OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

身体障害作業療法 の一問一答

「身体障害作業療法」の過去問から作った一問一答、全60問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第60回 午前第4問✓ 正解
54歳の女性。手内筋が萎縮し、環指と小指はMP関節が過伸展し、PIP関節・DIP関節が屈曲している。また、環指と小指のしびれの訴えがある。薬物療法と装具療法が開始された。この患者が使用する装具で適切なのはどれか。
  1. 1.短対立装具
  2. 2.ナックルベンダー
  3. 3.バデイスプリント
  4. 4.逆ナックルベンダー
  5. 5.コックアップ・スプリント

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 ナックルベンダー

環指・小指のMP過伸展+PIP・DIP屈曲という変形はクロー変形(鷲手変形)であり、尺骨神経麻痺の典型像である。

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第60回 午前第5問✓ 正解
45歳の女性。右乳癌の診断で、右乳房切除および腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後1年経過。右上肢にリンパ浮腫(病期分類Ⅰ期)を生じた。患側の生活指導で最も正しいのはどれか。
  1. 1.上肢を挙上する。
  2. 2.上肢へ負荷をかける。
  3. 3.マッサージは強めにする。
  4. 4.肩関節の可動域訓練は避ける。
  5. 5.50mmHgの上肢スリーブを装着する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 上肢を挙上する。

乳癌術後リンパ浮腫(病期Ⅰ期)の生活指導では、リンパ液の流れを促進し浮腫の悪化を防ぐことが基本方針となる。

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第60回 午前第35問✓ 正解
ASIA 機能障害尺度〔ASIA Impairment Scale〈AIS〉〕で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.握力を測定する。
  2. 2.触覚を評価する。
  3. 3.関節可動域を測定する。
  4. 4.運動は6段階で評価する。
  5. 5.第4頸髄節の運動を評価する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・4 触覚を評価する。 / 運動は6段階で評価する。

AIS(ASIA Impairment Scale)はASIA(American Spinal Injury Association)が定めた脊髄損傷の標準的機能評価法であり、感覚・運動機能を体系的に評価する。

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第60回 午前第36問✓ 正解
慢性心不全患者の在宅生活指導で適切なのはどれか。
  1. 1.安静臥床を指示する。
  2. 2.しゃがんで床を拭くように勧める。
  3. 3.息切れ時には背臥位をとるように促す。
  4. 4.下腿浮腫の出現に注意をするように促す。
  5. 5.息をこらえて荷物を持ち上げるように指示する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 下腿浮腫の出現に注意をするように促す。

慢性心不全の在宅生活では、心不全増悪の早期サインを患者自身が察知することが重要。

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第60回 午前第38問✓ 正解
脳卒中治療ガイドライン2021のリハビリテーションで推奨グレードが最も高いのはどれか。
  1. 1.運動障害に対する薬物療法
  2. 2.半側空間無視に対する鏡像を用いた訓練
  3. 3.中枢性疼痛に対する反復性経頭蓋磁気刺激
  4. 4.摂食嚥下障害に対するバルーンカテーテル訓練
  5. 5.軽度から中等度の上肢麻痺に対する麻痺側上肢を強制使用させる訓練

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 軽度から中等度の上肢麻痺に対する麻痺側上肢を強制使用させる訓練

脳卒中治療ガイドライン2021において、軽度〜中等度上肢麻痺に対するCI療法(Constraint-Induced Movement Therapy:麻痺側上肢の強制使用)は推奨グレードAとして最も高い推奨が与えられている。

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第60回 午後第22問✓ 正解
CRPSで正しいのはどれか。
  1. 1.男性に多い。
  2. 2.高齢者に多い。
  3. 3.手根背屈変形をきたす。
  4. 4.骨折後の発症率は80%である。
  5. 5.外傷疾病に不釣り合いな持続性疼痛がある。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 外傷疾病に不釣り合いな持続性疼痛がある。

CRPS(複合性局所疼痛症候群)は、外傷など誘因の程度に不釣り合いな強く持続する疼痛を特徴とし、アロディニアや自律神経症状・浮腫・皮膚変化を伴います。

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第60回 午後第28問✓ 正解
橈骨遠位端骨折の術後に前腕から手関節の外固定を行った。外固定期間中の患肢への作業療法で最も優先されるのはどれか。
  1. 1.温熱療法
  2. 2.母指内転位保持
  3. 3.手指の屈伸自動運動
  4. 4.前腕回内外自動運動
  5. 5.ADLでの積極的な使用

