PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

神経疾患理学療法 の一問一答

「神経疾患理学療法」の過去問から作った一問一答、全60問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第60回 午前第25問✓ 正解
6〜12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Ⅰ ── 階段で手すり使用
  2. 2.Ⅱ ── 装具なしで歩行
  3. 3.Ⅲ ── 不整地の歩行
  4. 4.Ⅳ ── 通常の椅子で座位保持
  5. 5.Ⅴ ── 四つ這い移動可能

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正答:2 Ⅱ ── 装具なしで歩行

GMFCS(粗大運動能力分類システム)は脳性麻痺の粗大運動を5段階で示す。

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第60回 午前第43問✓ 正解
脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018に示されている集中リハビリテーションの転帰指標はどれか。
  1. 1.SARA
  2. 2.筋力
  3. 3.咳嗽力
  4. 4.深部感覚
  5. 5.関節可動域

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正答:1 SARA

脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018では、集中リハビリテーションの効果を示す転帰指標として運動失調の重症度評価であるSARAが用いられている。

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第60回 午後第11問✓ 正解
70歳の男性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
  1. 1.直線上を継ぎ足歩行する。
  2. 2.できるだけ歩行速度を上げる。
  3. 3.簡単な計算をしながら歩行する。
  4. 4.等間隔の線を踏みながら歩行する。
  5. 5.足首に重錘バンドをつけて歩行する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 等間隔の線を踏みながら歩行する。

Parkinson病のすくみ足・小刻み歩行には、床の線や音などの外的刺激で歩行リズムを与える「キュー(cue)」が有効です。

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第60回 午後第25問✓ 正解
短下肢装具で自立歩行が可能な二分脊椎児。該当する機能残存レベルの上限はどれか。
  1. 1.L2
  2. 2.L3
  3. 3.L4
  4. 4.L5
  5. 5.S1

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正答:3 L4

二分脊椎では機能残存レベルにより移動能力が決まります。

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第60回 午後第31問✓ 正解
Down症候群に特徴的な二次障害はどれか。
  1. 1.体幹の側弯
  2. 2.股関節の脱臼
  3. 3.足部の内反変形
  4. 4.環軸関節の亜脱臼
  5. 5.膝関節の屈曲拘縮

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・2・4 体幹の側弯 / 股関節の脱臼 / 環軸関節の亜脱臼

Down症候群は21トリソミーによる全身性の筋緊張低下と関節弛緩を特徴とし、二次障害として側弯・股関節脱臼・環軸関節亜脱臼などの不安定性に関連した問題が生じやすくなります。

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第60回 午後第44問✓ 正解
神経筋疾患と理学療法の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.Guillain-Barré症候群 ―――― Böhler体操
  2. 2.筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉―― 重錘を装着した歩行練習
  3. 3.ジストニア ―――――――――― 筋電図バイオフィードバック
  4. 4.重症筋無力症 ――――――――― 漸増抵抗運動
  5. 5.多発性硬化症 ――――――――― 交代浴

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正答:3 ジストニア ―――――――――― 筋電図バイオフィードバック

ジストニアは不随意の持続的筋収縮による異常姿勢・運動を呈し、過活動している筋を自覚・抑制する手段として筋電図バイオフィードバックが用いられます。

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第60回 午後第48問✓ 正解
Wernicke-Mann肢位の特徴で正しい組合せはどれか。
  1. 1.肩関節 ――― 外転位
  2. 2.肘関節 ――― 伸展位
  3. 3.手指 ――― 伸展位
  4. 4.膝関節 ――― 伸展位
  5. 5.足関節 ――― 背屈位

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正答:4 膝関節 ――― 伸展位

Wernicke-Mann肢位は脳卒中片麻痺で典型的にみられる痙性姿勢で、上肢は屈曲・下肢は伸展のパターンをとります。

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第59回 午前第18問✓ 正解
74歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月。平行棒内立位保持練習では重心が左側に偏り、平行棒に骨盤が寄りかかるような姿勢を呈する。この症状を改善するための理学療法で正しいのはどれか。
  1. 1.骨盤を左から右方向へ押す。
  2. 2.右上肢で前方向へのリーチ運動を行わせる。
  3. 3.前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。
  4. 4.左下肢に膝装具を装着し立位保持練習を行う。
  5. 5.レイミステ現象を利用して左股関節内転筋を強化する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。

