  5. 5.ワーキングメモリー

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正答:2 遂行機能

図版には大・中・小の円盤(球)が3本のポールに刺さった配置(AとB)が示されており、これはハノイの塔課題である。

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第60回 午後第16問✓ 正解
30歳の女性。事務職。元来仕事熱心で上司の信頼が厚かった。指導していた新人の部下が突然退職し、自分の指導方針が誤っていたためではないかと自責の念にかられた。その後、抑うつ気分、意欲低下、食欲低下および睡眠障害が出現し、仕事上のミスが増えたため、精神科を受診した。うつ病と診断され、希死念慮も認められたため入院となった。入院2週目に作業療法が開始された。作業療法開始時に収集すべき情報で適切でないのはどれか。
  1. 1.睡眠の状態
  2. 2.日中の過ごし方
  3. 3.病気に対する認識
  4. 4.疲労感
  5. 5.復職の希望時期

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正答:5 復職の希望時期

うつ病で希死念慮を認め入院2週目という急性期の段階です。

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第60回 午後第17問✓ 正解
60歳の女性。うつ病。半年前から家事はできず横になって過ごすことが増えた。最近、悲哀感や不安感が強くなり夫に付き添われ精神科を受診したところ、不安の軽減と活動性の向上を目的に外来作業療法が開始された。この患者の評価に使用する非自記式の尺度で適切なのはどれか。
  1. 1.BDI-Ⅱ
  2. 2.HAM-D〈HRS-D〉
  3. 3.L-SAS
  4. 4.SDS
  5. 5.STAI

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正答:2 HAM-D〈HRS-D〉

「非自記式(他者評価式)」の尺度を選ぶ問題です。

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第60回 午後第19問✓ 正解
33歳の女性。1年前から娘の不登校で心労が重なっていた。1か月前から不眠と意欲低下が出現した。2週前からは口数が減り、食事をほとんど口にせず、「私は母親失格です」と涙をこぼすようになった。夫に付き添われ精神科を受診し入院となり、作業療法が開始された。入院10日目、担当する作業療法士に「もう死なせて下さい。今日で終わりにしたいです」と訴えた。作業療法士の対応で適切なのはどれか。
  1. 1.「世の中にはもっと苦しい人もいます」
  2. 2.「死にたいなどと言わずにもっと頑張りましょう」
  3. 3.「薬が効いていないので、主治医に伝えておきます」
  4. 4.「なぜそのような気持ちになったのか、聞かせて下さい」
  5. 5.「まだ入院したばかりですから、辛くても我慢して下さい」

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正答:4 「なぜそのような気持ちになったのか、聞かせて下さい」

希死念慮を訴える患者への対応では、まず気持ちを否定せず受容的に傾聴することが基本です。

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第60回 午後第20問✓ 正解
31歳の女性。小学生の頃から虚無感を抱くことが多かった。高校では異性との交際が活発であった。相手に過度に依存的になったかと思うと些細なきっかけで罵倒する行動がみられた。別れを切り出されると自殺をほのめかしたり、リストカットで相手を引き留めようとしたりすることが多く、成人してからも続いた。今回も自傷行為のためパートナーと精神科外来を受診した。この患者の治療法で適切でないのはどれか。
  1. 1.認知行動療法
  2. 2.力動的精神療法
  3. 3.弁証法的行動療法
  4. 4.TEACCHプログラム
  5. 5.メンタライゼーション療法

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正答:4 TEACCHプログラム

症例は境界性パーソナリティ障害の典型像(慢性的空虚感・不安定で激しい対人関係・見捨てられ不安・自傷)です。

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第60回 午後第39問✓ 正解
アルコール依存症の離脱症状はどれか。
  1. 1.解離症状
  2. 2.観念奔逸
  3. 3.強迫行為
  4. 4.幻視
  5. 5.思考途絶

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正答:4 幻視

アルコール依存症の離脱(退薬)症状を問う問題です。

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第60回 午後第40問✓ 正解
「持続性・安定性」の評価で「現在の社会適応度」の項目を含む尺度はどれか。
  1. 1.BPRS
  2. 2.GAF
  3. 3.LASMI
  4. 4.Rehab
  5. 5.精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

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正答:3 LASMI

精神障害領域の評価尺度の項目内容を問う問題です。

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第60回 午後第41問✓ 正解
睡眠衛生指導で正しいのはどれか。
  1. 1.2時間程度の昼寝を推奨する。
  2. 2.朝起きたらカーテンを開ける。
  3. 3.毎日決められた時間に床に就く。
  4. 4.どうしても眠れない時には寝酒をする。
  5. 5.夜間は就寝直前まで明るい室内で過ごす。