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正答:3 手指の屈伸自動運動

橈骨遠位端骨折で前腕〜手関節を外固定中の対応を問う問題です。

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第60回 午後第36問✓ 正解
生化学検査項目と検査値の組合せで基準範囲内にあるのはどれか。
  1. 1.C反応性蛋白〈CRP〉──────────── 7.2 mg/dL
  2. 2.アルブミン〈Alb〉──────────────── 2.3 g/dL
  3. 3.総コレステロール〈TC〉─────────── 345 mg/dL
  4. 4.脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉──── 350 pg/mL
  5. 5.ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉〈NGSP〉──── 5.5%

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正答:5 ヘモグロビン A1c〈HbA1c〉〈NGSP〉──── 5.5%

生化学検査値が基準範囲内にある組合せを選ぶ問題です。

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第59回 午前第37問✓ 正解
疾患と支援機器の組合せで最も適切なのはどれか。
  1. 1.アテトーゼ型脳性麻痺 ―――― リーチャー
  2. 2.片麻痺 ―――――――――――― キーボードカバー
  3. 3.関節リウマチ ―――――――― 台付き爪切り
  4. 4.第2腰髄完全損傷 ―――――― スライディングボード
  5. 5.Parkinson病 ――――――――― BFO

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 関節リウマチ ―――――――― 台付き爪切り

台付き爪切りは片手でも使用できる自助具であり、関節リウマチで両手の把持力低下や関節変形がある場合に有用。

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第59回 午後第4問✓ 正解
55歳の女性。趣味のガーデニングで手根管症候群となり正中神経低位麻痺を呈した。この患者のスプリント製作で最も適切なのはどれか。
  1. 1.母指は指腹まで覆う。
  2. 2.手背部で中手骨頭部を圧迫する。
  3. 3.母指を示指と対立位に保持する。
  4. 4.近位端は前腕近位2/3の位置とする。
  5. 5.遠位端はⅡ〜Ⅴ指のMP関節の掌側部を覆う。

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正答:3 母指を示指と対立位に保持する。

正中神経低位麻痺では母指球筋(短母指外転筋・短母指屈筋浅頭・母指対立筋)が麻痺し、対立動作が障害される。

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第59回 午後第21問✓ 正解
聴理解と読解は良好であるが復唱が障害される。漢字より平仮名が書きづらい。考えられる失語症はどれか。
  1. 1.伝導失語
  2. 2.感覚性失語
  3. 3.失名詞失語
  4. 4.超皮質性運動失語
  5. 5.超皮質性感覚失語

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正答:1 伝導失語

「聴理解・読解は良好」「復唱障害あり」「平仮名より漢字が書きやすい(平仮名が書きづらい)」という3点から伝導失語が示唆される。

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第59回 午後第29問✓ 正解
高次脳機能障害の作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.記憶障害に対しては間隔伸張法を用いる。
  2. 2.遂行機能障害に対してはPQRST法を用いる。
  3. 3.注意障害に対しては刺激の多い環境を設定する。
  4. 4.社会的行動異常に対しては周囲の人々に症状の理解を促す。
  5. 5.半側空間無視に対してはAPT〈Attention Process Training〉を用いる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・4 記憶障害に対しては間隔伸張法を用いる。 / 社会的行動異常に対しては周囲の人々に症状の理解を促す。

記憶障害には間隔伸張法が有効であり、社会的行動異常(問題行動・易怒性など)に対しては周囲の理解を促すことが適切な対応である。

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第59回 午後第31問✓ 正解
上腕能動義手の適合判定で、肘離断患者の場合に実施しない検査はどれか。
  1. 1.回旋力に対する安定性
  2. 2.ソケットの適合チェック
  3. 3.引っ張り荷重に対する安定性
  4. 4.ケーブルシステムの効率チェック
  5. 5.肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度

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正答:1 回旋力に対する安定性

肘離断の場合は肘関節が残存しない(肘関節離断)ため、肩関節と義手ソケット間の回旋力への安定性は評価対象とならない(上腕切断の場合は肘関節の回旋力安定性を評価する)。

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第59回 午後第33問✓ 正解
癌治療と合併症との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.化学療法 ─── 末梢神経障害
  2. 2.頸部郭清術 ─── 顔面神経麻痺
  3. 3.前立腺腹腔鏡下全摘除術 ─── リンパ浮腫
  4. 4.乳房切除術 ─── 自律神経障害
  5. 5.放射線療法 ─── 唾液分泌過多

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正答:1 化学療法 ─── 末梢神経障害

化学療法(特に白金製剤・タキサン系・ビンカアルカロイドなど)は化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)を引き起こすことが知られており、手足のしびれ・疼痛・感覚障害として現れる。

