PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

整形外科学 の一問一答

「整形外科学」の過去問から作った一問一答、全60問1問ずつ出るので、答えだと思う選択肢をタップ→正誤判定と正答・解説が出たら「次へ」で次の問題へ。ぜんぶ正解で100%にできるか挑戦しよう。進捗はこの端末に自動保存されます(まとめて見たいときは「一覧で見る」)。

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第60回 午前第27問✓ 正解
スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。
  1. 1.遠位指節間関節
  2. 2.遠位橈尺関節
  3. 3.近位指節間関節
  4. 4.手根中手関節
  5. 5.中手指節間関節

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 近位指節間関節

スワンネック変形は、PIP関節(近位指節間関節)が過伸展し、DIP関節(遠位指節間関節)が屈曲する変形で、白鳥の首のような形状を呈する。

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第60回 午前第41問✓ 正解
前十字靱帯損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.単独損傷が8割以上である。
  2. 2.Lachman testが陽性となる。
  3. 3.再建術は受傷後1年以降が推奨されている。
  4. 4.受傷前レベルへのスポーツ復帰率は9割以上である。
  5. 5.ハムストリングスの収縮により損傷部位の緊張は低下する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2・5 Lachman testが陽性となる。 / ハムストリングスの収縮により損傷部位の緊張は低下する。

前十字靱帯〈ACL〉は脛骨の前方移動を制動する。

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第60回 午前第84問✓ 正解
関節リウマチの Steinbrocker のステージⅣの特徴はどれか。
  1. 1.腱鞘炎
  2. 2.関節強直
  3. 3.骨粗鬆症
  4. 4.軟骨下骨の破壊
  5. 5.関節周囲の筋萎縮

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 関節強直

Steinbrocker分類は関節リウマチの病期分類で、ステージⅣ(末期)では軟骨・骨の破壊が進み、線維性または骨性の関節強直に至ります。

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第60回 午前第86問✓ 正解
末梢神経伝導検査が診断に有用なのはどれか。
  1. 1.Parkinson病
  2. 2.手根管症候群
  3. 3.多系統萎縮症
  4. 4.筋ジストロフィー
  5. 5.閉塞性動脈硬化症

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 手根管症候群

末梢神経伝導検査は末梢神経の障害部位や程度を評価する検査で、正中神経が手首で絞扼される手根管症候群の診断に有用です。

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第60回 午前第89問✓ 正解
肘離断性骨軟骨炎で誤っているのはどれか。
  1. 1.10〜20代に多い。
  2. 2.投球を伴うスポーツで多い。
  3. 3.初期では保存療法が第一選択である。
  4. 4.超音波画像は初期診断に有用である。
  5. 5.学童期の野球選手の有病率は20〜30%である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 学童期の野球選手の有病率は20〜30%である。

肘離断性骨軟骨炎は上腕骨小頭に好発する野球肘の一型です。

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第60回 午前第90問✓ 正解
肩関節周囲炎で正しいのはどれか。
  1. 1.若年者に多い。
  2. 2.予後不良である。
  3. 3.感染性疾患である。
  4. 4.結髪動作が困難になる。
  5. 5.手術療法が優先される。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 結髪動作が困難になる。

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)は中高年に好発し、肩の疼痛と可動域制限をきたします。

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第60回 午前第94問✓ 正解
成人の熱傷で正しいのはどれか。
  1. 1.化学損傷には洗浄は避ける。
  2. 2.重症熱傷では蛋白質の異化は低下する。
  3. 3.受傷後早期には創傷被覆材は使用しない。
  4. 4.Ⅱ度20%の熱傷には初期輸液が行われる。
  5. 5.広範囲熱傷の壊死組織に対して早期手術は行わない。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 Ⅱ度20%の熱傷には初期輸液が行われる。

広範囲熱傷では血漿成分の漏出により循環血液量が減少するため、初期輸液(細胞外液補充)が必須です。

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第60回 午後第2問✓ 正解
6歳の男児。右股関節痛を訴えている。単純エックス線写真(別冊No. 1)を別に示す。疑うべき疾患はどれか。
  1. 1.Perthes病
  2. 2.大腿骨頭壊死症
  3. 3.大腿骨頭すべり症
  4. 4.単純性股関節炎
  5. 5.発育性股関節形成不全