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正答:2 朝起きたらカーテンを開ける。

睡眠衛生指導の正しい内容を問う問題です。

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第60回 午後第42問✓ 正解
解離症〈解離性障害〉に対する作業療法士の対応で適切なのはどれか。
  1. 1.患者の希望通りに作業活動を行う。
  2. 2.無意識の葛藤が発散できる活動を行う。
  3. 3.うまくできない部分は作業療法士が行う。
  4. 4.健忘が生じた場合には作業療法を中止する。
  5. 5.作業療法の時間外でも個別に活動を継続する。

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正答:2 無意識の葛藤が発散できる活動を行う。

解離症(解離性障害)に対する作業療法の対応を問う問題です。

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第60回 午後第43問✓ 正解
精神科デイケアの小集団療法で適切なのはどれか。
  1. 1.メンバー間の相互交流を促す。
  2. 2.混乱したときは多数決で決める。
  3. 3.スタッフがリーダーシップをとる。
  4. 4.感情的な発言は集団内で取り上げない。
  5. 5.沈黙がある場合はスタッフが議題を提供する。

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正答:1 メンバー間の相互交流を促す。

精神科デイケアの小集団療法における運営のあり方を問う問題です。

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第60回 午後第44問✓ 正解
急性期後期のうつ病患者に対する作業療法導入期の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.経験のない作業を勧める。
  2. 2.作業工程が複雑な作業を勧める。
  3. 3.作業中に励ましの言葉をかける。
  4. 4.休養が重要であることを説明する。
  5. 5.うつ症状は気持ちの持ちようであると伝える。

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正答:1・4 経験のない作業を勧める。 / 休養が重要であることを説明する。

急性期後期(亜急性期)のうつ病患者への作業療法導入期の対応を問う問題です。

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第60回 午後第45問✓ 正解
統合失調症の作業療法で観察される患者の特徴はどれか。
  1. 1.活動への関心が拡大する。
  2. 2.作業工程で同じ失敗を繰り返す。
  3. 3.複数の課題を並行して実施する。
  4. 4.他患者の活動の仕方に口出しする。
  5. 5.予定外の出来事を的確に対処する。

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正答:2 作業工程で同じ失敗を繰り返す。

統合失調症患者に作業療法でみられる特徴を問う問題です。

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第60回 午後第48問✓ 正解
統合失調症の家族心理教育で正しいのはどれか。
  1. 1.専門家が家族の範囲を決める。
  2. 2.家族を精神疾患の原因と捉える。
  3. 3.家族の対処能力が向上することを目指す。
  4. 4.日常生活における家族の情緒的な巻き込まれを促す。
  5. 5.感情表出の高い家族には患者との対面接触時間を長くさせる。

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正答:3 家族の対処能力が向上することを目指す。

統合失調症の家族心理教育の目的を問う問題です。

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第60回 午後第50問✓ 正解
地域での精神科リハビリテーション実践の説明で正しいのはどれか。
  1. 1.IPSは事前訓練後に就職活動を行う。
  2. 2.ACTは自宅外の生活の場にも訪問を行う。
  3. 3.両立支援の対象疾患に統合失調症が含まれる。
  4. 4.認知症初期集中支援チームの開設主体は都道府県である。
  5. 5.災害派遣精神医療チーム[Disaster Psychiatric Assistance Team〈DPAT〉]の派遣は災害の種類で決まる。

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正答:2 ACTは自宅外の生活の場にも訪問を行う。

地域精神科リハビリテーションの実践に関する問題です。

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第59回 午前第13問✓ 正解
35歳の男性。一人暮らし。銀行員。半年前に仕事のミスがあり、徐々に飲酒量が増えた。酒がなくなると深夜でも買いに出かけた。2週間前より無断欠勤が続いており、上司が自宅を訪問すると泥酔していた。上司に伴われて精神科を受診し、作業療法が処方された。健康診断で肝機能障害を指摘されているが、これまでに禁酒の試みはない。現時点で観察される症状で誤っているのはどれか。
  1. 1.渇望
  2. 2.抑制喪失
  3. 3.離脱症状
  4. 4.耐性の増大
  5. 5.負の強化への抵抗