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第58回 午前第2問✓ 正解
80歳の女性。右変形性股関節症に対し人工股関節置換術(後方アプローチ)が施行された。現在、術後2週が経過し、患肢全荷重が許可されている。この患者に対するADL指導として最も適切なのはどれか。
  1. 1.割り座で靴下をはく。
  2. 2.椅子座位で床の物を拾う。
  3. 3.床の上で体育座りをする。
  4. 4.椅子座位で右下肢を上にして足を組む。
  5. 5.階段を降りるときは右足を先に下ろす。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 階段を降りるときは右足を先に下ろす。

後方アプローチによる人工股関節置換術後は、股関節の屈曲・内転・内旋の複合動作(脱臼肢位)を避ける必要がある。

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第58回 午前第22問✓ 正解
上肢にリンパ浮腫(病期分類Ⅱ期)がある患者に対する生活指導として最も適切なのはどれか。
  1. 1.日光浴をする。
  2. 2.患肢の挙上を避ける。
  3. 3.患肢で血圧を測定する。
  4. 4.高い温度で入浴をする。
  5. 5.正常なリンパ節へ向けてマッサージを行う。

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正答:5 正常なリンパ節へ向けてマッサージを行う。

リンパ浮腫のケアでは、滞留したリンパ液を機能している正常なリンパ節方向へ誘導することが治療の基本(用手的リンパドレナージ)である。

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第58回 午前第30問✓ 正解
心不全患者への生活指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.1日4L飲水する。
  2. 2.食事の直後に入浴する。
  3. 3.入浴は44℃の湯に浸かる。
  4. 4.冬季には肌の露出を少なくする。
  5. 5.1日の塩分摂取量を6g未満に制限する。

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正答:4・5 冬季には肌の露出を少なくする。 / 1日の塩分摂取量を6g未満に制限する。

心不全の生活指導では、体液量管理(塩分・水分制限)と心負荷軽減(寒冷刺激回避・入浴管理)が重要である。

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第58回 午前第31問✓ 正解
慢性疼痛を有する患者のリハビリテーション治療で最も適切なのはどれか。
  1. 1.運動療法は推奨されない。
  2. 2.慢性腰痛では安静を指示する。
  3. 3.認知行動療法の導入は有効である。
  4. 4.患部への積極的なマッサージを行う。
  5. 5.疼痛が軽度であればADL訓練は必要ない。

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正答:3 認知行動療法の導入は有効である。

慢性疼痛は生物心理社会モデルで理解され、疼痛の認知・行動的側面(破局的思考・回避行動など)への介入が重要とされている。

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第58回 午前第34問✓ 正解
手指の巧緻性向上を目的とした作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.陶芸の菊練り
  2. 2.籐細工の編み込み
  3. 3.マクラメの平結び
  4. 4.木版画の摺り
  5. 5.木工の鋸挽き

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正答:2・3 籐細工の編み込み / マクラメの平結び

手指の巧緻性向上には、細かい手指操作・精密な把持・指の独立した動きが求められる作業が適している。

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第58回 午後第11問✓ 正解
28歳の女性。5年前の外傷性脳損傷による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ。最近、右手指の屈曲拘縮が悪化し、手指衛生が困難となった。最も適切な装具はどれか。
  1. 1.BFO
  2. 2.RICスプリント
  3. 3.ナックルベンダー
  4. 4.パンケーキ型装具
  5. 5.コックアップ・スプリント

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正答:4 パンケーキ型装具

BRS上肢Ⅲ・手指Ⅲで手指屈曲拘縮が悪化しており、手指衛生(手掌清潔保持)が困難となっている。

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第58回 午後第21問✓ 正解
洗顔ができない単関節の障害における関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか。ただし、自助具は使用しないものとする。
  1. 1.肩関節屈曲 ——— 40°
  2. 2.肩関節内旋 ——— 60°
  3. 3.肘関節屈曲 ——— 50°
  4. 4.前腕回外 ——— 60°
  5. 5.手関節背屈 ——— 10°

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正答:3 肘関節屈曲 ——— 50°

洗顔動作には手を顔まで運ぶために肘関節屈曲が必要であり、機能的に必要な最低限のROMは約130°とされる。

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第58回 午後第23問✓ 正解
顔面と上下肢に感覚脱失を呈する脳卒中片麻痺の患者に対する生活指導で最も適切なのはどれか。
  1. 1.両手での車椅子駆動を勧める。
  2. 2.屋内ではスリッパ使用を勧める。
  3. 3.髭剃りは電動カミソリを勧める。
  4. 4.麻痺手使用を控えるよう勧める。
  5. 5.湯呑を麻痺側で把持するよう勧める。