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 Perthes病

6歳男児・股関節痛で、エックス線像では右大腿骨頭の扁平化・骨頭骨端核の硬化(濃度上昇)と分節化がみられます。

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第60回 午後第33問✓ 正解
原発性骨粗鬆症の診断基準に含まれる脆弱性骨折の部位はどれか。
  1. 1.椎体
  2. 2.上腕骨遠位部
  3. 3.橈骨近位部
  4. 4.大腿骨遠位部
  5. 5.距骨

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正答:1 椎体

原発性骨粗鬆症の診断基準における脆弱性骨折の代表部位は椎体と大腿骨近位部です。

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第60回 午後第89問✓ 正解
女性に有病率の高い疾患はどれか。
  1. 1.関節リウマチ
  2. 2.強直性脊椎炎
  3. 3.大腿骨頭すべり症
  4. 4.特発性大腿骨頭壊死
  5. 5.腰椎椎間板ヘルニア

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正答:1 関節リウマチ

関節リウマチは自己免疫性の慢性多発関節炎で、女性に圧倒的に多い疾患です(男女比はおよそ1:3〜4)。

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第60回 午後第90問✓ 正解
腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
  1. 1.小児期に多く発生する。
  2. 2.膀胱直腸障害は生じない。
  3. 3.人口の約15%が罹患する。
  4. 4.Myerson徴候は陽性である。
  5. 5.脱出髄核は吸収されることがある。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 脱出髄核は吸収されることがある。

腰椎椎間板ヘルニアでは、脱出した髄核がマクロファージによる貪食・自然退縮で吸収され、症状が自然軽快することがあります。

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第59回 午前第13問✓ 正解
36歳の男性。1週前、バイク運転中に転倒し左前腕を打撲した。その後、徐々に左手指の伸展が困難になった。左上肢のMMTは肘関節屈曲が5、前腕回外が2、手関節屈曲が4、手関節伸展が4、手指伸展が1。左上肢の感覚障害は認めない。針筋電図検査では回外筋、総指伸筋および長母指伸筋で安静時に脱神経電位を認めた。障害されている神経はどれか。
  1. 1.尺骨神経
  2. 2.正中神経
  3. 3.橈骨神経
  4. 4.後骨間神経
  5. 5.前骨間神経

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 後骨間神経

後骨間神経は橈骨神経の深枝で、前腕の回外筋・総指伸筋・長母指伸筋を支配します。

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第59回 午前第31問✓ 正解
変形性股関節症でみられるのはどれか。
  1. 1.Tinel 徴候
  2. 2.Froment 徴候
  3. 3.Romberg 徴候
  4. 4.Lhermitte 徴候
  5. 5.Trendelenburg 徴候

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正答:5 Trendelenburg 徴候

変形性股関節症により股関節外転筋(特に中殿筋)の筋力低下が生じると、立位時に骨盤が患側に傾斜するTrendelenburg 徴候が出現します。

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第59回 午前第36問✓ 正解
熱傷部位の皮膚で正しいのはどれか。
  1. 1.壊死組織は赤色を呈する。
  2. 2.Ⅲ度熱傷は汗腺まで達しない。
  3. 3.Ⅰ度熱傷部位は植皮術を要する。
  4. 4.感染を伴うと植皮の生着が阻害される。
  5. 5.植皮後は知覚が回復してから運動を開始する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 感染を伴うと植皮の生着が阻害される。

熱傷部位の感染は、肉芽形成を障害し植皮床の血行を悪化させるため、植皮の生着率を低下させます。

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第59回 午前第90問✓ 正解
骨粗鬆症で正しいのはどれか。
  1. 1.女性より男性に多い。
  2. 2.遺伝的要因は影響しない。
  3. 3.続発性より原発性が多い。
  4. 4.骨折は大腿骨近位部が最も多い。
  5. 5.日本の患者数は約100万人である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 続発性より原発性が多い。