脳梗塞患者の半側空間無視や姿勢認識障害に対しては、視覚フィードバックを利用した認識の改善が有効です。

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第59回 午前第43問✓ 正解
Parkinson病の治療で適切でないのはどれか。
  1. 1.リズム刺激
  2. 2.ドパミン作動薬
  3. 3.脳深部刺激療法
  4. 4.経頭蓋磁気刺激法
  5. 5.ボツリヌス毒素療法

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正答:5 ボツリヌス毒素療法

ボツリヌス毒素療法はParkinson病の一次治療ではなく、限定的な適応となります。

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第59回 午後第9問✓ 正解
60歳の男性。パーキンソニズムで、すくみ足を認める。メトロノームを用いた歩行練習により、10m歩行において、歩行率が120歩/分、歩行速度が0.8m/秒に改善した。平均的な歩幅はどれか。
  1. 1.30cm
  2. 2.35cm
  3. 3.40cm
  4. 4.45cm
  5. 5.50cm

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正答:3 40cm

歩行速度と歩行率から歩幅を算出する問題です。

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第59回 午後第15問✓ 正解
5歳の女児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。屋内での主な移動は車椅子で、監視下でPCW〈postural control walker〉を用いた歩行練習をしている。この児に対する動作指導で最も適切なのはどれか。
  1. 1.割座保持
  2. 2.補助具なしでの歩行
  3. 3.立位保持装置での立位
  4. 4.バニーホッピングでの移動
  5. 5.膝立ち位でのキャッチボール

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正答:5 膝立ち位でのキャッチボール

痙直型両麻痺で PCW による歩行練習中の児に対しては、現在の機能レベルに合わせた段階的な動作指導が必要です。

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第59回 午後第17問✓ 正解
85歳の男性。急性発症2日目の脳梗塞に対して、積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。2つ選べ。
  1. 1.呼吸数40/分
  2. 2.心拍数80/分
  3. 3.神経症状の増悪
  4. 4.平均血圧65 mmHg以上
  5. 5.RASS〈Richmond Agitation Sedation Scale〉-3

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正答:2・4 心拍数80/分 / 平均血圧65 mmHg以上

急性期脳梗塞患者の離床は、バイタルサインが安定していることが必須条件です。

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第59回 午後第23問✓ 正解
運動制御における内部モデル形成で重要な役割をもつ中枢神経系はどれか。
  1. 1.小脳
  2. 2.中脳
  3. 3.視床下部
  4. 4.大脳皮質
  5. 5.大脳辺縁系

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正答:1 小脳

小脳は運動の学習と適応に必須の器官であり、予測的な内部モデル形成において中枢的な役割を担っています。

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第59回 午後第24問✓ 正解
軽度の片麻痺患者が車椅子から床へ移乗する手順で誤っているのはどれか。
  1. 1.車椅子のブレーキを確認する。
  2. 2.殿部を座面の前方に移動する。
  3. 3.非麻痺側の足部を十分後方に引く。
  4. 4.上体を前傾させて麻痺側の膝を床につく。
  5. 5.床に膝をついた側の殿部を接地させて回転するように着座する。

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正答:4 上体を前傾させて麻痺側の膝を床につく。

片麻痺患者の安全な移乗には、非麻痺側(健側)の強い筋力を活用することが重須です。

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第59回 午後第33問✓ 正解
Brunnstrom法ステージⅣの判定基準で正しいのはどれか。
  1. 1.座位で肩関節90度外転が可能
  2. 2.肘関節伸展位で肩関節90度屈曲し前腕の回内外が可能
  3. 3.手指で対向つまみが可能
  4. 4.座位で下腿部の内外旋が可能
  5. 5.座位で踵接地での足関節背屈が可能