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正答:3 髭剃りは電動カミソリを勧める。

顔面・上下肢の感覚脱失があるため、皮膚損傷(切り傷・熱傷・圧迫傷)のリスクが高い。

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第58回 午後第25問✓ 正解
筋電義手で正しいのはどれか。
  1. 1.6歳児以上が適応である。
  2. 2.前腕義手はハーネスを用いる。
  3. 3.感覚フィードバック機能がある。
  4. 4.五指駆動型の筋電ハンドはない。
  5. 5.1つの電極でも開閉制御はできる。

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正答:5 1つの電極でも開閉制御はできる。

筋電義手は皮膚表面に貼付した電極で筋電位を検出し、ハンドを開閉する装置。

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第58回 午後第32問✓ 正解
脳卒中片麻痺の上肢に対する機能回復訓練の課題内容で適切なのはどれか。
  1. 1.運動は巧緻運動から粗大運動にする。
  2. 2.運動速度は速いものから遅いものにする。
  3. 3.課題は単純なものから複雑なものにする。
  4. 4.運動パターンは分離運動から共同運動にする。
  5. 5.課題の所要時間は長いものから短いものにする。

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正答:3 課題は単純なものから複雑なものにする。

運動学習・機能回復訓練の原則として、難易度は低いものから高いものへ段階的に上げていくことが基本。

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第58回 午後第36問✓ 正解
主な障害部位と高次脳機能障害の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.前頭葉 ——— 失読失書
  2. 2.前頭葉 ——— 聴覚失認
  3. 3.頭頂葉 ——— 運動性失語
  4. 4.後頭葉 ——— 着衣失行
  5. 5.後頭葉 ——— 視覚失認

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正答:5 後頭葉 ——— 視覚失認

視覚失認は視力そのものに問題がなく、見えているのに見た物を認識(同定)できない障害で、視覚連合野を含む後頭葉病変で生じる。

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第58回 午後第37問✓ 正解
上腕切断の術後管理で正しいのはどれか。
  1. 1.肩関節は外転位に保つ。
  2. 2.創がある場合は創傷治癒を優先する。
  3. 3.早期の義手装着は幻肢痛を悪化させる。
  4. 4.リジッドドレッシング〈rigid dressing〉法は創の観察が可能である。
  5. 5.ソフトドレッシング〈soft dressing〉法の弾性包帯は先端ほど緩く巻く。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 創がある場合は創傷治癒を優先する。

上腕切断術後管理の原則として、創治癒が大前提であり、創がある状態での無理な包帯処置や義手早期装着は感染・治癒遷延のリスクがある。

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第57回 午前第35問✓ 正解
治療法と対象の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.Frenkel体操 ─── 脊髄性失調
  2. 2.Codman体操 ─── 腰痛症
  3. 3.漸増抵抗運動 ─── 痙縮
  4. 4.Williams体操 ─── 下肢閉塞性動脈硬化症
  5. 5.ミラーセラピー ─── 幻肢痛

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正答:1・5 Frenkel体操 ─── 脊髄性失調 / ミラーセラピー ─── 幻肢痛

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第57回 午前第36問✓ 正解
全般性注意障害のある左片麻痺患者に対する動作指導について正しいのはどれか。
  1. 1.複数の方法を指導する。
  2. 2.一連の動作を一度に指導する。
  3. 3.外乱が少ない環境から開始する。
  4. 4.動作の誤りは口頭指示のみで修正する。
  5. 5.動作の誤りは何度も繰り返し修正する。

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正答:3 外乱が少ない環境から開始する。

全般性注意障害では刺激に対して注意が散漫になりやすく、複数の刺激が存在する環境では動作に集中できない。

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第57回 午前第37問✓ 正解
廃用症候群における症状と治療の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.筋萎縮 ―――――― 装具固定
  2. 2.骨萎縮 ―――――― 機能的電気刺激
  3. 3.下腿浮腫 ―――――― 安静保持
  4. 4.起立性低血圧 ―――― 塩分制限
  5. 5.深部静脈血栓症 ――― 抗凝固療法

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正答:5 深部静脈血栓症 ――― 抗凝固療法

深部静脈血栓症(DVT)の治療では抗凝固療法(ヘパリン・ワルファリン・DOAC等)が標準的治療である。

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第57回 午前第46問✓ 正解
回復初期のうつ病患者への作業療法で正しいのはどれか。
  1. 1.指示は詳細に行う。
  2. 2.自己決定の経験を促す。
  3. 3.励ましながら活動を行う。
  4. 4.1回の活動時間は短くする。
  5. 5.長期間継続できる作業を勧める。