骨粗鬆症は原発性(一次性)が全体の90%以上を占め、続発性(二次性)は10%未満です。

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第59回 午前第92問✓ 正解
手根管症候群でみられる症候はどれか。
  1. 1.下垂手
  2. 2.骨間筋の萎縮
  3. 3.小指のしびれ
  4. 4.母指球筋の萎縮
  5. 5.Guyon管のTinel徴候陽性

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正答:4 母指球筋の萎縮

手根管症候群は正中神経の圧迫により生じ、母指球筋(短母指外転筋、短母指屈筋)の萎縮と、母指・示指~環指のしびれが典型的な症候です。

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第59回 午後第49問✓ 正解
骨折の名称と部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.Cotton骨折 ─────── 大腿骨
  2. 2.Dupuytren骨折 ────── 第1中手骨
  3. 3.Galeazzi骨折 ────── 橈骨
  4. 4.Jefferson骨折 ────── 環椎
  5. 5.Straddle骨折 ────── 上腕骨

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3・4 Galeazzi骨折 ────── 橈骨 / Jefferson骨折 ────── 環椎

骨折の名称は部位によって固有の名称が付けられており、正しい対応を理解することが重要です。

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第59回 午後第88問✓ 正解
変形性股関節症で正しいのはどれか。
  1. 1.発症は遺伝の影響を受けない。
  2. 2.有病率は女性より男性が高い。
  3. 3.一次性の頻度は二次性より高い。
  4. 4.変形性膝関節症の合併リスクは低い。
  5. 5.重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 重量物作業を伴う職業は発症のリスク要因である。

変形性股関節症の発症には、遺伝素因、性別(女性が高い)、肥満、過度な負荷などの複数のリスク要因が関与します。

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第59回 午後第89問✓ 正解
後縦靱帯骨化症で正しいのはどれか。
  1. 1.日本人より欧米人に多い。
  2. 2.腰椎部に最も多く発生する。
  3. 3.進行すれば痙性麻痺を生じる。
  4. 4.発症は遺伝の影響を受けない。
  5. 5.有病率は男性より女性が高い。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 進行すれば痙性麻痺を生じる。

後縦靱帯骨化症(OPLL)は脊髄圧迫により進行性の脊髄症を引き起こし、痙性麻痺(上位運動ニューロン障害)が生じる典型的な症状である。

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第59回 午後第90問✓ 正解
骨粗鬆症の危険因子で誤っているのはどれか。
  1. 1.長期の臥床
  2. 2.ビタミンAの不足
  3. 3.エストロゲンの減少
  4. 4.原発性副甲状腺機能亢進症
  5. 5.副腎皮質ステロイドの長期投与

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正答:2 ビタミンAの不足

ビタミンAの不足は骨粗鬆症の危険因子ではなく、むしろ過剰摂取が骨粗鬆症を悪化させることが知られています。

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第59回 午後第94問✓ 正解
転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
  1. 1.頭蓋骨に好発する。
  2. 2.前立腺癌では溶骨性転移が多い。
  3. 3.高率に低カルシウム血症をきたす。
  4. 4.痛みには温熱療法が第一選択となる。
  5. 5.造骨性の骨転移では病的骨折は少ない。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 造骨性の骨転移では病的骨折は少ない。

造骨性転移は骨形成が亢進し骨密度が増加するため、溶骨性転移と比較して病的骨折のリスクが低い。

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第59回 午後第95問✓ 正解
広範囲熱傷の病態と急性期治療で誤っているのはどれか。
  1. 1.高血糖になる。
  2. 2.全身浮腫を生じる。
  3. 3.輸液量を制限する。
  4. 4.基礎代謝量は増加する。
  5. 5.高蛋白の栄養療法にする。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 輸液量を制限する。

広範囲熱傷の急性期では、毛細血管透過性が著しく亢進し大量の体液喪失が起こるため、むしろ積極的な輸液療法(例:パークランド式)が必要であり、輸液量を制限することは誤りです。

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第58回 午前第10問✓ 正解
60歳の女性。図のような状態で右中指の使いづらさを訴え受診した。自動関節可動域角度は、DIP屈曲45°、伸展30°、PIP屈曲90°、伸展-45°、MP屈曲80°、伸展0°であった。この指の変形はどれか。
  1. 1.Z変形
  2. 2.鉤爪変形
  3. 3.ボタン穴変形
  4. 4.Krukenberg変形
  5. 5.スワンネック変形