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正答:3 離脱症状

現時点(初回受診・作業療法処方直後)では、禁酒の試みがなく連続飲酒中の状態である。

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第59回 午前第14問✓ 正解
17歳の女子。半年前からダイエットを始め、最近、極端な食事制限をするようになった。身長は156cmで体重は46kgから32kgに減少した。学校で嘔吐して倒れて、その後歩行困難となったため救急外来を受診した。精神科を紹介されて入院となり、精神科作業療法が処方された。導入時の作業療法で最も適切な活動種目はどれか。
  1. 1.料理
  2. 2.屋外スポーツ
  3. 3.集団対抗ゲーム
  4. 4.陶芸の花瓶製作
  5. 5.スタンプ模様の革細工

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正答:5 スタンプ模様の革細工

BMI約13(身長156cm・体重32kg)と高度の低栄養・るいそうを呈する神経性食思不振症(制限型)の急性期入院患者への導入作業療法として、身体的・心理的安全性が高く、達成感が得られ、食や身体意識を刺激しない作業が適切。

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第59回 午前第16問✓ 正解
38歳の女性。統合失調症。長期入院後、ACTチームによる訪問支援を受けながら一人暮らしを始めた。服薬は自己管理。時折聞こえる幻聴に対処できていたが、部屋は整理整頓できていない。最近、就労希望を受けて、ACTチームの作業療法士が就労支援を担当することになった。作業療法士の対応で最も優先すべきなのはどれか。
  1. 1.幻聴が聞こえる頻度について確認する。
  2. 2.本人が望む職種や条件について聞き取る。
  3. 3.就労継続支援B型事業所への見学を計画する。
  4. 4.部屋の清掃ができるようになってから就労を考えるように促す。
  5. 5.就職活動に向けて主治医に服薬について相談することを提案する。

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正答:2 本人が望む職種や条件について聞き取る。

ACT(assertive community treatment)は地域生活支援が目的であり、本人の希望・意向を中心に支援を組み立てる。

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第59回 午前第17問✓ 正解
36歳の女性。5か月の乳児の子育て中。1か月前から周囲への興味と関心が低下し、育児がおろそかになってきた。物事の判断が鈍くなり、育児に自信をなくし、ささいなことで不安になった。うつ病と診断され、乳児を実母に預けて入院した。入院後早期に不安の軽減を目的に作業療法が開始された。導入時の作業療法で優先すべき対応はどれか。
  1. 1.運動で体力の増強を図る。
  2. 2.趣味をみつけるよう働きかける。
  3. 3.子育てに関するアドバイスを行う。
  4. 4.集団レクリエーションで気分転換を図る。
  5. 5.ゆとりが持てるような日中の過ごし方を話し合う。

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正答:5 ゆとりが持てるような日中の過ごし方を話し合う。

産後うつ(産褥期うつ病)の急性期入院早期において、焦燥感・不安・意欲低下が主症状である。

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第59回 午前第18問✓ 正解
51歳の男性。境界性パーソナリティ障害。見捨てられ不安が強く、職場や家庭での対人関係が不安定であった。ストレスが強くなると自傷行為や暴力行為を繰り返し、ストレスが軽減すると精神科デイケアに安定して通所した。母親がデイケア担当の作業療法士に患者対応のアドバイスを求めた。母親への助言・指導で適切でないのはどれか。
  1. 1.家族会に関する情報提供を行う。
  2. 2.家族自身の時間を確保する意義を伝える。
  3. 3.患者の言動には一喜一憂しないように伝える。
  4. 4.自傷行為の予防のために常時監視するように促す。
  5. 5.家族への暴力行為があるときはその場を離れるように助言する。

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正答:4 自傷行為の予防のために常時監視するように促す。

境界性パーソナリティ障害(BPD)の家族支援において、常時監視は患者の自律性を侵害し、過度な依存や支配関係を強化する。

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第59回 午前第19問✓ 正解
70歳の男性。統合失調症。数回の入院歴があるが、精神科デイケアを利用しながら独居生活を継続していた。半年前に脳梗塞を発症し、軽度の右片麻痺を呈した。最近、体力低下が原因でデイケアへの通所回数が減り、「家事ができなくなった」と訴えた。今後、独居生活が困難になることが予想された。現時点で、精神科デイケアの担当作業療法士が優先して検討すべきものはどれか。
  1. 1.精神科病院への入院
  2. 2.介護保険サービスの利用
  3. 3.同行援護のサービス利用
  4. 4.重度認知症患者デイケアの利用
  5. 5.障害者地域生活支援センターの見学