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正答:4 1回の活動時間は短くする。

回復初期のうつ病患者は易疲労性が高く、活動への意欲・持続力が著しく低下している。

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第57回 午後第6問✓ 正解
30歳の男性。右前腕部の悪性腫瘍に対し前腕切断術が施行された。断端の長さは標準断端であった。創治癒後、義手を製作することになった。義手装着訓練において正しいのはどれか。
  1. 1.屈曲手継手を選択する。
  2. 2.義手訓練は幻肢の軽減に有効である。
  3. 3.義手の手部先端は健側の中指先端と合わせる。
  4. 4.術後の断端管理として、弾性包帯を中枢部から末梢部に向けて巻く。
  5. 5.装着しての手先具単体の最大開き幅が50%以上であるかを判定する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 義手訓練は幻肢の軽減に有効である。

前腕切断後には幻肢痛・幻肢感覚が生じることがあり、義手装着・使用訓練はその軽減に有効とされています。

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第57回 午後第10問✓ 正解
70歳の男性。慢性心不全。NYHA分類Ⅱ度。安静時心拍数70/分、Karvonen法による運動時の1分間の目標心拍数はどれか。ただし、係数は0.5とする。
  1. 1.90
  2. 2.100
  3. 3.110
  4. 4.120
  5. 5.130

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正答:3 110

Karvonen法の計算式:目標心拍数 =(最大心拍数 − 安静時心拍数)× 係数 + 安静時心拍数

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第57回 午後第30問✓ 正解
上腕能動義手の適合検査項目とその不適合の原因との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.義手装着時の肩関節可動域 ─── 肘プーリーユニット取り付け位置の不良
  2. 2.前腕部(肘継手)の屈曲可動域 ─── ソケットのトリミング不良
  3. 3.肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度 ─── ケーブルの長さの不良
  4. 4.回旋力に対する安定性 ─── ハーネスの調整不良
  5. 5.引っ張り荷重(下垂力)に対する安定性 ─── リテーナーの位置不良

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度 ─── ケーブルの長さの不良

上腕能動義手では、肘継手を屈曲させるためにケーブルを肩関節屈曲で引っ張ります。

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第57回 午後第32問✓ 正解
切断部位と義手の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.上腕骨頸部切断 ─── 上腕義手
  2. 2.上腕骨70%残存での切断 ─── 肘義手
  3. 3.橈尺骨35%残存での切断 ─── 前腕義手
  4. 4.手関節離断 ─── 手部義手
  5. 5.手根骨レベルの離断 ─── 指義手

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 橈尺骨35%残存での切断 ─── 前腕義手

前腕の橈尺骨35%残存は「短断端」に相当しますが、前腕義手(前腕截断用義手)の適応範囲内です。

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第57回 午後第33問✓ 正解
脳卒中による片麻痺 Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅳの患者における治療について正しいのはどれか。
  1. 1.緊張性頸反射を利用する。
  2. 2.立位時は麻痺側下肢に荷重を促す。
  3. 3.長下肢装具使用による歩行訓練を行う。
  4. 4.麻痺側上肢では重錘を用いた反復運動を行う。
  5. 5.非麻痺側上肢を拘束し麻痺側を強制的に使用させる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 立位時は麻痺側下肢に荷重を促す。

下肢BrsStageⅣは分離運動が一部可能な段階であり、ある程度の荷重が可能です。

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第57回 午後第35問✓ 正解
頸髄損傷完全麻痺(第4頸髄節まで機能残存)に使用しないのはどれか。
  1. 1.万能カフ
  2. 2.電動車椅子
  3. 3.透明文字盤
  4. 4.環境制御装置
  5. 5.食事支援ロボット

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 透明文字盤

第4頸髄節まで機能残存(C4完全麻痺)では、頭頸部・横隔膜の機能は残存しますが、上肢・手指の運動は全廃です。

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第57回 午後第36問✓ 正解
がんのリハビリテーションの緩和期の対応で正しいのはどれか。
  1. 1.余命延長が目的である。
  2. 2.骨転移があれば安静臥床とする。
  3. 3.鎮痛薬は時刻を決めて規則的に使用する。
  4. 4.余命3か月未満と診断された後開始する。
  5. 5.PS(Performance Status)4では運動中止とする。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 鎮痛薬は時刻を決めて規則的に使用する。

WHO方式がん疼痛治療の原則の一つに「時刻を決めて規則的に(by the clock)」投与することがあります。

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第56回 午前第33問✓ 正解
車椅子自走が移動手段である患者の外出について適切なのはどれか。
  1. 1.バスは利用しない。
  2. 2.電車の乗降は自力で行う。
  3. 3.歩道よりも車道を通行する。
  4. 4.ティルト式普通型車椅子を使用する。
  5. 5.事前に多目的トイレの場所を確認する。