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正答:3 ボタン穴変形

図とROM所見から、PIP関節が屈曲(伸展-45°)・DIP関節が伸展(過伸展)位をとっている。

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第58回 午前第36問✓ 正解
2010年に定められたアメリカリウマチ学会とヨーロッパリウマチ学会との合同による関節リウマチ分類基準に含まれないのはどれか。
  1. 1.炎症反応
  2. 2.自己抗体
  3. 3.罹患期間
  4. 4.朝のこわばり
  5. 5.腫脹または圧痛のある関節数

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正答:4 朝のこわばり

2010年ACR/EULAR関節リウマチ分類基準は、①罹患関節数、②血清学的検査(リウマトイド因子・抗CCP抗体)、③急性期反応物質(CRP・赤沈)、④症状の持続期間の4項目で構成されます。

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第58回 午前第43問✓ 正解
アキレス腱周囲炎で正しいのはどれか。
  1. 1.男性に多い。
  2. 2.手術療法が第一選択となる。
  3. 3.成人よりも小児で多くみられる。
  4. 4.Thompsonテストが陽性となる。
  5. 5.つま先部を高くした足底板が有効である。

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正答:1 男性に多い。

アキレス腱周囲炎はランニングなどの繰り返し負荷(オーバーユース)で生じ、男性に多くみられます。

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第58回 午前第88問✓ 正解
Perthes病で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.女児に多い。
  2. 2.外傷が誘因となる。
  3. 3.片側性の発症が多い。
  4. 4.12歳以降に好発する。
  5. 5.大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3・5 片側性の発症が多い。 / 大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。

Perthes病は小児の大腿骨頭への血行障害による阻血性壊死です。

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第58回 午前第89問✓ 正解
Colles骨折で正しいのはどれか。
  1. 1.成人より小児に多い。
  2. 2.尺骨遠位端の骨折である。
  3. 3.遠位骨片は掌側に転位する。
  4. 4.合併症に正中神経損傷がある。
  5. 5.骨折の分類にはGarden分類が用いられる。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 合併症に正中神経損傷がある。

Colles骨折は橈骨遠位端が背側転位する骨折で、転位した骨片や腫脹により正中神経が圧迫され、手根管症候群様の症状を合併することがあります。

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第58回 午後第9問✓ 正解
図のような所見において考えられるのはどれか。
  1. 1.仙腸関節機能不全
  2. 2.右股関節脱臼
  3. 3.右膝蓋骨脱臼
  4. 4.右半月板損傷
  5. 5.右後十字靱帯損傷

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 右股関節脱臼

図では膝を立てた背臥位で、右膝の高さが左より低くなっています(大腿が短く見える)。

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第58回 午後第32問✓ 正解
骨壊死を合併しやすい骨折はどれか。
  1. 1.鎖骨遠位部骨折
  2. 2.上腕骨外科頸骨折
  3. 3.中手骨骨幹部骨折
  4. 4.大腿骨頸部骨折
  5. 5.膝蓋骨骨折

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 大腿骨頸部骨折

骨壊死は、骨折部の血行が遮断されやすい部位で生じます。

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第58回 午後第35問✓ 正解
広範囲Ⅲ度熱傷の受傷後12時間以内に生じやすいのはどれか。
  1. 1.集中治療室獲得性筋力低下〈ICU-AW〉
  2. 2.骨化性筋炎
  3. 3.肥厚性瘢痕
  4. 4.関節拘縮
  5. 5.浮腫

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 浮腫

広範囲Ⅲ度熱傷では、受傷直後から血管透過性が亢進し血漿成分が血管外へ漏出するため、受傷後12時間以内(特に最初の数時間〜24時間)に著明な浮腫が生じます。

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第58回 午後第42問✓ 正解
腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。
  1. 1.急性期から間欠牽引を行う。
  2. 2.急性期から硬性コルセットを使用する。
  3. 3.急性期の疼痛に対して体操療法を行う。
  4. 4.進行性の筋力低下があれば手術療法を考慮する。
  5. 5.腰への負担を減らすために数か月間のベッド上安静とする。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 進行性の筋力低下があれば手術療法を考慮する。