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正答:5 座位で踵接地での足関節背屈が可能

Brunnstrom法ステージⅣは回復中期の段階で、基本的な動作パターンから分離した個別動作が可能になり始める時期です。

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第59回 午後第37問✓ 正解
痙直型脳性麻痺児の陽性徴候はどれか。
  1. 1.運動麻痺
  2. 2.感覚障害
  3. 3.共同運動
  4. 4.筋力低下
  5. 5.巧緻運動障害

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正答:3 共同運動

痙直型脳性麻痺における陽性徴候とは、中枢神経損傷により新たに出現する過剰な神経活動です。

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第59回 午後第39問✓ 正解
寛解期にある多発性硬化症に対する理学療法の禁忌はどれか。
  1. 1.他動的な関節可動域練習
  2. 2.中等度強度の有酸素運動
  3. 3.低強度の筋力増強練習
  4. 4.電気刺激療法
  5. 5.温熱療法

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正答:5 温熱療法

多発性硬化症(MS)患者では、体温上昇により神経伝導障害が悪化し症状が増悪する「ウートフ現象」が起こるため、温熱療法は禁忌です。

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第59回 午後第40問✓ 正解
末梢神経障害による感覚障害に伴う運動失調の治療法で適切でないのはどれか。
  1. 1.重錘負荷
  2. 2.弾性緊縛帯
  3. 3.電気刺激療法
  4. 4.姿勢鏡を用いた立位練習
  5. 5.歩行補助具を用いた歩行練習

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正答:3 電気刺激療法

末梢神経障害による感覚障害では、固有感覚の喪失が運動失調を引き起こします。

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第59回 午後第46問✓ 正解
NICU入室中の低緊張児に対する理学療法で優先順位が低いのはどれか。
  1. 1.装具療法
  2. 2.運動発達指導
  3. 3.呼吸理学療法
  4. 4.ポジショニング
  5. 5.保護者への育児指導

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正答:1 装具療法

NICU入室中の低緊張児に対しては、生命維持管理と発達支援が最優先です。

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第58回 午前第12問✓ 正解
5歳6か月の男児。脳性麻痺。歩行補助具を用いず屋外歩行が可能であるが、階段昇降時は手すりを必要とする。GMFCSのレベルはどれか。
  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.
  4. 4.
  5. 5.

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正答:2 Ⅱ

GMFCS(粗大運動能力分類システム)は脳性麻痺児の粗大運動を5段階で分類する。

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第58回 午前第35問✓ 正解
脊髄損傷で異所性化骨の好発部位はどれか。
  1. 1.肩関節
  2. 2.肘関節
  3. 3.手関節
  4. 4.股関節
  5. 5.足関節

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正答:4 股関節

脊髄損傷後の異所性化骨(異所性骨化)は、麻痺域の大関節周囲に生じやすく、股関節が最も好発します。

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第58回 午前第42問✓ 正解
摂食嚥下障害の病態と手技の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.鼻咽腔の閉鎖不全 ── Shaker(シャキア)法
  2. 2.梨状窩の食物残留 ── うなずき嚥下
  3. 3.喉頭蓋谷の食物残留 ── 横向き嚥下
  4. 4.食道入口部の開大不全 ── Mendelsohn 手技
  5. 5.舌骨上筋群の筋力低下 ── 輪状咽頭筋バルーン拡張法

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正答:4 食道入口部の開大不全 ── Mendelsohn 手技

Mendelsohn(メンデルゾーン)手技は嚥下時の喉頭挙上を意識的に延長・保持させる手技で、食道入口部(上部食道括約筋)の開大を促進します。

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第58回 午前第45問✓ 正解
Guillain-Barré症候群の治療で正しいのはどれか。
  1. 1.ステロイド投与が第一選択である。
  2. 2.筋力低下の進行期には関節可動域練習より筋力増強運動を優先する。
  3. 3.人工呼吸管理の場合、早期から胸郭ストレッチを行う。
  4. 4.筋力低下の進行が停止すれば、早期から漸増抵抗運動を開始する。
  5. 5.約半数が発症6か月後の歩行障害に長下肢装具を必要とする。

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正答:3 人工呼吸管理の場合、早期から胸郭ストレッチを行う。