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正答:5 事前に多目的トイレの場所を確認する。

車椅子自走者が外出する際、排泄の問題は重大な活動制限要因となる。

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第56回 午前第84問✓ 正解
切断について正しいのはどれか。
  1. 1.上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい。
  2. 2.前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい。
  3. 3.Chopart関節離断では足内反変形を生じやすい。
  4. 4.Lisfranc関節離断では足外反変形を生じやすい。
  5. 5.大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい。

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正答:3 Chopart関節離断では足内反変形を生じやすい。

Chopart(ショパール)関節離断(横足根関節離断)では、前足部が切除されるため、後足部では前脛骨筋(背屈・内反)と後脛骨筋(底屈・内反)の作用が残存する一方、腓骨筋群(外反)の牽引点が失われる。

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第56回 午後第5問✓ 正解
32歳の男性。左利き。交通事故により右上腕切断となった。断端長は10.0cmで、残存肢の上腕長は25.0cmであった。能動義手製作のために選択する肘継手として最も適切なのはどれか。
  1. 1.軟性たわみ式継手
  2. 2.倍動肘ヒンジ継手
  3. 3.能動単軸肘ヒンジ継手
  4. 4.遊動単軸肘ヒンジ継手
  5. 5.能動単軸肘ブロック継手

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正答:5 能動単軸肘ブロック継手

断端長10.0cm、上腕長25.0cmより、断端率=10/25×100=40%となり、これは短断端(50%未満)に分類される。

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第56回 午後第33問✓ 正解
仙骨部の褥瘡予防で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.円座を使用する。
  2. 2.除圧動作を指導する。
  3. 3.長時間車椅子に座る。
  4. 4.保湿クリームを塗布する。
  5. 5.フットサポートを通常よりも高くする。

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正答:2・4 除圧動作を指導する。 / 保湿クリームを塗布する。

褥瘡予防の原則は「持続的圧迫の回避」と「皮膚の脆弱性軽減」である。

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第56回 午後第37問✓ 正解
IADLの項目に含まれるのはどれか。
  1. 1.化粧
  2. 2.義足の装着
  3. 3.バスの利用
  4. 4.歩行器を使用した歩行
  5. 5.車椅子からベッドへの移乗

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正答:3 バスの利用

IADL(手段的ADL)は地域生活維持に必要な高次の生活行為であり、移動手段の利用・買い物・調理・服薬管理・金銭管理・電話使用等が含まれる。

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第56回 午後第82問✓ 正解
左小脳半球梗塞で生じやすい症状はどれか。
  1. 1.右半身感覚障害
  2. 2.右上下肢失調症
  3. 3.左片麻痺
  4. 4.聴覚障害
  5. 5.構音障害

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正答:5 構音障害

小脳は同側の運動協調を担うため、左小脳半球梗塞では左側の協調運動障害が生じる。

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第55回 午前第27問✓ 正解
枕歩行を行う左片麻痺患者の、常時2点支持歩行の歩き出しで正しいのはどれか。
  1. 1.左脚→杖→右脚
  2. 2.右脚→杖→左脚
  3. 3.左脚→右脚→杖
  4. 4.杖→左脚→右脚
  5. 5.杖→右脚→左脚

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正答:4 杖→左脚→右脚

左片麻痺患者が患側先行の2点歩行(枕歩行の常時2点支持)を行う場合、歩き出しは「杖→患側(左脚)→健側(右脚)」の順。

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第55回 午前第29問✓ 正解
関節リウマチ患者の動作と自助具の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.靴下を脱ぐ ―― ソックスエイド
  2. 2.ドアの開閉 ―― ドアノブレバー
  3. 3.タオルをしぼる ―― ループ付きタオル
  4. 4.瓶の蓋を開ける ―― マジックハンド
  5. 5.キーボード操作 ―― キーボードカバー

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正答:2 ドアの開閉 ―― ドアノブレバー

関節リウマチでは手指・手関節の変形・疼痛によりドアの丸いノブを握って回す動作が困難。

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第54回 午前第8問✓ 正解
55歳の男性。倒れてきた本棚により右肘上部を圧迫され正中神経麻痺を生じた。約1か月経過したが、右上肢の運動障害と感覚障害を認めていることから装具療法を行うことになった。使用する装具で正しいのはどれか。
  1. 1.長対立装具
  2. 2.IP伸展補助装具
  3. 3.ナックルベンダー
  4. 4.Thomas型懸垂装具
  5. 5.コックアップ・スプリント