腰椎椎間板ヘルニアは多くが保存療法で軽快しますが、進行性の筋力低下(麻痺の進行)・膀胱直腸障害・難治性の激しい疼痛がある場合は手術適応となります。

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第58回 午後第88問✓ 正解
関節リウマチで起こりにくいのはどれか。
  1. 1.オペラグラス変形
  2. 2.尺側偏位
  3. 3.スワンネック変形
  4. 4.フォーク状変形
  5. 5.ボタン穴変形

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:4 フォーク状変形

フォーク状変形(食卓フォーク状変形)はColles骨折(橈骨遠位端骨折)にみられる変形であり、関節リウマチの手指変形ではありません。

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第58回 午後第89問✓ 正解
CRPS type Ⅰに分類されるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.幻肢痛
  2. 2.視床痛
  3. 3.肩手症候群
  4. 4.Sudeck骨萎縮
  5. 5.帯状疱疹後神経痛

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3・4 肩手症候群 / Sudeck骨萎縮

CRPS type Ⅰは明らかな神経損傷を伴わない複合性局所疼痛症候群で、旧称の反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)に相当します。

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第58回 午後第91問✓ 正解
手根管症候群の典型的な所見として正しいのはどれか。
  1. 1.猿手
  2. 2.骨間筋の萎縮
  3. 3.前腕回内時の疼痛
  4. 4.Froment徴候陽性
  5. 5.環指尺側から小指の感覚障害

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 猿手

手根管症候群は手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害です。

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第57回 午前第1問✓ 正解
47歳の女性。抗リン脂質抗体症候群の既往がある。右変形性膝関節症に対して高位脛骨骨切り術を3日前に受けた。右大腿部から足部まで発赤を伴う腫脹を認め、Homans徴候陽性である。術後に実施した主な血液検査の結果を表に示す。術後の合併症として考えられるのはどれか。
  1. 1.蜂窩織炎
  2. 2.リンパ浮腫
  3. 3.化膿性関節炎
  4. 4.うっ血性心不全
  5. 5.深部静脈血栓症

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 深部静脈血栓症

下肢手術後に大腿から足部までの発赤・腫脹とHomans徴候陽性を呈し、血液検査でDダイマーが38μg/mL(基準0.0〜1.0)と著明高値です。

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第57回 午前第31問✓ 正解
右大腿骨頭すべり症により Drehmann〈ドレーマン〉徴候陽性の場合、背臥位で右下肢を他動的に屈曲したときに生ずる関節運動で正しいのはどれか。
  1. 1.左股関節が屈曲・外旋する。
  2. 2.左股関節が内転・外旋する。
  3. 3.右股関節が外転・外旋する。
  4. 4.右股関節が外転・内旋する。
  5. 5.右股関節が内転・内旋する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 右股関節が外転・外旋する。

Drehmann徴候は大腿骨頭すべり症で陽性となる所見で、罹患側股関節を他動的に屈曲すると、不随意に外転・外旋してしまう現象です。

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第57回 午前第32問✓ 正解
上腕骨骨幹部骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか。
  1. 1.腋窩神経
  2. 2.筋皮神経
  3. 3.尺骨神経
  4. 4.正中神経
  5. 5.橈骨神経

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:5 橈骨神経

上腕骨骨幹部骨折では、骨幹中下1/3後面の橈骨神経溝を走行する橈骨神経が最も損傷されやすく、下垂手(手関節背屈不能)を生じます。

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第57回 午前第41問✓ 正解
スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。
  1. 1.遠位指節間関節
  2. 2.遠位橈尺関節
  3. 3.近位指節間関節
  4. 4.手根中手関節
  5. 5.中手指節間関節

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 近位指節間関節

スワンネック変形は、PIP関節が過伸展・DIP関節が屈曲した「白鳥の首」状の変形です。

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第57回 午前第84問✓ 正解
前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。
  1. 1.感覚は正常である。
  2. 2.尺骨神経の分枝である。
  3. 3.肘部管のTinel徴候が陽性である。
  4. 4.中・環・小指の伸展動作が困難である。
  5. 5.母指と示指のつまみ動作が困難である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:1 感覚は正常である。