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正答:2 介護保険サービスの利用

統合失調症があっても65歳以上であれば介護保険の第1号被保険者として介護保険サービスを利用できる。

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第59回 午前第45問✓ 正解
回復期前期(亜急性期が終わり現実感が少し回復し始めた段階)の統合失調症患者に対する作業療法の目的で最も適切なのはどれか。
  1. 1.休息の援助
  2. 2.現実への移行準備
  3. 3.社会生活リズムの習得
  4. 4.身体感覚の回復
  5. 5.対人交流技能の改善・習得

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正答:4 身体感覚の回復

回復期前期(亜急性期終了後・現実感が少し回復し始めた段階)は、混乱から徐々に安定に向かう移行期である。

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第59回 午前第46問✓ 正解
うつ病の復職支援の説明で正しいのはどれか。
  1. 1.公務員はリワークを目的とした精神科デイケアの利用対象外である。
  2. 2.試し出勤(リハビリ出勤)とは産業保健スタッフ同伴での出勤である。
  3. 3.地域障害者職業センターのリワーク支援は病状の回復を目的とする。
  4. 4.急性期での安静・休養が終わり次第、リワークプログラムを導入する。
  5. 5.リワークで実施されているプログラムには教育プログラムが含まれる。

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正答:5 リワークで実施されているプログラムには教育プログラムが含まれる。

うつ病のリワーク(職場復帰支援)プログラムには、心理教育・ストレス管理・認知行動療法・体力回復などに加え、教育プログラム(疾患理解・再発予防に関する講義形式のプログラム)が含まれる。

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第59回 午後第14問✓ 正解
58歳の男性。アルコール依存症。長年、製造業に従事し晩酌を欠かしたことはなかった。徐々に飲酒量が増え、連続飲酒で入退院を繰り返している。今回Wernicke脳症のため入院となり、その後Korsakoff症候群が残遺した。状態が安定したため作業療法が処方された。この患者に出現する可能性が高い症状はどれか。
  1. 1.観念奔逸
  2. 2.体感幻覚
  3. 3.不安発作
  4. 4.記銘力障害
  5. 5.フラッシュバック

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正答:4 記銘力障害

Korsakoff症候群の特徴的症状は前向性健忘(新しい記憶の形成障害=記銘力障害)、逆向性健忘、作話、見当識障害であり、これが最も出現可能性の高い症状である。

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第59回 午後第17問✓ 正解
24歳の女性。双極性障害で休職中。半年前に会社で興奮状態となったため精神科を受診し、外来で薬物療法が開始となった。3か月前から気分は安定し、生活リズムが改善してきた。1か月前から職場復帰を目指して外来作業療法が行われている。作業療法中に「薬の副作用が心配なので内服をやめたい」と相談があった。作業療法士の声かけで適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.「量を減らして飲んで下さい」
  2. 2.「薬には副作用があるものですよ」
  3. 3.「どのような副作用が心配ですか」
  4. 4.「内服を中止して様子をみましょう」
  5. 5.「次の外来で医師に相談してみましょう」

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正答:3・5 「どのような副作用が心配ですか」 / 「次の外来で医師に相談してみましょう」

患者の不安を傾聴し(選択肢3)、薬物療法の変更・中止は医師の判断事項であることを踏まえて医師への相談を促す(選択肢5)のが適切な対応である。

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第59回 午後第18問✓ 正解
23歳の男性。中学時代から引きこもりがあり、自宅では一人で工作やプラモデル作りをしていた。20歳時に通信制高校を卒業したが、就職せずに自閉的な生活を送っていた。睡眠障害で精神科を受診し、社交不安障害と診断された。薬物療法で外出可能な状態となり、外来作業療法が開始された。導入期の作業療法で最も適切なのはどれか。
  1. 1.言語的交流が必要な作業を行う。
  2. 2.就職希望の職種の聴取を行う。
  3. 3.他者と共同製作作業を行う。
  4. 4.プラモデル製作を行う。
  5. 5.履歴書の書き方の学習会に参加する。

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正答:4 プラモデル製作を行う。

社交不安障害の導入期では、患者が自信・安心感を持てる既知の活動から開始し、治療的関係を徐々に構築することが基本である。

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第59回 午後第20問✓ 正解
34歳の女性。統合失調症。大学卒業後に就職したが、すぐに退職し、精神科デイケアに通所しながら就労移行支援事業所を利用することになった。IPSによる就労移行支援を2年間利用後にケーキ屋に就職した。しかし注意・集中力の低下により、商品名を覚えるのが困難で1年で退職し、精神科デイケアの作業療法士に「一般就労をしたい」と相談した。患者への提案で最も適切なのはどれか。
  1. 1.就労定着支援の利用を勧める。
  2. 2.休息を目的とした入院を勧める。
  3. 3.一般就労をあきらめるように伝える。
  4. 4.就労継続支援A型事業所を紹介する。
  5. 5.認知機能の改善を目指したプログラムへの参加を勧める。