Guillain-Barré症候群(GBS)で人工呼吸管理を要する重症例では、胸郭可動性の低下や呼吸器合併症を防ぐため、早期から胸郭ストレッチや呼吸理学療法を行うことが適切です。

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第58回 午後第17問✓ 正解
44歳の女性。3年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受けた。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的にγグロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。
  1. 1.血清CK値を指標に運動量を調整する。
  2. 2.筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。
  3. 3.筋緊張亢進に対してボツリヌス毒素療法を考慮する。
  4. 4.クリーゼのときには閉塞性換気障害を念頭に入れる。
  5. 5.体温上昇で神経症状が増悪するため環境温に注意する。

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正答:2 筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。

重症筋無力症は神経筋接合部の障害で易疲労性が特徴です。

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第58回 午後第44問✓ 正解
脊髄小脳変性症患者の四つ這いでのバランス練習で最も難易度が高いのはどれか。
  1. 1.一側下肢挙上
  2. 2.一側上肢挙上
  3. 3.対側上下肢挙上
  4. 4.同側上下肢挙上
  5. 5.四つ這い位保持

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正答:4 同側上下肢挙上

脊髄小脳変性症(失調症)患者の四つ這いバランス練習では、支持基底面が最も狭く、重心が支持側から外れやすい肢位ほど難易度が高くなります。

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第58回 午後第82問✓ 正解
脳卒中患者の歩行自立と関連が最も少ないのはどれか。
  1. 1.半側空間無視
  2. 2.両側性片麻痺
  3. 3.深部覚障害
  4. 4.注意障害
  5. 5.失語症

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正答:5 失語症

歩行自立には運動麻痺・感覚・バランス・注意・空間認知が直接関与します。

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第58回 午後第83問✓ 正解
頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄節まで機能残存)の上肢機能で可能なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.小指の外転
  2. 2.母指の内転
  3. 3.手関節の背屈
  4. 4.肘関節の屈曲
  5. 5.中指 DIP 関節の屈曲

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正答:3・4 手関節の背屈 / 肘関節の屈曲

C6レベルまで機能残存では、長橈側手根伸筋(C6)による手関節背屈と、上腕二頭筋・腕橈骨筋(C5〜C6)による肘関節屈曲が可能です。

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第57回 午前第22問✓ 正解
歩行導入初期における運動学習の方法として適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.ハンドリングを行う。
  2. 2.休憩を入れずに練習する。
  3. 3.踵接地の練習を繰り返し行う。
  4. 4.後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。
  5. 5.フィードバックを与える頻度は少なくする。

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正答:1・3 ハンドリングを行う。 / 踵接地の練習を繰り返し行う。

歩行導入初期の運動学習として適切なものを選びます。

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第57回 午前第40問✓ 正解
脳卒中後のPusher現象について誤っているのはどれか。
  1. 1.右半球損傷に多い。
  2. 2.垂直判断の障害が関係する。
  3. 3.身体軸が非麻痺側に傾斜する。
  4. 4.座位だけでなく立位でも認められる。
  5. 5.端座位で体幹を正中位に近づけると非麻痺側の股関節が外旋する。

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正答:3 身体軸が非麻痺側に傾斜する。

Pusher現象は身体が麻痺側へ傾斜し、非麻痺側上下肢で床を押して麻痺側へ倒れようとする状態です。

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第57回 午前第42問✓ 正解
急性期の肩手症候群への理学療法として正しいのはどれか。
  1. 1.CI療法
  2. 2.Codman体操
  3. 3.肩関節周囲筋の再教育
  4. 4.BFOによる良肢位の保持
  5. 5.肩関節周囲筋の積極的な他動伸張運動

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正答:3 肩関節周囲筋の再教育

肩手症候群(CRPS)急性期は疼痛・腫脹が強く、過度な刺激は症状を増悪させます。

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第57回 午前第44問✓ 正解
脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難なのはどれか。
  1. 1.自動車の運転
  2. 2.車椅子のキャスター上げ
  3. 3.車椅子で5cmの段差昇降
  4. 4.床面から車椅子への乗り移り
  5. 5.ベッドから車椅子までの側方移乗