前骨間神経・後骨間神経はいずれも純粋な運動神経で、皮膚感覚枝を持ちません。

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第57回 午前第87問✓ 正解
アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
  1. 1.つま先立ちは可能である。
  2. 2.受傷好発年齢は10歳代である。
  3. 3.高齢者では日常活動での受傷が多い。
  4. 4.術直後から患側の足関節可動域訓練を行う。
  5. 5.ステロイド注射はアキレス腱断裂を予防する。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:3 高齢者では日常活動での受傷が多い。

アキレス腱断裂は30〜50歳のスポーツ活動中の受傷が典型ですが、高齢者では腱の変性により日常的な動作でも断裂することがあります。

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第57回 午前第88問✓ 正解
骨形成不全症で正しいのはどれか。
  1. 1.遺伝性疾患ではない。
  2. 2.聴覚障害を合併する。
  3. 3.四肢・体幹の変形は少ない。
  4. 4.骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
  5. 5.出生1,000人あたり1〜2人の割合である。

▼ 答えだと思う選択肢をタップ

正答:2 聴覚障害を合併する。

骨形成不全症はⅠ型コラーゲン異常による遺伝性疾患で、易骨折性に加え青色強膜・難聴(聴覚障害)・歯牙形成不全を合併します。

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第57回 午前第89問✓ 正解
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.男性に多い。
  2. 2.海綿骨の減少を伴う。
  3. 3.喫煙は危険因子である。
  4. 4.低カルシウム血症を伴う。
  5. 5.骨折好発部位は尺骨である。

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正答:2・3 海綿骨の減少を伴う。 / 喫煙は危険因子である。

原発性骨粗鬆症は閉経後女性に多く、海綿骨の減少を特徴とし、喫煙・飲酒・運動不足などが危険因子です。

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第57回 午後第30問✓ 正解
Freiberg病で障害されるのはどれか。
  1. 1.距骨
  2. 2.踵骨
  3. 3.舟状骨
  4. 4.立方骨
  5. 5.第2中足骨

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正答:5 第2中足骨

Freiberg病(フライバーグ病、第2ケーラー病)は第2中足骨頭の骨端症(無腐性骨壊死)で、思春期の女性に好発します。

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第57回 午後第31問✓ 正解
変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.男性に好発する。
  2. 2.一次性の頻度が高い。
  3. 3.起立動作時の痛みが強い。
  4. 4.膝外反変形を生じやすい。
  5. 5.エックス線写真で骨硬化像がみられる。

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正答:2・3・5 一次性の頻度が高い。 / 起立動作時の痛みが強い。 / エックス線写真で骨硬化像がみられる。

変形性膝関節症は中高年女性に好発し、明らかな原因のない一次性が多くを占めます。

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第57回 午後第34問✓ 正解
熱傷について正しいのはどれか。
  1. 1.Ⅰ度熱傷では水疱がみられる。
  2. 2.Ⅲ度熱傷では創底から上皮化が起こる。
  3. 3.深達性Ⅱ度熱傷では痛覚鈍麻がみられる。
  4. 4.浅達性Ⅱ度熱傷では水疱底は蒼白である。
  5. 5.熱傷面積はⅠ、Ⅱ、Ⅲ度すべての面積を合わせて計算する。

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正答:3 深達性Ⅱ度熱傷では痛覚鈍麻がみられる。

深達性Ⅱ度熱傷は真皮深層まで及び、知覚神経終末が障害されるため痛覚が鈍麻します。

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第57回 午後第40問✓ 正解
関節と生じやすい脱臼の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1.胸鎖関節 ――― 後方脱臼
  2. 2.肩関節 ――― 後方脱臼
  3. 3.肘関節 ――― 後方脱臼
  4. 4.股関節 ――― 前方脱臼
  5. 5.足関節 ――― 前方脱臼