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正答:5 認知機能の改善を目指したプログラムへの参加を勧める。

本症例は注意・集中力の低下が退職の主因であり、これは統合失調症に伴う認知機能障害(神経認知障害)によるものと考えられる。

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第59回 午後第40問✓ 正解
亜急性期(離脱後初期)の薬物依存症の評価項目で最も優先すべきなのはどれか。
  1. 1.作業能力
  2. 2.身体症状
  3. 3.生活リズム
  4. 4.対処能力
  5. 5.対人関係

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正答:2 身体症状

亜急性期(離脱後初期)は身体的な離脱症状(振戦・けいれん・自律神経症状など)が最も危険な時期であり、身体安全の評価が最優先される。

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第59回 午後第44問✓ 正解
アルコール依存症の治療で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.抗酒薬が治療の中心である。
  2. 2.診断には脳波検査が必須である。
  3. 3.家族の共依存に対して働きかける。
  4. 4.自助グループへの参加が有効である。
  5. 5.重症の身体合併症の治療は依存症の改善後に行う。

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正答:3・4 家族の共依存に対して働きかける。 / 自助グループへの参加が有効である。

アルコール依存症の治療は薬物療法だけでなく、家族への心理教育(共依存の問題)と自助グループ(AA・断酒会)への参加が回復の大きな柱となる。

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第59回 午後第45問✓ 正解
統合失調症の認知機能障害の改善に焦点を当てたプログラムで、パソコン上の教育用ソフトウェア課題を用いるのはどれか。
  1. 1.LASMI
  2. 2.NEAR
  3. 3.SCIT
  4. 4.SFS
  5. 5.WRAP

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正答:2 NEAR

NEARはNeuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediationの略で、パソコン上の教育用ソフトウェア課題を用いて注意・記憶・処理速度などの認知機能を改善することを目的とした、統合失調症向けの認知機能リハビ…

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第59回 午後第46問✓ 正解
SSTの説明で適切なのはどれか。
  1. 1.精神分析理論を基盤にしている。
  2. 2.具体的な対人場面を設定して行う。
  3. 3.ストレスのかからない技法である。
  4. 4.基本的生活リズムが整ってから開始する。
  5. 5.ロールプレイの相手役はスタッフが優先して行う。

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正答:2 具体的な対人場面を設定して行う。

SST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)は具体的な対人場面・状況を設定し、ロールプレイを通じて社会的スキルを練習する行動療法的な訓練プログラムである。

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第59回 午後第47問✓ 正解
ACTの説明で正しいのはどれか。
  1. 1.軽度の精神障害を持つ人が対象である。
  2. 2.ケアマネジメントの手法を用いる。
  3. 3.主たる目標は症状軽減である。
  4. 4.訪問作業療法の一形態である。
  5. 5.夜間の対応は行わない。

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正答:2 ケアマネジメントの手法を用いる。

ACT(Assertive Community Treatment:包括型地域生活支援)は重症精神障害者(主に統合失調症)を対象に、多職種チームが地域で積極的にアウトリーチを行い、医療・生活・危機対応を包括的に提供する支援モデルである。

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第58回 午前第14問✓ 正解
58歳の男性。不動産関係の会社勤務。半年前に新プロジェクトを担当してから、下肢のしびれと疼痛を訴えるようになった。整形外科や神経内科を受診したが、身体的な疾患は認めなかった。次第に食思低下や不眠を自覚したため、精神科を受診して入院となり、作業療法が導入された。開始当初に、「足のしびれや疼痛があるので整形外科を受診できるように担当医に伝えて欲しい」と作業療法士に訴えた。このときの作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。
  1. 1.訴えについては傾聴するに留める。
  2. 2.整形外科を受診できるよう担当医に掛け合うと約束する。
  3. 3.しびれや疼痛は精神的な問題であることを繰り返し説明する。
  4. 4.会社で担当した新プロジェクトをどのように感じていたか尋ねる。
  5. 5.作業療法に参加をすると下肢の痛みやしびれが軽減すると伝える。