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正答:4 床面から車椅子への乗り移り

C7まで機能残存の脊髄損傷では、上腕三頭筋が働きプッシュアップが可能になり多くのADLが自立します。

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第57回 午前第48問✓ 正解
認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。
  1. 1.肯定語で指示する。
  2. 2.患者のペースに合わせる。
  3. 3.同じ動作を繰り返し実施する。
  4. 4.運動を拒否しても説得して行う。
  5. 5.日常慣れ親しんだ動作を利用する。

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正答:4 運動を拒否しても説得して行う。

認知症患者では本人の意思や安心感を尊重した関わりが基本です。

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第57回 午後第15問✓ 正解
6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
  1. 1.靴型装具を使用する。
  2. 2.短下肢装具と杖を併用する。
  3. 3.短下肢装具のみを使用する。
  4. 4.長下肢装具と杖を併用する。
  5. 5.骨盤帯付き長下肢装具と歩行器を併用する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・3 短下肢装具と杖を併用する。 / 短下肢装具のみを使用する。

二分脊椎で機能残存レベルが第4腰髄(L4)の場合、股関節屈曲・内転と膝伸展(大腿四頭筋)が保たれ、足関節背屈も一部可能です。

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第57回 午後第39問✓ 正解
視覚の代償を利用する運動療法はどれか。
  1. 1.PNF
  2. 2.緊縛帯法
  3. 3.重り負荷法
  4. 4.Frenkel体操
  5. 5.不安定板を用いた練習

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 Frenkel体操

Frenkel体操は、視覚で自分の四肢の動きを確認しながら反復して運動を行うことで、深部感覚障害(脊髄癆など)による失調を視覚で代償・再学習する運動療法です。

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第57回 午後第42問✓ 正解
脳卒中片麻痺の理学療法で正しいのはどれか。
  1. 1.装具は機能回復を阻害する。
  2. 2.CPMは下肢の分離運動を促通する。
  3. 3.立位練習は装具が完成してから開始する。
  4. 4.トレッドミル歩行練習で歩行速度が向上する。
  5. 5.歩行練習は座位保持が可能になってから開始する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 トレッドミル歩行練習で歩行速度が向上する。

脳卒中片麻痺に対するトレッドミル歩行練習は、課題特異的な反復練習により歩行速度・持久力の向上に有効であることが示されています。

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第57回 午後第83問✓ 正解
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.発汗
  2. 2.頻脈
  3. 3.高血圧
  4. 4.低血糖
  5. 5.四肢の疼痛

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1・3 発汗 / 高血圧

自律神経過反射(自律神経過緊張反射)は、T6以上の脊髄損傷で膀胱充満・便塞などの刺激により交感神経が過剰に興奮して起こります。

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第56回 午前第34問✓ 正解
病巣と症状の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.延髄背外側 ——— 片麻痺
  2. 2.内包前脚 ———— 感覚障害
  3. 3.前頭葉 ———— 半側空間無視
  4. 4.歯状核 ———— 協調運動障害
  5. 5.視床 ———— 嚥下障害

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正答:4 歯状核 ———— 協調運動障害

歯状核は小脳の出力核であり、その障害は協調運動障害(運動失調・測定異常など)をきたします。

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第56回 午後第19問✓ 正解
74歳の女性。6か月前に左被殻出血を発症して、軽度の右片麻痺を呈している。くしを歯ブラシのように使おうとしたり、スプーンの柄に食物を乗せようとする行動がみられた。この患者の症状はどれか。
  1. 1.観念失行
  2. 2.構成失行
  3. 3.着衣失行
  4. 4.観念運動失行
  5. 5.肢節運動失行

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 観念失行

くしを歯ブラシのように使う・スプーンの柄に食物を乗せようとするのは、道具の用途・使用目的そのものが障害された状態で、観念失行に該当します。

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第56回 午後第30問✓ 正解
歩行障害とその原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.frozen gait ─── 小脳性運動失調
  2. 2.scissors gait ─── パーキンソニズム
  3. 3.steppage gait ─── 総腓骨神経麻痺
  4. 4.waddling gait ─── 下肢帯の筋力低下
  5. 5.wide-based gait ─── 両下肢の痙縮