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正答:3 肘関節 ――― 後方脱臼

肘関節脱臼は転倒時に手をついた際の過伸展で、前腕骨(尺骨・橈骨)が上腕骨に対して後方へ脱臼する後方脱臼が最も多くみられます。

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第57回 午後第48問✓ 正解
発症が労働衛生環境に関連しないのはどれか。
  1. 1.じん肺
  2. 2.腰痛症
  3. 3.頸肩腕症候群
  4. 4.レイノー症候群
  5. 5.大腿骨頭すべり症

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正答:5 大腿骨頭すべり症

大腿骨頭すべり症は思春期(10〜15歳)の肥満傾向の男児に好発する股関節疾患で、成長期の骨端線の力学的脆弱性が背景にあり、労働衛生環境とは関連しません。

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第57回 午後第86問✓ 正解
高齢者の大腿骨近位部骨折について正しいのはどれか。
  1. 1.男性に多い。
  2. 2.骨転位は稀である。
  3. 3.骨頭壊死は生じない。
  4. 4.認知症は危険因子である。
  5. 5.発生原因は交通事故が最も多い。

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正答:4 認知症は危険因子である。

高齢者の大腿骨近位部骨折は、骨粗鬆症を背景に転倒で生じることがほとんどです。

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第57回 午後第87問✓ 正解
腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。
  1. 1.先天発症が多い。
  2. 2.内反尖足を生じる。
  3. 3.間欠性跛行を生じる。
  4. 4.腰椎前屈で症状が増強する。
  5. 5.下肢の深部腱反射は亢進する。

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正答:3 間欠性跛行を生じる。

腰部脊柱管狭窄症は加齢変性で脊柱管が狭くなり馬尾・神経根が圧迫される疾患で、特徴的症状が間欠性跛行です。

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第56回 午前第7問✓ 正解
78歳の女性。自宅玄関で転倒してから起立歩行不能となり救急搬送された。来院時の単純エックス線画像(別冊No. 2)を別に示す。最も考えられるのはどれか。
  1. 1.股関節脱臼
  2. 2.大腿骨頚部骨折
  3. 3.大腿骨骨頭骨折
  4. 4.大腿骨転子下骨折
  5. 5.大腿骨転子部骨折

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正答:5 大腿骨転子部骨折

高齢女性の転倒後に起立歩行不能となった典型的な大腿骨近位部骨折です。

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第56回 午前第14問✓ 正解
75歳の女性。左膝痛を訴え、関節可動域が伸展-10°、屈曲95°に制限されている。来院時のエックス線写真(別冊No.3)を別に示す。膝関節拘縮に対する治療で正しいのはどれか。
  1. 1.CPMを行う。
  2. 2.大腿を固定して伸張を加える。
  3. 3.疼痛を感じるレベルの矯正力を加える。
  4. 4.動的膝装具は用いない。
  5. 5.連続ギプス法では1日ごとに5°ずつ矯正位を強める。

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正答:2 大腿を固定して伸張を加える。

膝関節拘縮に対する伸張(ストレッチ)では、運動の支点となる近位部(大腿)をしっかり固定し、遠位部(下腿)を動かして伸張力を膝関節に集中させます。

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第56回 午前第15問✓ 正解
45歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。最も疑われる病変部位はどれか。
  1. 1.L1/2
  2. 2.L2/3
  3. 3.L3/4
  4. 4.L4/5
  5. 5.L5/S1

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正答:5 L5/S1

下腿後面から足背外側部にかけての疼痛は、S1神経根の支配領域(デルマトーム)に一致します。

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第56回 午前第16問✓ 正解
45歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。発症から2か月が経過し、足背外側部の疼痛と安静時の腰痛は改善したが、労作時に軽度の腰痛が続いているため再度受診した。理学療法として適切でないのはどれか。
  1. 1.TENS
  2. 2.ホットパック
  3. 3.Williams型装具の装着
  4. 4.体幹筋群の筋力トレーニング
  5. 5.ハムストリングスのストレッチング

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正答:3 Williams型装具の装着

連問の後半で、発症2か月後の慢性期管理を問う問題です。

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第56回 午前第33問✓ 正解
Trendelenburg徴候が生じやすいのはどれか。
  1. 1.変形性股関節症
  2. 2.変形性足関節症
  3. 3.変形性膝関節症
  4. 4.腰椎分離症
  5. 5.腰部脊柱管狭窄症