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正答:1 訴えについては傾聴するに留める。

本症例は身体表現性障害(現在の診断分類では身体症状症に相当)の患者であり、身体的な原因がないにもかかわらず身体症状を訴えている。

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第58回 午前第15問✓ 正解
19歳の女性。大学生。1か月前から通学途中の電車の中で突然、強い不快感を覚え、大量の汗をかき、呼吸困難となり、このままでは死んでしまうのではないかと恐怖心を抱くようになった。次第に電車に乗れなくなり、通学ができなくなった。母親と精神科クリニックを受診して、外来作業療法が処方された。この患者の発作時に予想される症状はどれか。2つ選べ。
  1. 1.健忘
  2. 2.昏迷
  3. 3.振戦
  4. 4.せん妄
  5. 5.動悸

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正答:3・5 振戦 / 動悸

本症例はパニック障害の典型例である。

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第58回 午前第16問✓ 正解
35歳の男性。強迫性障害。中学生のころから洗浄強迫と確認癖があり、高校へ進学したが不登校が続き退学した。アルバイトに短期間従事したことがあるが未就労である。症状悪化のため半年前から精神科病院に入院し、家庭復帰を目的として作業療法を開始した。作業療法開始2か月目に「完全な作品ができない」と訴え、症状が増悪してきた。作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。
  1. 1.作業種目を変更する。
  2. 2.作業療法を中止する。
  3. 3.訴えを聞き、経過をみる。
  4. 4.担当作業療法士を交代する。
  5. 5.できている部分に患者の注意を向ける。

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正答:5 できている部分に患者の注意を向ける。

強迫性障害の患者が「完全な作品ができない」と訴え、症状が増悪している状況では、完璧主義的な思考パターンへの直接的な介入ではなく、実際に達成できている部分に気づかせることで成功体験を積み、否定的な認知の修正を図ることが適切である。

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第58回 午前第17問✓ 正解
52歳の男性。アルコール依存症。警備会社に勤務。若いころから飲酒が習慣化していたが、最近、朝から酒を飲むようになった。同居する両親に対する暴力行為で警察の介入があり、2日後に入院した。入院後、振戦せん妄が出現し、5日目に消失した。落ち着きがみられるようになり、作業療法が処方された。この時期に優先すべき作業療法の目的はどれか。
  1. 1.家族内での関係性を改善する。
  2. 2.基礎体力の回復・維持を行う。
  3. 3.ストレス対処技能を獲得する。
  4. 4.他者との協調的な活動を体験する。
  5. 5.職場復帰に向けた職業的技能を修得する。

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正答:2 基礎体力の回復・維持を行う。

振戦せん妄が消失した直後は、離脱症状による身体的消耗からの回復期にある。

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第58回 午前第18問✓ 正解
32歳の女性。統合失調症。1年前から小売店で週3日のパート勤務をしているが、最近、同僚から嫌がらせを受けているという被害的な訴えが増え、主治医の指示で週2日、精神科デイケアを利用することになった。この患者の治療目的に合ったプログラムとして適切なのはどれか。
  1. 1.ACT
  2. 2.IPS
  3. 3.NEAR
  4. 4.SCIT
  5. 5.TEACCH

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正答:4 SCIT

本症例は統合失調症患者で、「同僚から嫌がらせを受けている」という被害的な訴えが増加しており、社会的認知(他者の意図の解釈)の歪みが問題となっている。

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第58回 午前第19問✓ 正解
32歳の女性。境界性パーソナリティ障害。高校生のころから情緒不安定で、慢性的な空虚感を訴えるようになった。卒業後は事務の仕事に就いたが、異性との交際のトラブルから抑うつ気分が強くなり、自傷行為を繰り返した。今回、尊敬していた職場の男性上司との関係が悪化したことを契機に自殺企図があり入院した。この患者に対する作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
  1. 1.異性との交際トラブルについて指導する。
  2. 2.対人交流は病院スタッフと家族に限定する。
  3. 3.活動時間や活動場所は決めずに作業療法を行う。
  4. 4.トラブルがあった場合は担当スタッフを変更する。
  5. 5.患者と作業療法士の双方が守るべき規則を明確化する。

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正答:5 患者と作業療法士の双方が守るべき規則を明確化する。