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3・4 steppage gait ─── 総腓骨神経麻痺 / waddling gait ─── 下肢帯の筋力低下

steppage gait(鶏歩)は総腓骨神経麻痺による下垂足で、足先が垂れるため膝を高く挙げて歩く。

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第56回 午後第33問✓ 正解
脳血管障害の片麻痺について正しいのはどれか。
  1. 1.四肢の遠位部と比べて四肢の近位部の回復が遅れることが多い。
  2. 2.上肢の麻痺と比べて下肢の麻痺の回復が遅れることが多い。
  3. 3.上肢に痙縮があると肘関節が屈曲することが多い。
  4. 4.共同運動が出現した後に連合反応が出現する。
  5. 5.発症直後は筋緊張が高まることが多い。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 上肢に痙縮があると肘関節が屈曲することが多い。

脳卒中片麻痺の上肢痙縮では屈筋優位となり、典型的に肩内転・肘屈曲・前腕回内・手指屈曲のパターン(Wernicke-Mann肢位の上肢)を呈する。

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第56回 午後第63問✓ 正解
伸張反射について誤っているのはどれか。
  1. 1.筋紡錘が筋の長さを検知する。
  2. 2.痙縮では伸張反射が低下する。
  3. 3.伸張反射は単シナプス反射である。
  4. 4.Ⅰa群神経線維はα運動神経に結合する。
  5. 5.錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す。

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正答:2 痙縮では伸張反射が低下する。

設問は「誤っているもの」を問うています。

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第56回 午後第82問✓ 正解
左小脳半球梗塞で生じやすい症状はどれか。
  1. 1.右半身感覚障害
  2. 2.右上下肢失調症
  3. 3.左片麻痺
  4. 4.聴覚障害
  5. 5.構音障害

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正答:5 構音障害

左小脳半球の梗塞では、同側(左)の四肢の運動失調や、小脳性の構音障害(断綴性・酩酊様言語)が生じます。

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第55回 午前第82問✓ 正解
脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.黒質 ─── 感覚障害
  2. 2.視床 ─── 嗅覚障害
  3. 3.赤核 ─── 摂食嚥下障害
  4. 4.線条体 ─── 不随意運動
  5. 5.扁桃体 ─── 筋緊張異常

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正答:4 線条体 ─── 不随意運動

線条体(被殻・尾状核)は大脳基底核の入力部で、障害されると舞踏運動などの不随意運動を生じます(ハンチントン病が代表)。

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第55回 午後第34問✓ 正解
多系統萎縮症に含まれるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.Shy-Drager症候群
  2. 2.進行性核上性麻痺
  3. 3.Friedreich失調症
  4. 4.大脳皮質基底核変性症
  5. 5.オリーブ橋小脳萎縮症

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正答:1・5 Shy-Drager症候群 / オリーブ橋小脳萎縮症

多系統萎縮症(MSA)は線条体黒質変性症(パーキンソニズム優位=MSA-P)、オリーブ橋小脳萎縮症(小脳失調優位=MSA-C)、Shy-Drager症候群(自律神経障害優位)を含む変性疾患の総称です。

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第55回 午後第97問✓ 正解
統合失調症において予後が良いのはどれか。
  1. 1.男性
  2. 2.若年での発症
  3. 3.潜行性の発症
  4. 4.強い陰性症状の存在
  5. 5.明らかな発症誘因の存在

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正答:5 明らかな発症誘因の存在

統合失調症は明らかな発症誘因(ストレス因子)があり急性に発症した症例ほど予後が良好とされます。

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第54回 午後第43問✓ 正解
左延髄外側症候群で正しいのはどれか。
  1. 1.右Horner徴候
  2. 2.右角膜反射低下
  3. 3.右上下肢の運動失調
  4. 4.右上下肢の温痛覚障害
  5. 5.右上下肢の深部感覚障害