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正答:1 変形性股関節症

Trendelenburg徴候は中殿筋(股関節外転筋)の機能低下で、患側立脚時に遊脚側の骨盤が下制する現象です。

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第56回 午前第41問✓ 正解
関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。
  1. 1.活動期では関節可動域運動は行わない。
  2. 2.環軸椎亜脱臼では頸椎可動域運動を行う。
  3. 3.関節強直では関節可動域運動を行う。
  4. 4.等尺性運動で筋力を維持する。
  5. 5.ムチランス変形では他動運動を行う。

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正答:4 等尺性運動で筋力を維持する。

関節リウマチの運動療法では、関節への負荷が少ない等尺性運動で筋力を維持するのが基本です。

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第56回 午前第43問✓ 正解
高齢者の転倒で生じやすいのはどれか。
  1. 1.距骨骨折
  2. 2.脛骨骨折
  3. 3.肩甲骨骨折
  4. 4.踵骨骨折
  5. 5.橈骨骨折

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正答:5 橈骨骨折

高齢者は転倒時に手をついて受傷することが多く、橈骨遠位端骨折(Colles骨折)が高頻度です。

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第56回 午前第86問✓ 正解
骨折の名称と部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.Cotton骨折 ─── 大腿骨
  2. 2.Dupuytren骨折 ─── 第1中手骨
  3. 3.Galeazzi骨折 ─── 橈骨
  4. 4.Jefferson骨折 ─── 環椎
  5. 5.Straddle骨折 ─── 上腕骨

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正答:3・4 Galeazzi骨折 ─── 橈骨 / Jefferson骨折 ─── 環椎

人名のついた骨折と部位の組合せの問題です。

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第56回 午後第14問✓ 正解
87歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後2日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 3)を別に示す。正しいのはどれか。
  1. 1.臥床時には股関節を内転位に保つ。
  2. 2.靴下の着脱は股関節外旋位で行う。
  3. 3.術後1週から大腿四頭筋セッティングを開始する。
  4. 4.術後2週から中殿筋の筋力トレーニングを開始する。
  5. 5.術後3か月は免荷とする。

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正答:2 靴下の着脱は股関節外旋位で行う。

後方侵入法による人工骨頭置換術では、脱臼肢位は「屈曲・内転・内旋」です。

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第56回 午後第18問✓ 正解
80歳の女性。夫と2人暮らし。認知症があり、MMSEは13点。自宅にて転倒し、救急搬送され大腿骨頸部骨折と診断されて人工骨頭置換術が行われた。その後、回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、理学療法を開始したが消極的である。理学療法中の患者の訴えへの返答で適切なのはどれか。
  1. 1.患者の訴え「あなたのお名前は?」と繰り返し聞かれた/理学療法士の返答「さっきも答えましたよ」
  2. 2.患者の訴え「今すぐ帰りたい」と繰り返し訴えた/理学療法士の返答「帰りたいのですね」
  3. 3.患者の訴え関節可動域運動中に術部に痛みを訴えた/理学療法士の返答「我慢してください」
  4. 4.患者の訴え「今日はやりたくない」と強く訴えた/理学療法士の返答「やらないと歩けなくなりますよ」
  5. 5.患者の訴え「財布を盗られた」と訴えた/理学療法士の返答「財布は持ってきてはいけませんよ」

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正答:2 患者の訴え「今すぐ帰りたい」と繰り返し訴えた/理学療法士の返答「帰りたいのですね」

認知症患者への対応では、訴えを否定・叱責・説得するのではなく、まず感情を受け止め共感的に応じる(受容・傾聴)のが原則です。

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第56回 午後第86問✓ 正解
一次性の変形性関節症にみられるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.ボタン穴変形
  2. 2.Charcot 関節
  3. 3.Bouchard 結節
  4. 4.Heberden 結節
  5. 5.スワンネック変形

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正答:3・4 Bouchard 結節 / Heberden 結節

一次性(原発性)変形性関節症は明らかな原因疾患なく加齢・力学的負荷で生じます。

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