境界性パーソナリティ障害の治療では、感情の不安定さと操作的行動に対応するため、治療関係における明確な枠組み(ルール設定・限界設定)が不可欠である。

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第58回 午前第20問✓ 正解
26歳の男性。統合失調症。不動産会社社員。約半年前に仕事のトラブルから次第に欠勤するようになって退職し、引きこもりの生活になった。次第に服薬が不規則になり、幻聴と妄想が出現し入院となった。入院2か月で症状は改善したが、無為の生活が続いており、作業療法が処方された。この時期に優先すべき作業療法の役割はどれか。
  1. 1.仲間づくり
  2. 2.社会生活技能の習得
  3. 3.身辺処理能力の回復
  4. 4.対人交流技能の向上
  5. 5.基本的な生活リズムの回復

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正答:5 基本的な生活リズムの回復

入院2か月で陽性症状は改善したが、無為の生活が続いており意欲・自発性の回復が不十分な状態である。

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第58回 午前第41問✓ 正解
11種類の筆記検査と4種類の器具検査から9つの適正能を測定し、適職を吟味することができる職業評価はどれか。
  1. 1.GATB
  2. 2.MODAPTS
  3. 3.マイクロタワー法
  4. 4.ワークサンプル幕張版
  5. 5.内田クレペリン精神検査

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正答:1 GATB

GATBは一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery)であり、11種類の筆記検査と4種類の器具検査(ペグ・ワッシャー・分解・組立)を通じて、知的能力・言語能力・数理能力・書記的知覚・空間知覚・形態知覚・運動協応・指先器用さ・手腕器用さの9つの適性…

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第58回 午前第44問✓ 正解
精神科作業療法における治療的態度で誤っているのはどれか。
  1. 1.退院後の生活支援を行う。
  2. 2.患者との心理的距離を保つ。
  3. 3.患者の主体的活動を支援する。
  4. 4.異常体験の訴えはその都度修正する。
  5. 5.無理に活動しなくてもよいことを保障する。

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正答:4 異常体験の訴えはその都度修正する。

精神科作業療法における治療的態度として、患者の幻覚・妄想などの異常体験を「それは間違っている」と繰り返し修正することは、患者の自我を脅かし治療関係を損なうため不適切である。

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第58回 午前第45問✓ 正解
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.アルコール依存症 ── AA
  2. 2.覚醒剤依存症 ── コリンエステラーゼ阻害薬
  3. 3.大麻依存症 ── ビタミンB1(チアミン)補充
  4. 4.タバコ依存症 ── SMARPP〈Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program〉
  5. 5.ヘロイン依存症 ── ニコチン置換療法

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正答:1 アルコール依存症 ── AA

AA(Alcoholics Anonymous:アルコホーリクス・アノニマス)は自助グループとして依存症の回復を支援する組織であり、アルコール依存症の長期断酒支援として広く認められている。

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第58回 午前第46問✓ 正解
亜急性期の統合失調症患者への作業療法で適切なのはどれか。
  1. 1.患者の行動範囲を速やかに拡大する。
  2. 2.身体的負荷の高い活動から開始する。
  3. 3.患者が訴える妄想はその都度訂正する。
  4. 4.回復のイメージについて心理教育を行う。
  5. 5.対人交流が必要となる活動を多く提供する。

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正答:4 回復のイメージについて心理教育を行う。

亜急性期の統合失調症患者は陽性症状が徐々に落ち着いてくる時期であり、病識の芽生えや今後の生活への不安が生じやすい。

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第58回 午前第47問✓ 正解
自傷や社会的問題行動が絶えない境界性パーソナリティ障害の患者に対する作業療法士の対応として適切でないのはどれか。
  1. 1.適宜治療目標を確認する。
  2. 2.患者の治療への主体的参加を促す。
  3. 3.疾患に伴う問題を率直に説明する。
  4. 4.治療関係で生じる転移を利用する。
  5. 5.薬物療法も含めた統合的治療を検討する。

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正答:4 治療関係で生じる転移を利用する。

境界性パーソナリティ障害では転移(患者が治療者に感情を投影する現象)が強く・不安定に生じるため、これを意図的に「利用」することは治療関係を不安定化させ、感情的危機や自傷のリスクを高める。

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第58回 午前第99問✓ 正解
統合失調症患者の健康関連QOLの測定に用いることができるのはどれか。
  1. 1.BPRS〈Brief Psychiatric Rating Scale〉
  2. 2.NEO-PI-R
  3. 3.RDQ〈Roland-Morris Disability Questionnaire〉
  4. 4.SF-36
  5. 5.SFS〈Social Functioning Scale〉

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正答:4 SF-36

SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)は健康関連QOLを測定する汎用的な自己記入式尺度であり、統合失調症患者を含む様々な疾患に適用可能。