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正答:1 長対立装具

肘上部圧迫による正中神経麻痺では、母指対立運動の障害(短母指外転筋・母指対立筋の麻痺)が生じる。

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第54回 午前第32問✓ 正解
車椅子で自走する場合の住環境整備の留意点で適切なのはどれか。
  1. 1.スイッチは床面から10 cmの高さに設置する。
  2. 2.自走用6輪型車椅子は段差の通行が容易である。
  3. 3.50 cmの段差がある場合スロープの長さを600 cm以上にする。
  4. 4.廊下の直進に必要な幅員は左右アームサポートの外側最大寸法で判断する。
  5. 5.廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は直角部分の前後とも70 cm以上必要である。

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正答:3 50 cmの段差がある場合スロープの長さを600 cm以上にする。

スロープの勾配は車椅子自走において安全性と実用性から1/12以下が推奨されている。

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第54回 午後第6問✓ 正解
30歳の女性。断端長25%残存の左前腕切断。肘関節が屈曲30°に制限されている。屈曲運動を補い、腹部前面での両手動作を可能にするため能動義手を作製する。ソケットと肘継手の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.差し込み式前腕ソケット ―――――― 倍動肘ヒンジ継手
  2. 2.前腕用スプリットソケット ―――――― 倍動肘ヒンジ継手
  3. 3.ノースウエスタン式前腕ソケット ―― 能動単軸肘ヒンジ継手
  4. 4.ミュンスター式前腕ソケット ―――― 軟性たわみ式継手
  5. 5.ミュンスター式前腕ソケット ―――― 能動単軸肘ブロック継手

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正答:2 前腕用スプリットソケット ―――――― 倍動肘ヒンジ継手

断端長25%残存(短断端)で肘屈曲30°制限がある場合、前腕用スプリットソケットは短断端への適応があり、ソケット上縁が上腕部を把持することで懸垂と動作補助を行う。

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第54回 午後第34問✓ 正解
車椅子とベッドとの移乗動作の練習方法で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.疲労度を同程度に保って練習するのは恒常練習である。
  2. 2.車椅子からの立ち上がりのみ練習するのは部分練習である。
  3. 3.動作手順を正しく言えるように練習するのは全体練習である。
  4. 4.アプローチ角度やベッドの高さを変えて練習するのは多様練習である。
  5. 5.車椅子のブレーキ操作と移乗に区切って練習するのは分散練習である。

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正答:2・4 車椅子からの立ち上がりのみ練習するのは部分練習である。 / アプローチ角度やベッドの高さを変えて練習するのは多様練習である。

2番:車椅子からの立ち上がりのみ練習するのは部分練習(動作全体のうち特定の部分を切り出して練習)として正しい。

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第54回 午後第38問✓ 正解
三次予防はどれか。
  1. 1.3歳児健康診査
  2. 2.健常高齢者の運動指導
  3. 3.高血圧患者の降圧剤投与
  4. 4.慢性腎不全患者の食事指導
  5. 5.片麻痺患者の機能的作業療法

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正答:5 片麻痺患者の機能的作業療法

予防の3段階:一次予防(健康増進・疾病予防)、二次予防(早期発見・早期治療)、三次予防(機能回復・再発防止・社会復帰支援)。

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第53回 午前第31問✓ 正解
顔面と上下肢に感覚脱失を呈する脳卒中片麻痺の患者に対する生活指導で適切なのはどれか。
  1. 1.麻痺手使用を控える。
  2. 2.湯呑を非麻痺側で把持する。
  3. 3.両手での車椅子駆動を勧める。
  4. 4.屋内ではスリッパ使用を勧める。
  5. 5.髭剃りはT字カミソリを勧める。

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正答:2 湯呑を非麻痺側で把持する。

顔面・上下肢の感覚脱失があるため、熱傷・外傷のリスクが高い。

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第53回 午前第33問✓ 正解
関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。
  1. 1.筋力増強
  2. 2.動作の補助
  3. 3.痛みの軽減
  4. 4.炎症の改善
  5. 5.関節アライメントの矯正

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正答:1 筋力増強

スプリントは静的な装具であり、筋力増強を目的とした使用はできない。

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第53回 午前第34問✓ 正解
Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅳの片麻痺患者に座位で麻痺側上肢の促通練習を行う。上肢Ⅳを目指した課題として適切なのはどれか。
  1. 1.机上の積み木を裏返す。
  2. 2.机上のお手玉を非麻痺側大腿に載せる。
  3. 3.大腿上に置いた手を口元に近づける。
  4. 4.頭上の高さの壁面を肘伸展位で雑巾で拭く。
  5. 5.机上のお手玉を肘伸展位で麻痺側側方の肩の高さに移動する。