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正答:4 右上下肢の温痛覚障害

延髄外側症候群(Wallenberg症候群)では外側脊髄視床路が障害され、病巣と反対側(左病巣なら右)の上下肢に温痛覚障害が生じます。

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第53回 午前第100問✓ 正解
親しい人間関係を構築できず、奇異な考え方や風変わりな行動が継続してみられ、パーソナリティ障害を指摘された。最も考えられるのはどれか。
  1. 1.演技性パーソナリティ障害
  2. 2.依存性パーソナリティ障害
  3. 3.統合失調型パーソナリティ障害
  4. 4.猜疑性〈妄想性〉パーソナリティ障害
  5. 5.シゾイド〈統合失調質〉パーソナリティ障害

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正答:3 統合失調型パーソナリティ障害

親密な人間関係を築けず、奇異な信念・風変わりな考え方や行動が持続するのが特徴的なのは統合失調型パーソナリティ障害です。

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第53回 午後第29問✓ 正解
内頸動脈系と比べて椎骨脳底動脈系の血流障害でみられやすいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.複視
  2. 2.運動失調
  3. 3.Broca失語
  4. 4.一過性黒内障
  5. 5.半側空間無視

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正答:1・2 複視 / 運動失調

椎骨脳底動脈系は脳幹・小脳・後頭葉を灌流します。

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第53回 午後第33問✓ 正解
肘関節屈曲位から伸展方向へ他動的に動かしたときに、可動域の全範囲にわたり抵抗感が感じられたが、運動は容易であった。MAS〈modified Ashworth scale〉における筋緊張のレベルはどれか。
  1. 1.0
  2. 2.1
  3. 3.1+
  4. 4.2
  5. 5.3

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正答:4 2

modified Ashworth scale(MAS)はグレード0〜4で痙縮を評価します。

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第49回 午前第8問✓ 正解
45歳の女性。脊髄小脳変性症。ADLは自立している。独歩は可能で、会社へは電車で通勤している。最近ふらつきが多くなり、ときに転倒することがあるという。この患者に指導する内容として適切なのはどれか。
  1. 1.背臥位でのストレッチ
  2. 2.眼球運動による前庭刺激運動
  3. 3.立位での下肢筋力増強
  4. 4.外的リズムに合わせた平地歩行
  5. 5.T字杖を使用した応用歩行

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正答:3 立位での下肢筋力増強

脊髄小脳変性症で歩行が自立し就労も継続できている軽症期です。

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第49回 午前第27問✓ 正解
Parkinson病のすくみ足を改善させる方法はどれか。
  1. 1.足下を注視する。
  2. 2.体幹を屈曲する。
  3. 3.踵を持ち上げる。
  4. 4.一歩目を小さく前に出す。
  5. 5.床に引かれた横線をまたぐ。

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正答:5 床に引かれた横線をまたぐ。

Parkinson病のすくみ足には外的手がかり(キューイング)が有効です。

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第49回 午後第27問✓ 正解
再燃を繰り返している多発性硬化症患者において、ステロイドパルス療法後に介助での座位が可能となり、理学療法が開始された。適切なのはどれか。
  1. 1.スクワット運動を行う。
  2. 2.座位バランスの安定化を促す。
  3. 3.自主練習として伝い歩きを指導する。
  4. 4.疼痛を伴うときには温熱療法を行う。
  5. 5.重錘を用いた筋力トレーニングを行う。

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正答:2 座位バランスの安定化を促す。

再燃を繰り返す多発性硬化症で、ステロイドパルス療法後にようやく「介助での座位」が可能になった段階です。

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第49回 午後第28問✓ 正解
眼振がみられる患者の体幹筋の協調運動障害に適応となるのはどれか。
  1. 1.Epley法
  2. 2.Klapp体操
  3. 3.Böhler体操
  4. 4.Frenkel体操
  5. 5.rhythmic stabilization

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正答:5 rhythmic stabilization

眼振がみられる=小脳性あるいは前庭性の失調が示唆されます。

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第48回 午前第11問✓ 正解
60歳の男性。10年前にParkinson病と診断された。日常生活は自立している。すくみ足のため自宅で頻回に転倒するようになった。この患者に対する指導で適切なのはどれか。
  1. 1.スリッパを履くよう勧める。
  2. 2.足関節に重錘バンドを装着する。
  3. 3.T字杖歩行を指導する。
  4. 4.車椅子での移動を指導する。
  5. 5.自宅での手すり設置の場所を指導する。