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第58回 午後第14問✓ 正解
63歳の女性。うつ病。元来、働き者で、園芸や裁縫を楽しんでいた。定年退職し、子どもの独立、親の死が続いたころから、趣味や家事をする気力がなくなり、不眠と強い倦怠感を訴え、入院した。薬物療法により症状が軽快し、1か月後には病棟内ADLはほぼ自立したため作業療法が開始された。作業療法の初期評価で最も適切なのはどれか。
  1. 1.独力で調理ができるかどうかを評価する。
  2. 2.主観的疲労度を頻繁に聞いて確認する。
  3. 3.裁縫での作業遂行の様子を観察する。
  4. 4.集団活動での行動特性を観察する。
  5. 5.日中の過ごし方の情報を得る。

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正答:5 日中の過ごし方の情報を得る。

作業療法の初期評価では、まず対象者の生活全体の把握(作業歴・日課・生活リズム)を行うことが原則である。

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第58回 午後第15問✓ 正解
23歳の女性。パーソナリティ障害。高校生のころから、わざとらしい言動や芝居がかった振る舞いで、たびたび友達と喧嘩になっていた。高校卒業後は、対人関係のトラブルで仕事が長続きせず、職を転々とした。最近、感情が不安定で、派手な外観や見栄を張るような言動が目立ち、無断外泊を繰り返すため、母親に連れられて精神科を受診した。情緒の安定を目的に作業療法が処方された。作業療法場面で予想される行動特徴はどれか。
  1. 1.被暗示性が強い。
  2. 2.単独での活動を好む。
  3. 3.平板化した感情表出である。
  4. 4.過度に作業療法士に依存する。
  5. 5.作業工程の細部へのこだわりがある。

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正答:1 被暗示性が強い。

問題文の臨床像(芝居がかった言動、感情不安定、派手な外観、見栄を張る、無断外泊の繰り返し)は演技性パーソナリティ障害(Histrionic Personality Disorder)の特徴と一致する。

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第58回 午後第17問✓ 正解
55歳の男性。中学校教員。元来、几帳面で真面目な性格。半年前から経験のないバレー部の顧問を任され、心労が重なっていた。2か月前から早朝覚醒、食欲低下が出現し、抑うつ気分を自覚していた。1か月前から「どうやって授業をすればよいか分からない。死んで生徒にお詫びをしたい」などと述べるようになった。妻に付き添われて精神科を受診後、入院となり、薬物療法が開始となった。入院2週後から作業療法が開始された。作業療法開始時の対応で適切なのはどれか。
  1. 1.気分がよいときは薬を飲まないように伝える。
  2. 2.休息の重要性について説明する。
  3. 3.集団でのスポーツ活動を優先する。
  4. 4.授業のやり方について相談に乗る。
  5. 5.早期退職を勧める。

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正答:2 休息の重要性について説明する。

入院2週後はうつ病の急性期であり、「死んで生徒にお詫びをしたい」という希死念慮の記述もある。

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第58回 午後第20問✓ 正解
42歳の女性。統合失調症。定期的に訪問看護を受けながら社会生活ができている。服薬が不規則になったり、強いストレス状況下で時折幻聴があるが、ある程度は対処できている。本人は、一般就労を希望しており、訪問看護と外来作業療法で支援することになった。訪問看護師からの情報では、本人の部屋には服や食器が散乱しているとのことであった。開始当初の作業療法士の対応で最も優先すべきなのはどれか。
  1. 1.本人の部屋の整理整頓を促す。
  2. 2.本人の興味や関心事を把握する。
  3. 3.規則的な服薬の重要性について指導する。
  4. 4.幻聴があるので入院治療を受けるように促す。
  5. 5.作業療法士自身の私生活について積極的に伝える。

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正答:2 本人の興味や関心事を把握する。

外来作業療法開始当初の最優先課題は、対象者との信頼関係構築と動機・興味の把握(作業歴・ニーズの確認)である。

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第58回 午後第43問✓ 正解
統合失調症再発防止のために患者本人に対する同居家族の対応として最も有用なのはどれか。
  1. 1.本人の外出に毎回同行する。
  2. 2.本人の借金を無条件に返済する。
  3. 3.不適切な行動には本人の人格を批判する。
  4. 4.口論がみられるようなら対面接触時間を減らす。
  5. 5.本人が処方薬の内服を忘れた場合、厳しく叱責する。

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正答:4 口論がみられるようなら対面接触時間を減らす。

統合失調症の再発予防における家族介入の重要な概念として、感情表出(EE:Expressed Emotion)の低減がある。

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