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正答:1 机上の積み木を裏返す。

BRS上肢Ⅲは屈筋・伸筋共同運動。

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第53回 午前第36問✓ 正解
第6頸髄節まで機能残存している頸髄損傷患者に対する作業療法として適切でないのはどれか。
  1. 1.上衣着脱は被りタイプから練習する。
  2. 2.コンピュータの入力デバイスを検討する。
  3. 3.排便は臥位で行えるように環境を整える。
  4. 4.自己導尿ができるようにカテーテル操作を練習する。
  5. 5.車椅子上で起立性低血圧が起こったときは前屈位をとる。

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正答:3 排便は臥位で行えるように環境を整える。

C6機能残存の頸髄損傷では、上肢の一部機能が残存するが体幹・下肢は麻痺。

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第53回 午前第38問✓ 正解
標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。
  1. 1.トイレのドアは内開きにする。
  2. 2.作業台の高さは50cm程度とする。
  3. 3.屋外スロープの勾配は1/10とする。
  4. 4.浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。
  5. 5.玄関前の回転スペースは直径90cm程度とする。

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正答:4 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。

グレーチング(排水溝の格子蓋)は段差解消・水濡れ防止に用いられる。

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第53回 午前第84問✓ 正解
脊髄損傷の機能残存レベルと可能な動作の組合せで正しいのはどれか。ただし、機能残存レベルより下位は完全麻痺とする。
  1. 1.C4 ――― 万能カフを用いた食事
  2. 2.C5 ――― 前方移乗
  3. 3.C6 ――― 橈側−手掌握り
  4. 4.C7 ――― 更衣
  5. 5.C8 ――― 長下肢装具での歩行

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正答:4 C7 ――― 更衣

C7機能残存では、上腕三頭筋(肘伸展)・手根屈筋・指伸筋の機能が加わる。

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第53回 午後第32問✓ 正解
中等度の片麻痺患者に対する前開きカッターシャツの着衣動作指導の導入として正しいのはどれか。
  1. 1.立位保持が可能となってから開始する。
  2. 2.ぴったりしたサイズのものを選択する。
  3. 3.非麻痺側の袖から通す。
  4. 4.麻痺側の袖は肩まで引き上げる。
  5. 5.ボタンは真ん中から留める。

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正答:4 麻痺側の袖は肩まで引き上げる。

片麻痺患者の前開きシャツ着衣の基本は「麻痺側から着て、非麻痺側から脱ぐ」であり、麻痺側の袖を先に通し、肩まで引き上げてから非麻痺側に通す。

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第53回 午後第33問✓ 正解
片側前腕能動義手の患者(能動フック使用)が両手動作を行う。日常活動における義手での操作と健手での操作の組合せで適切なのはどれか。
  1. 1.毛糸針に毛糸を通す 義手:毛糸 健手:毛糸針
  2. 2.茶碗のご飯をスプーンで食べる 義手:スプーン 健手:茶碗
  3. 3.歯ブラシに歯磨き粉をつける 義手:歯ブラシ 健手:歯磨き粉
  4. 4.ハンカチにアイロンをかける 義手:アイロン 健手:ハンカチ
  5. 5.ハンマーで釘を打つ 義手:ハンマー 健手:釘

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正答:3 歯ブラシに歯磨き粉をつける 義手:歯ブラシ 健手:歯磨き粉

能動義手(能動フック)の使用原則は、精密で繊細な操作(主動作)を健手が行い、義手は保持・固定の役割を担うことである。

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第53回 午後第34問✓ 正解
背側型コックアップ・スプリントの製作において、トレースし、型紙を作る方法として正しいのはどれか。
  1. 1.紙の上に手背側を接地してトレースする。
  2. 2.尺骨茎状突起の位置をマーキングする。
  3. 3.全指の指尖をトレースする。
  4. 4.前腕遠位1/4の位置をマーキングする。
  5. 5.前腕部は前腕幅と同じ幅で型紙を取る。

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正答:2 尺骨茎状突起の位置をマーキングする。

背側型コックアップスプリントの型紙作製では、装具の近位・遠位縁の基準点として骨性ランドマークをマーキングする。

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第52回 午前第3問✓ 正解
65歳の女性。右利き。右被殻出血による左片麻痺。発症後4か月が経過した。Brunnstrom法ステージは左上肢Ⅳ、左手指Ⅳ、左下肢Ⅵ。両手で可能な動作はどれか。
  1. 1.網戸を取り外す。
  2. 2.掃除機をかける。
  3. 3.天井の蛍光灯を変える。
  4. 4.豆腐を手掌の上で切る。
  5. 5.エプロンの腰ひもを後ろで結ぶ。

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正答:2 掃除機をかける。

左上肢BrunnstromステージⅣは手指を伸展でき随意的な半分随意運動が可能、下肢Ⅵはほぼ正常。

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