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正答:5 自宅での手すり設置の場所を指導する。

日常生活が自立しているHoehn-Yahr Ⅲ相当の患者で、すくみ足による転倒が頻回に起きています。

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第48回 午前第18問✓ 正解
70歳の女性。脳梗塞による右片麻痺。発症後5か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅢ。金属支柱付き短下肢装具とT字杖とで病院内歩行が自立した。退院に向けたADL指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.屋内では短下肢装具を使用しない。
  2. 2.浴槽への出入りは座位移動で行う。
  3. 3.自宅トイレに手すりを設置する。
  4. 4.ズボンは立位のまま着脱する。
  5. 5.洗顔は立位で行う。

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正答:2・3 浴槽への出入りは座位移動で行う。 / 自宅トイレに手すりを設置する。

Brunnstrom法ステージが上肢・手指・下肢ともにⅢ(共同運動が出現する段階)で、金属支柱付き短下肢装具とT字杖で院内歩行が自立しているレベルです。

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第48回 午前第34問✓ 正解
脊髄完全損傷の機能残存レベルと到達可能なADLの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.C4 ― ジョイスティック付電動車椅子走行
  2. 2.C5 ― ズボンの着脱
  3. 3.C7 ― 自助具を用いての整容動作
  4. 4.T1 ― 自動車への移乗
  5. 5.T10 ― 短下肢装具を用いての歩行

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正答:3・4 C7 ― 自助具を用いての整容動作 / T1 ― 自動車への移乗

C7では上腕三頭筋が機能し肘伸展によるプッシュアップが可能となるため、自助具(万能カフなど)を用いた整容動作は自立します。

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第48回 午前第36問✓ 正解
伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。
  1. 1.閉脚立位
  2. 2.片膝立ち位
  3. 3.四つ這い位
  4. 4.タンデム肢位
  5. 5.踵接地でのしゃがみ位

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正答:4 タンデム肢位

タンデム肢位(継ぎ足立位:一方の踵をもう一方のつま先に接して縦に並べる)は支持基底面の左右幅が最小になる立位課題です。

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第48回 午前第38問✓ 正解
軸索変性型のGuillain-Barré症候群で適切なのはどれか。
  1. 1.発症後1週間経過すれば高負荷の訓練は可能である。
  2. 2.γ-グロブリン大量療法中に運動療法は行わない。
  3. 3.下垂足に対して軽量の短下肢装具を作製する。
  4. 4.手内筋麻痺は3か月以内で回復する。
  5. 5.発症後6か月間で症状は固定する。

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正答:3 下垂足に対して軽量の短下肢装具を作製する。

軸索変性型のGuillain-Barré症候群(AMAN/AMSANなど)は脱髄型に比べ回復が遅く、麻痺が長期に残存します。

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第48回 午前第40問✓ 正解
小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。
  1. 1.先天性内反足 ― 徒手矯正
  2. 2.二分脊椎 ― 移動動作訓練
  3. 3.発育性(先天性)股関節脱臼 ― トロント装具装着
  4. 4.Perthes病 ― 患部の等張性筋力増強
  5. 5.Down症 ― 床上座位移動練習(シャフリング)

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正答:2 二分脊椎 ― 移動動作訓練

二分脊椎では損傷レベルに応じた下肢麻痺・感覚障害・膀胱直腸障害が生じるため、装具や車椅子を用いた移動動作訓練が理学療法の中心となります。

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第48回 午後第33問✓ 正解
脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で食道入口部を広げる効果があるのはどれか。
  1. 1.舌の運動
  2. 2.発音の練習
  3. 3.Shaker(シャキア)法
  4. 4.喉のアイスマッサージ
  5. 5.顔面頸部のマッサージ

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正答:3 Shaker(シャキア)法

Shaker法(頭部挙上訓練)は背臥位で肩を床につけたまま足の先を見るように頭部だけを挙上する運動で、舌骨上筋群(顎二腹筋・オトガイ舌骨筋など)を強化します。

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